婚活を始めようとして、結婚相談所や出会い系アプリ(マッチングアプリ)に登録する前に、婚活情報を調べていたら「ブライダルチェック」という言葉を見つけました。
「結婚前にブライダルチェックをしよう!」というような広告でした。
ネット上の情報によるとブライダルチェックとは大体以下のような意味です。
妊娠、出産に影響があるような病気がないかをチェックする。
今後の生活に支障をきたすような大きな病気を持っていないかをチェックする。
一部医療機関で「ブライダルチェック」という名前で宣伝されているものは、「大きな病気のチェック」というより「妊娠、出産に関する病気のチェック」のものが多いです。
妊娠、出産に関する病気のチェックとして、男女で共通しているものは「性病検査(性感染症検査)」がありますが、以下のようなもので男女で異なってきます。
- 男性:精液検査(精子検査)
- 女性:子宮頸がん検査
上記は一例ですが、男性特有のもの女性特有のもので、男女で検査項目に差が出てきます(病院によって検査項目は異なりますが、上記はだいたいどこの病院にもあります)。
ブライダルチェックをするに至った経緯
私は20代のときならブライダルチェックなんてしなくてもいいやと思っていたのですが、30代半ばということもあり、婚活前にやっておいた方が良いのではと思いました。
最近は、テレビやネット上でも不妊治療に関する話題が多く、男性も30代からは精液の質が劣化し始めて、妊娠しづらくなるという話をよく聞くようになっています。
しかも、私が20代のときは聞かなかったのですが、30代半ばまでになると周囲の知り合いも30代以上の人が多くなり、「男性の方が原因で妊娠しづらい」、「不妊治療が大変」という話を結婚している知り合いから聞くことが多くなりました。
そういう話を何人もから聞いたため、まさか、そんな身近な話なのかと衝撃を受けました。
大手の結婚相談所の場合は、子供が欲しいかどうかをプロフィールに書く必要があり、結婚相談所で出会った人と早い時期(仮交際中など)に子供が欲しいかどうかを相手と具体的に話すこともあります。
結婚相談所を介さない恋愛結婚の場合は、子供が欲しいかどうかはそこまで明確に考えずに、なあなあのまま時が過ぎ去ることがあるかもしれませんが、ガチ婚活の場合は、子供の話は重要事項となります。
異性の方(私からしたら女性の方)が子供が欲しいという人なのに、こちらの健康が理由で子供ができないとなった場合は、相手の方の人生に大きなネガティブな影響を与えてしまう可能性があります。
入会時に数十万円を払うような料金が高い結婚相談所で、結婚直前でなくても「本交際」や「成婚」まで行ってからブライダルチェックをして、妊娠しづらいと発覚した場合は、相手の時間とお金を無駄にさせてしまいます。
Twitter上に、結婚後に男性の方が無精子症と発覚して絶望している女性のツイートがありました。
そのため、ブライダルチェックをするお金に余裕があるならば、少なくとも1回は可能な限り早い段階でブライダルチェックをするのが、相手のためになります。
また、私も結婚するなら子供が欲しかったため、最初から妊娠しづらいとわかれば婚活する必要もなくなるため、早めにブライダルチェックをやった方が良いと考えました。
最近では、新型コロナの感染の後遺症で精子が減るという噂も聞いたりするため、現時点の精液の状態を知っていた方が良いとも思いました。
以上のようないくつかの理由で、婚活するならとにかく1回は早めにブライダルチェックをしようと思ったという経緯です。
婚活するなら早めにブライダルチェックをしようと考えていましたが、病院を探して行くのが面倒と思ったり、時が経てば経つほど精液の質にも影響が出るため、例えば、婚活でなかなか縁がなかった場合は、最初に検査した結果のデータが使えなくなり、再度検査が必要になり、ブライダルチェックの値段もそれなりに高いため何回も気軽に受けられないからどうしようかな~などと色々考え、結局、結婚相談所に入会後、何ヵ月かしてからブライダルチェックをすることになりました。
ブライダルチェックの病院選び・料金相場
最近は、不妊治療も話題であり、ブライダルチェックの広告もチラホラ見かけるくらいなので、泌尿器科系の病院ならどこでもブライダルチェックをしていると思い込んでいました。
しかし、ネット検索で「ブライダルチェック」というキーワードを入れて検索してみると、予想外に、「ブライダルチェック」という名前を冠したサービスを提供している病院があまり引っかかりませんでした。
性病検査だけなら家から近場の泌尿器科系の病院でもやっているのですが、性病ではなく精液の検査の項目が病院のWebページには見当たらず、精液検査までやっているのか不明でした。
電話で聞いたらやっている病院もあるでしょうが、なんとなくブライダルチェックと述べている病院で検査した方が、医師らも色々慣れていたり知識が豊富そうなので、安心感があるかなと思いました。
産婦人科でブライダルチェックをやっている所もありましたが、女性対象っぽくて、男性もやっているのかWebページの情報からは読み取れず、中には男性も対象だけど、夫婦一緒に来てくださいと書かれている産婦人科があり、独身男性は対象外でした。
産婦人科は、実際に不妊治療する夫婦がメインターゲットという感じでした。
もし産婦人科で独身男性の精液検査ができる所があったとしても、私の勝手なイメージですと、客層は女性や夫婦が多そうだと思い、行くのにちょっと抵抗感がありました。
また、病院選びで混乱するのは、「検査項目」と「料金」です。
病院によって、検査項目と料金が異なります。
Twitterでブライダルチェックを受けようとしている人のツイートを見ても、検査項目が病院で異なっていて、いったいどれを受けたら良いのかわからないと混乱しているツイートがチラホラありました。
私もどの検査をすれば良いのかいまいちわからず、ネットでいくつかの病院の検査項目を見て、だいたいどこの病院も共通してやっている項目さえあれば最低限良いかなと割り切りました。
料金は、治療としてではなく受けることになるため、基本的には保険が適用されないため、男性に関しては、性病検査と精液検査を合わせて、1万5千円~3万円くらいが相場なのではという感じでした(検査項目等で1万円くらい差が出たりします)。
ネット上の書き込みでは、保険が適用される病院もあると書いている人もいましたが、それはそれで色々とどうなんだろうと思い私は調べずにスルーしました。
ただ、今ネット検索したら、不妊治療専門の病院で不妊治療目的ではなくても保険適用で精液検査したと書いている人の記事が出てきたため、結構普通に保険適用している病院もあるのかな?(正式にやるなら、ブライダルチェックは治療目的でないのでダメだと思いますが)
さらに、病院選びにおいて、男性は大きな問題があります。
それは、検査する精液は、出してからなるべく早い時間に病院に届けて検査しなくてはならなく、採取してから1時間以内に届けてくださいと書いている病院をいくつか見ました。
そのため、家から病院まで1時間以内に行けるのか、または、病院近くで精液を採取できそうな場所があるのかを考慮する必要があります。
不妊治療していた知り合いが、病院の部屋でAVを見て精液を採取したと言っていたため、てっきり病院に精液を採取する専用の部屋があるのかと思っていました。
私の聞き間違いかなと思いこのブログを書きながら調べたら、「採精室」、「メンズルーム」という名前で存在していました。
ただ、「採精室」について書かれているネット上の記事は、不妊治療に関してのものばかりだったので、産婦人科や不妊治療専門病院、大きな病院にのみあるのでしょうかね?
病院選びで色々考慮することが多くて面倒だなぁと思いつつネットで調べ、家から電車など使い、なんとか1時間以内に行ける場所で、ブライダルチェックというサービスがあり、Webページを見る限り、清潔感がある病院で、医師が男性不妊治療の経験などがあり専門性が高そうで、Google口コミが高評価な泌尿器科の病院があったため、そこに決めました。
受診した検査項目と料金
私が受診した病院では、ブライダルチェックのサービスの検査項目にプラスして、性病検査(性感染症検査)においてオプションの検査項目もあったため、せっかくなのでオプションも全部追加しました。
B型肝炎、C型肝炎の検査がブライダルチェックの検査項目にあり、会社の定期健診でちょうど強制で受けたばかりだったので、その項目を取ったら安くなるかと聞いたら、セットとして安くしており、検査項目をバラバラにして検査すると料金が上がると言われたため、仕方なく重複検査することになりました。
私が検査した項目と料金は以下です。
- 精液検査
- クラミジア
- 淋菌
- 梅毒
- B型肝炎
- C型肝炎
- HIV検査
上記までで、まとめて「18,000円(税別)」です。
以下はオプションで追加したものです。
- STDマイコプラズマ同定:8,000円(税別)
- トリコモナス核酸同定:6,000円(税別)
合計で「18,000円 + 8,000円 + 6,000円 = 32,000円」に消費税10%を入れて「35,200円」です。
消費税高い…
そして、オプションの検査項目が高い…
ちなみに、この病院は精液検査のみなら「4,500円(税別)」でした。
精液検査のみならまだしも、性病検査も追加すると気軽に何度も受けられる料金ではないです。
「トリコモナス」は初めて聞いた名前であったため、医師に受ける必要性がどのくらいあるかと聞いたら、「ここ最近、日本でも検査されるようになり始めたものであり、必要性としては、症状がある人くらいしか受けていないかな」と言われました。
医師の表情や言葉からして、何の症状もなければ受ける必要がないという雰囲気がすごくしましたが、こういう検査をする機会はなかなかないだろうし、何も病気がないとわかれば自身の安心感にも繋がりますし、婚活で相手に安心感を与えられますし、現時点で病気がないとわかっていれば、今後病気になったときに感染原因を絞れるしと色々考えた結果、値段は高かったですが、受けることにしました。
検査
精液検査をするにあたって、精液検査当日まで禁欲を数日間しないといけません(精液を出したらいけません。勝手に出てしまった場合は知らない。)。
ちなみに、今ネットで調べたら、禁欲期間が長過ぎても精子の運動率が下がるためよろしくないと書かれている記事がありました(知らなかった…病院で禁欲期間しか言われなかったため、長過ぎてもダメと教えるべきなような…)。
病院に行く1回目に病院で性病検査のための血液と尿を採取しました。検査結果が返ってきている2週間後に再度病院に行きました。1回目に行った時に、精液を入れる採取ケースをもらいました。
病院に行く2回目のときに、精液を採取して病院に持って行き、その場で精液検査をして、性病と精液の検査結果を受け取るという流れでした。
1回目のときは、健康診断と同じような感じで血液や尿を採取するだけなので、特に問題ないのですが、問題は精液を採取して持って行く2回目です。
私が行った病院には採精室がないため、精液を採取して1時間以内に病院に持って行く必要があり、私の家から病院まではちょうど1時間くらい掛かるため、家を出るギリギリまで精液採取ができませんでした。
病院近くで精液を採取できそうな場所があるかなと調べましたが、そんな適した場所は見当たらず、例えば、そこら辺のトイレで採取しようと思っても、汚さなど周囲の環境で、あそこが萎えて射精しない気がしたので、家で採取することにしました。
精液検査のために禁欲していたため、エロ動画を見ればすぐに元気いっぱいのおちんちんになって射精するだろうと思っていたのですが、今すぐ出して病院に行かないといけないという考えや精液を入れるケースの中に上手く入れないといけないという考えなどがあってか、勃ちが弱い気がしました。
そもそもここ1年くらいで普段から勃ちが弱くなった気もしています(それもブライダルチェックをしようと思った理由の1つ)。
そして、一応精液が出るには出たのですが、とても不発ぎみになったため、これで検査して大丈夫なのだろうかと不安になりました。
ちなみに、検査項目の中には、精液量という検査項目もあるため、1度に出た分は全部採取ケースの中に入れるようにします。
精液を採取したケースを病院でもらった封筒に入れ、さらにそれを不透明の袋に入れて病院の受付のお姉さんに渡しました。
さすがに、この年齢にまでなると恥ずかしさはほぼないですが、人によっては精液を渡す受付の相手が若めの女性だった場合は、恥ずかしいと思うかもしれません。
変態にとっては、逆に嬉しいと思うかもしれませんが。
検査結果
確率的には、何も問題ないだろうと思いはするものの、いざ検査結果が渡されると思うと、結構ドキドキします。
また、私が病院に行った時は、1回目はガラガラで客がいなかったため、すぐに診察室に呼ばれたのですが、2回目のときは、混雑していてなかなか呼ばれなかったため、予約制だったとしても客が多いからか、精液検査に時間が掛かっているのか、それとも悪い結果を言い渡されるから呼ばれるのが遅いのかと思って、なかなか名前が呼ばれず待合室で待っている時は不安でした。
そして、名前が呼ばれ、診療室へ。
何も問題なければ、一番最初に「問題ありませんでした」と告げられた後に、細かい説明をされるのかと思いきや、「まずは性病検査の結果の方ですね~」と医師に言われました。
「えぇ~、このパターン!?じらすパターン!?」
「何かの項目で引っかかったから、1個ずつ説明していくパターンなのか!?」
とめっちゃドキドキしました。
性病検査の結果が載っている紙を2枚見せられて、すかさずチェック。
ふぅ…全部、陰性だ…
ホッとしたと思いきや、「HIV」の項目だけなぜか検査結果が書かれておらず、「別紙報告」と書かれているではありませんか。
別紙報告…
何か引っかかったから、詳細な紙で別紙報告されるのか?と疑いつつ、はよHIVの検査結果が知りたいと思うも医師は各項目に対して順番に説明していきます。
どんだけじらすんだよ…
ドキドキしながら待ちつつ、「では、HIV検査の結果はこちらですね~」と別紙が登場し、ぴらっと閉じていた紙が開かれ、「HIVも陰性ですね」と告げられ、はあぁ~と緊張が解けました。
心配性の性格の私にとっては、健康系の検査結果待ちは、ちょっと心臓に悪いです。
それにしても何でHIVだけ別紙報告なのか。
検査機関が異なるのかと思ったら、紙に書いていた検査会社も検査担当者の名前も全て同じでした。
最初から別紙報告と知っていたら、無駄にドキドキせずに済んだのに。
そして、次は、精液検査の結果報告です。
こっちもこっちでドキドキです。
こちらは、精子がたくさん写った白黒の画像が印刷された各検査項目の結果が書かれた紙を1枚見せられました。
計測結果の数値が10項目分載っていましたが、パッと見ても良いのか悪いのかよくわからず。
こちらは医師のじらしプレイはなく、1つずつ各項目を説明するのではなく、医師が「WHO下限値と比較しても問題なく正常ですね」と言ってくれました。
検査結果と共に「WHO下限値」という数値が載っており、それより数値がある程度高ければ問題ないです。
WHO下限値とは、WHOが発表している「自然妊娠するための最低限のライン」であり、12ヵ月以内に妊娠した女性のパートナー(男性)の精液所見の下位5%としたものです(2021年時点)。
下位5%のため、検査結果の数値がWHO下限値より高くてもこの数値辺りの場合は、あまりよろしくないとなります。
私はWHO下限値より大幅に高くて、項目によっては10倍以上ありました。
30代半ばの男性で、不安になりながらブライダルチェックをした人の精液が元気バリバリだっと思うと、医師に説明されている時に何か恥ずかしくなりました。
奇形精子はないかと聞いたら、こちらの病院にはそこまで検査できる機械はありませんが、写真を見る限り大丈夫そうとのことでした。
ネットで検索すると、奇形率も検査できる病院があるっぽいので、奇形率も知りたい人は、事前に病院に確認しておくと良いでしょう。
ということで、ブライダルチェックの結果、超健康体でした。
検査結果の詳細
各検査報告書の内容を参考と記録用に載せておきます。
【性病検査 報告書1】
- STDマイコ同定
- M. genita:検出せず
- M. hominis:検出せず
- U. parvum:検出せず
- U. urealyt:検出せず
- HCV抗体ⅡCLIA
- 判定:陰性
- S/CO値(1.00未満):0.11 S/CO
- 淋菌/クラミジア同時
- クラミジア判定:検出せず
- 淋菌判定:検出せず
- トリコ核酸同定TMA:検出せず
「STDマイコ同定」は、「STDマイコプラズマ・ウレアプラズマ」の検査です。
「M. genita」は「Mycoplasma genitalium」、「M. hominis」は「Mycoplasma hominis」の略で、「マイコプラズマ」の細菌です。
「U. parvum」は「Ureaplasma parvum」、「U. urealyt」は「Ureaplasma urealyticum」の略で、「ウレアプラズマ」の細菌です。
「HCV抗体ⅡCLIA」は、「C型肝炎ウイルス」の検査です。
【性病検査 報告書2】
- 梅毒定性:RPR法:陰性
- 梅毒定性:TP抗体法:陰性
- HBs抗原:CLIA:陰性(0.05 IU/mL 未満)
- HCV抗体ⅡCLIA:陰性(0.11 S/CO)
「HBs抗原:CLIA」は、「B型肝炎ウイルス」の検査です。
なぜ先ほどの報告書とこちらの報告書の両方にC型肝炎ウイルスの検査結果の記載があるのかは謎です。
【性病検査 報告書3】
- HIV抗原・抗体スクリーニング:陰性
先程の2つの報告書は普通の紙に印刷されたものでしたが、HIV検査報告書は周りをビリビリ破って開く形の厳重な紙になっていました。
上記の3つの性病検査の報告書の画像を参考に載せておきます(日付など一部情報を隠しています)。
【精液検査】
こちらは数値を細かく載せるとちょっと生々しい上に、数値の一致で誰なのか個人が特定されてしまうため、下記のサイトに掲載されているWHOが2021年に発表した精液検査結果の分布のパーセンタイルの表のどこに位置する結果となったかを書きます。
精液検査の基準値改訂 2021年版を見てみよう(TENGAヘルスケア)
- 精液量:75パーセンタイル(90パーセンタイルに近い値)
- 総精子数:95パーセンタイル
- 精子濃度:75パーセンタイル
- 精子運動率:75パーセンタイル(90パーセンタイルに近い値)
- 前進運動率:75パーセンタイル
- 運動精子数:WHOのパーセンタイルの表に項目がないため秘密
- 不動精子数:WHOのパーセンタイルの表に項目がないため秘密
- 解析精子数:[運動精子数 + 不動精子数]
- 運動精子濃度:WHOのパーセンタイルの表に項目がないため秘密
- 総運動精子数:[精液量 × 精子濃度 × 精子運動率] WHOのパーセンタイルの表に項目がないため秘密
WHOのパーセンタイルの表にある検査項目は、全部75パーセンタイル(上位25%)ありました。
中でも、総精子数は95パーセンタイル(上位5%)あり、精液量と精子運動率は90パーセンタイル(上位10%)に近い値になっていました。
WHOの基準と照らし合わせた限り、精液の質としては上位となりました。
ここ最近は、気のせいか昔と比較してだいぶ精液の量が減ったような気がしている上に、精液を採取した時は中途半端感があったのにこの結果です。
そのため、20代の頃に精液検査をしていたら、人口の中で上位数パーセント以内に入っていた可能性があるかもしれません。
ただ、このWHOのデータは、精液の採取対象者の年齢の分布がわからないため(資料のどこかに書かれているのだろうか?)、年齢別で比較したらそこまででもない可能性もあります。
ネットで検索してみると、婦人科治療(不妊治療)の目安として、総運動精子数を見るという記事がいくつかあり、WHOが発表している基準値が紹介されていました。
総運動精子数は、[精液量 × 精子濃度 × 精子運動率]で算出されており、私はこの各項目が先ほどのパーセンタイルの表からしても上位だったため、総運動精子数はWHOの基準値よりも大幅に高かったです。
男性もブライダルチェックをしよう!
今回のブライダルチェックの結果、全て正常でした。
しかし、不妊治療をしている人のネット上の記事を見ると、精液検査が正常でも妊娠できなく不妊治療をしていると書いている人もいるため、精液検査が正常でも色々な要因によって必ずしも妊娠するとは限らず、あくまで目安となります。
Twitterのフォロワーから教えてもらったのですが、精子の状態が「健康のバロメーター」になるのではという研究も行われています。
精子の数が少ない人は、糖尿病のリスクが50%、心臓疾患などのリスクが40%高い結果となったという研究があります。
血液よりも精液(精しょう)の方が敏感に体調を反映している可能性もあり、血液検査ではわからなかったことでも、精液検査をすることで、認知症や生活習慣病などの指標にもなるかもしれないという研究が行われています。
そのため、ブライダルチェックをすることは、妊娠のしやすさという観点以外にも、自分の健康状態を知ることができる可能性があるため、そういう観点においてもブライダルチェックは良いかもしれません。
婚活中に結婚相談所経由で出会った看護師の女性に話の流れで「ブライダルチェックをしようと考えている」と言ったら、相手の方も「私もブライダルチェックしようかな。妊活をしている。」と言われたことがあります。
私は結婚前から「妊活!?」と驚いたのですが、普段から健康などに気を遣って、妊娠しやすい状態にしているとのことでした。
結婚相談所に登録している女性の中では年齢が低い方の女性だったため、今の時代は若者でも妊活などに気を遣うのかと驚きました。
その女性が真面目だからそうしているのか、他の婚活女性も妊活を普段からしている人がそれなりにいるのかは不明ですが、世の中には妊娠するために結婚前から気を遣っている女性がいるということです。
また、Twitterのツイートを見ると、「男性もブライダルチェックするべきだ。しないのはおかしい!」と批判している女性の書き込みをいくつか見かけたり、「彼氏にブライダルチェックして欲しい」と書いている女性もいるため、しっかりしている女性であれば、男性にブライダルチェックして欲しいと考えていると思われます。
おそらく昔ならそこまで気を遣う人が少なかったと思いますが、近年は高齢結婚(晩婚化)になり、不妊治療の話もテレビなどで話題になることもあり、女性向け雑誌などで妊活特集があったり、ブライダルチェックという言葉も昔と比較して目にするようになっているため、徐々に気を遣う人が増えてきていると思われます。
結婚相談所としては、会員数が減るためやりたくないとは思いますが、結婚相談所のプロフィールに子供が欲しいと書いている人は、ブライダルチェックを必須にするべきだと思います。
ブライダルチェックの結果が正常だったからといって、必ず妊娠するとは限りませんが、例えば、高い確率で妊娠が難しいという結果になれば(今後の技術の進歩に従い、その確率は変動します)、出会う方の時間やお金を無駄にせずに済み、自分にとっても早い段階で今後の人生をどうするか、より良い選択ができるようになります。
ちなみに、結婚相談所によっては、入会時のスタッフとの面談の時に、重たい持病があるかどうか聞かれるため、今でも持病を聞かれるのであれば、妊娠に直結するブライダルチェックの結果を伝えるのを必須にすることも自然なことだと思います。
最近は、国が不妊治療の費用の保険適用や助成金をどうするかという話があるため、将来、事前にブライダルチェックを受けた者のみ保険適用や助成金を得られるという仕組みになったり、精液が健康状態のバロメーターになると明確にわかるようになれば、保険会社が保険加入時にブライダルチェックを必須にするということも将来あるかもしれません。
少子化問題や不妊治療の保険適用が話題になっているので、会社で行われる定期健康診断(人間ドック)にブライダルチェックに相当する検査を組み入れたら良いのにとも思います(お金の問題があるかもしれませんが、例えば毎回検査するのではなく30歳になったら1度検査するというだけでも良いかと思います)。
女性は結婚前にブライダルチェックする人が増えてきているように思えますが、Twitter上の書き込みなどを見ている限りでは、おそらく女性と比較して男性で事前にブライダルチェックをしようと考えている人は少ないと推測します。
ただ、男性でブライダルチェックをしたという記事は見かけましたし、独身の知り合いの男性が以前、興味本位で精液検査をしたと言っていましたし、一時期、手軽に自分でできる精液検査キットがネット上で話題になったり、そういうサービスの宣伝が流行っていたので、誰にも言わずにひっそり自分で精液検査をしている男性もそれなりにいるかもしれません。
ただそれでも、現時点で、私のように女性相手から言われたわけでもなく、自らブライダルチェックまでする超真面目な婚活男子(男性)なんてそうそういないと考えられます。
婚活女子(女性)は、そういう真面目で良いイケ男を狙うと良いでしょう。
妊娠関係なく、興味本位などどんな理由でも良いので、「ブライダルチェック」に興味を持った方がいましたら、お試しあれ。
コメント
ラクオリアのs高で思い出してコメントしました
HISの旅行記をよく読んでいました
いい男なので
素敵な人が見つかるといいね
私もあと20年ばかり若かったらなぁ〜
>> きいろさん
旅行記をお読みいただきありがとうございます!
そして、いい男とお褒めの言葉ありがとうございます!
実年齢関係なく、自分で今が若いと思えば今が若い!