金のうんこは人を集める ‐ 第7回 うんこ投資法

「うんこ投資法」の第7回は、「求人」についてです。

前回:どこまでうんこになるのか見極め余裕を持とう ‐ 第6回 うんこ投資法

ベンチャーなどの規模がそこまで大きくない企業が突然、今までより多くの求人(人材募集)を出して、従業員数(社員数)を増やそうとしている場合、求人を出してからしばらくしたら(数ヵ月ぐらいの間隔で)、その企業の株の株価が上がり出すことがあります。

なぜ、そのようなことが起こるのか。

企業が従業員数を増やす株価上昇に繋がるポジティブな理由の例を以下に示します。

・事業が順調で利益が出ており、事業の規模を大きくするため

・事業が順調で利益が出ており、新規事業を立ち上げるため

・仕事の依頼が増加したため

次に、株価上昇に繋がらないポジティブではない、うんこな理由で従業員数を増やす例を以下に示します。

・ネガティブな理由で会社を辞める人が多く、その辞めていった人の穴を埋めるため

・社内の従業員の人口ピラミッドが逆三角形になっており、上の世代が定年退職で大量に辞めるので、その辞めていく人の穴を埋めるため

・元々従業員数が仕事量に対して足りていなかったのを解消するため

・事業が順調ではないけれど、新規事業を立ち上げるため

・会社の利益に繋がるか不明だが、一時的な急な仕事で、一時的にどうしても人を増やさざるを得ないため

以上のように株価上昇に繋がる求人と株価上昇に繋がらないうんこな求人が存在します。

この中で、株価上昇に繋がる求人が出ていると思ったときに、その企業の株を買っておくと利益を得られる可能性があります。

上記の例で示した株価上昇に繋がる求人は、好決算発表や新規事業に関するIRを公に発表する前に動き出すことがしばしばあります。

社内では、現在の事業の状況がわかっているため、公に発表する前に先行して動くのです。

例えば、

[事業が順調] ⇒ [事業規模を大きくしよう] ⇒ [求人を出す] ⇒ [次の決算発表でその事業の順調さが数字として明るみに出る]

といった流れです。

そのため、求人が出されたかどうかを見ることで、その企業の事業の順調さを知ることができ、株価が上がる前に金のうんこ株を仕込めます。

上記で「ベンチャーなどの規模がそこまで大きくない企業が突然、今までより多くの求人を出して~」と書いたように、今回のうんこ投資法は、基本的にベンチャー企業や時価総額が低い銘柄において有効です。

規模が小さい企業の方が大企業と比較し、普段から多くの求人を出していないことから「株価上昇に繋がる求人」かどうかを判別しやすく、さらに、変化に対する利益への影響が大きく、それが株価にも影響するからです。

また、「過去にあまり求人を出していなかったのに、突然求人を出し始めた」という変化に気づくことが重要です。

以上のことから、求人サイト・転職サイト、各企業の採用ページを適宜チェックしておくことで、企業の事業の動きを察することができ、投資判断材料に使えます。

ハエではなく、人材が集まる金のうんこを見つけ出しましょう。

「うんこ投資法」の第8回は、気が向いたら書きます。

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