男一人で歌舞伎座に歌舞伎を観に行ってきた

男一人で東京の銀座にある「歌舞伎座」歌舞伎を観に行きました。

行ったのは、2015年1月です。

日本の伝統芸能の「能」「狂言」は、確か中学生の頃に学校の授業として観に行ったことがあるのですが、歌舞伎はまだ観たことありませんでした。

なので、人生で1度は行ってみたいと思っており、思い立った当日(だったと思う)に急遽チケットをネットから買って行きました。

歌舞伎 壽初春大歌舞伎チケット1等席

買ったチケットです。

「松竹創業120周年 壽初春大歌舞伎 夜の部」「1等席」19,000円なり!

お値段が高い!1等席ですが、12列とまあまあ後ろですし、ど真ん中でもありません。

さすが、上流国民が鑑賞するものだけあります。

いくら入場料の値段を上げても、お客さんがわんさか来るディズニーランドもこのぐらい値段を釣り上げても良いかもしれませんね。上流国民のためのディズニーランド。

まぁ、人生初ですし、そんな歌舞伎を観に行くことはないのでということで買いました。

歌舞伎座 昼

歌舞伎座に到着。

観るのは夜の部ですが、歌舞伎座には、歌舞伎をテーマにした「歌舞伎座ギャラリー」という展示施設があるので、それも観るために昼に行きました。

私が行ったときは、歌舞伎座ギャラリーに「歌舞伎は旅する大使館」という展示があり、歌舞伎の海外展開時の話やスタッフの説明などがあり、勉強になり、楽しかったです。

歌舞伎座 菰樽積み

歌舞伎座の前に、八海山の菰樽が積まれていました。

歌舞伎座 壽初春大歌舞伎 演目

歌舞伎座 壽初春大歌舞伎 演目 夜の部

演目の内容です。

鑑賞する夜の部の演目内容は、

一. 番町皿屋敷

二. 女暫

三. 黒塚

でした。

「番町皿屋敷」は、お菊の幽霊が井戸で「一枚、二枚…」と皿を数える怪談話として有名ですね。

中学生の頃、能・狂言を観に行ったときは、何を話しているのかさっぱりで、演目の内容を理解できなかったので、今回もそうなると楽しさが減ってしまう恐れがあると考え、ばっちり予習していきました。

歌舞伎座の中1

歌舞伎座の入口に入ってすぐの所です。装飾がされていました。

客層はやはり、ご年配が多かったです。

歌舞伎座の中2

舞台。定式幕です。

「永谷園のお茶漬け」を思い浮かべました。

また、予想以上に舞台の横幅が長いように感じました。

歌舞伎座の中3

2階席、3階席。上から観るのも眺めが良さそうです。

そして、演劇の始まり。

同時解説イヤホンガイドを無料で借りられたので、利用してみました。

能や狂言の印象があり、言葉を聞き取れるか心配していましたが、普通に聞き取れる日本語で、また、予習もしていたこともあり、ガイドがなくても良いレベルでした。

イヤホンガイドを聴いていた場合は、せっかくの役者の声が、ガイド音声でかき消されますし、席についている字幕ガイドを見ていた場合は、せっかくの役者の劇を観れなくなってしまいますので、ガイドは、チラ聴き、チラ見する程度が良いと思いました。

「大向う(客席からの掛け声)」も聞こえてきました。

休憩時間、お客さんが弁当など夜ご飯を食べているときに、私は何も食べず、隣の席のおばさまのお弁当をチラ見していました。

おばさまが弁当を食べ終わり、デザートのお菓子らしきものを取り出したと思ったら、なんとおばさまが私に「これ、お腹いっぱいで食べられないからあげる。若いからいっぱい食べるでしょ。」と言って、そのデザートをくれました。

お菓子の袋に三越(だったかな)と書かれた、レモンケーキでした。

なんと優しい!さすが、歌舞伎を観に来る上流国民。私がお腹を空かしているのを察する能力があり、良さげなお菓子を恵んでくれる極上の優しい心を持ち合わせているようです。

休憩が終わり、次の演目。

右前の席に若いナウい感じのカップルがいて、本当に興味あって来ているのかと思っていたら、カップルの女性側は、男性の肩に頭を乗せ眠っていました(たぶん)。

という私も「黒塚」を観ている途中、睡魔に襲われました。

「黒塚」は劇場が暗く、ひっそりとした演劇で、眠気を誘いました。

全部見終わり帰ろうとしたら、先ほどレモンケーキをくれたおばさまが今度は、飴をくれました。

私がちょっと風邪気味で、休憩中に軽く咳をしていたのを察しての気遣いでした。

飴をくれるのと同時に「家で温まって、体をお大事にしてね」といった優しい声も掛けてくれました。

愛を感じました。

歌舞伎座 夜

歌舞伎座の夜の様子です。提灯に光が灯っています。

歌舞伎初体験で、歌舞伎の演劇自体は、「まぁこんなものか~」といった感想でしたが、歌舞伎を観に来るお客さん(隣の席のおばさま)には、すごく感動しました。

結論、客層も含めた総合評価で、歌舞伎は素晴らしい!

たまたま隣の席のおばさまが、すごく良い人だけだったと思います(笑)。

おばさま、ありがとうございました。

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