HISの団体ツアー「impresso(インプレッソ)・お得な夏旅!イタリア周遊8日間」でのイタリア男一人旅、「ミラノ編」です。
● イタリア旅行の前回の記事はこちら ⇒ 「男一人でイタリアに海外旅行してきた」
イタリア観光1日目。
無事にイスタンブール空港を経由して、ミラノのマルペンサ空港に午前中に着き、団体ツアー客全員、荷物も問題なく受け取れ、今回の団体ツアー用に用意された貸し切りバスに乗って、スムーズにミラノの中心部に移動しました。
信号待ちのとき、バスの窓から外を見たら、隣の車のフロントガラスをブラシで磨いている男性がいました。信号待ちのときに、勝手に車のフロントガラスを磨いて、お金を要求するのかなと見ていましたが、ブラシ男が運転手の人と何か話して、結局、運転手は、そのブラシ男に金銭を渡さず、出発しました。でも、おそらくお金目的のフロントガラス磨きでしょう。
まず、初めに「スフォルツェスコ城」にバスで向かい、そこで現地の日本人ガイドさんと落ち合いました。
「スフォルツェスコ城」です。
城壁中には入らず、外にある噴水辺りで適当に写真撮影をし、門の前でガイドさんの解説。
まだ、10時~11時ぐらいでしたので、観光客が少なかったですが、午後また城壁内に入ろうと1人で来たときには、噴水の縁に観光客や地元民っぽい人がたくさん座っていました。
そして、バスにまた乗って、次は、自由行動後の待ち合わせ場所に向かいました。
ミラノ内は、路面電車が走っていました。
スカラ広場の「レオナルド・ダ・ヴィンチ像」です。
ここが自由行動後の待ち合わせ集合場所でした。
もう自由行動をしても良いという話でしたが、ガイドさんについて来たら、「ドゥオーモ」に入るときに、長蛇の列を並ばず、団体専用口から入れると言われたので、自由行動するつもりでしたが、ガイドさんについていきました。
「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」の門です。
上記写真は、ドゥオーモ側の広場から撮影した写真ですが、実際は、その裏の「レオナルド・ダ・ヴィンチ像」の方の門から入りました。
ガイドさんが、路上のミサンガ売りの人をスルーするようにと注意しているそばから早速、私の腕にミサンガをつけようとしてくる外国人が。
ガイドさんが説明している最中の団体ツアー客にまでミサンガをつけようとしてくる見境のなさは、さすが。ミサンガ売りの人に目も向けず(最初の一瞬は見ましたが)、完全にスルーしていたら、どっかに行きました。
ミサンガではなく、おっぱいぷるんぷるんのイタリア人美少女の連絡先を渡してくれたら、お金を払ってでももらってあげるのに。お客様のニーズを掴めていない時点で、ダメですね。
ガッレリア内。
「PRADA(プラダ)本店」もあります。
他にも有名ブランドのお店が入っています。
「牡牛のモザイク」です。
このモザイクは、ガッレリアの中心のちょっと横辺りにあります。
穴が開いている部分は、牡牛の股間部分、そう、「ちんこ」に当たります。
この陰部上をかかとで3回転すると幸福になれるという言い伝えがあり、みんなちんこをグリグリしています。
プラハに行ったときも、黄金のチンコ像があったり、ちんこチョコが売っていたり、本当、世界は、ちんこ好きな変態な人ばかりですね。
私の大事な部分もグリグリしてくれる可愛い女の子いないかな。たぶん超幸せになれると思います。特に、私が。
ミラノの観光の目玉、「ドゥオーモ」です。
壁の彫刻がすごく、壮大です。
ちょうど旅行日近くに、きゃりーぱみゅぱみゅがこのドゥオーモを見て超感動したとテレビで言っていました。
ドゥオーモの前の広場です。
そして、びっくりしたのが、ドゥオーモに入るために並んでいる人の長蛇の列。
しかし、その列を超ショートカットしての団体入場で、並ぶ時間をすっごい短縮できました。
まさか、ここまで並んでいるとは思ってもみなかったので、ガイドさんについてきて大正解でした。
そして、ガイドさんは、団体ツアー客をここまで案内して、お別れして、各自、完全に自由行動へ。
ドゥオーモに入るために並んでいたときに見つけたドゥオーモの壁の彫刻。
私命名「おっぱいを見る人晒す人」。
顎に手を当て、「ふむふむ」といった感じに女性のおっぱいを品定めする変態紳士かと思いきや、女性側も「私のおっぱいを見てよ!」といった感じに腕を上げて、おっぱいを思いっきり男性に見せつけている痴女です。
昔から変態な人ばかり。「人類みな変態」です。
ドゥオーモの中は、ステンドグラスや彫刻がありました。
ドゥオーモを見た後は、「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」に、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」作の「最後の晩餐」鑑賞の当日チケットがあるか、試しに行ってみました。もし売り切れでも、教会の方には、無料で入れるので。
今回のイタリア旅行は、旅行直前まで下調べをしていなかったので、最後の晩餐を直前に予約しようとしたときには、予約がいっぱいになっていました。
そして、歩いて行って、チケット売り場っぽいカウンターのスマホをいじっているお姉さんに、チケットありまっか?と聞いたら、ないでっせと言われました(もちろん英語で会話)。
さすがに、お昼には残っていませんでした。運良くキャンセル待ち等で残っていても、朝一で並ばないと厳しいですね。
仕方ないので、教会の入場無料部分に入ろうとしたら、昼過ぎの時間帯は、閉まっていました。あうあうあー
気を取り直して、「ブレラ美術館」に来ました。
ウホッ!いいケツ!!
館内の様子。
椅子に座っているスタッフは、タブレットをひたすらいじっていました。
イタリアでは、暇なときに、スマホやタブレットをいじって、ネットサーフィンなどしているスタッフをよく見かけました。緩くてうらやましいです。
私が行ったときは、館内の写真撮影は、フラッシュをたかなければOKっぽかったです。
美術館や教会など、いまいち、どこまで写真OKで、どこまでNGかわかりづらいから困ります。また、ルールもコロコロ変わったりするので。
裸の女性に、超ニヤついた男性(角があるから悪魔か何か?)が近寄っている絵画がありました。どういう状況の絵なんでしょうか。
キリスト関係の絵画ばかりだったので、ほとんど流し見で、スタスタ早歩きで鑑賞。ヨーロッパの美術館は、キリスト関係の絵画が非常に多いです。
そして、再びドゥオーモに戻ってきて、屋上に上りました。
屋上には、エレベーターから上がる方法と階段から上がる方法があるのですが、階段から行きました。
屋上には、そびえ立つ人型の彫刻がたくさんあり、迫力がありました。
階段orエレベーターで上がってきた所を先に進んでいくと、さらに、ちょっと階段が出てきて、そこを上ると、ドゥオーモのてっぺんの屋根の上に出られます。
写真中央の上にあるのは、黄金のマリア像。
ドゥオーモの屋上からの眺めたドゥオーモ広場。
ドゥオーモの屋上の後は、「スフォルツェスコ城」の博物館に行きました。
なぜか、チケット売り場(?)の前にスタッフっぽいおっさんが立っていて、博物館の中に入ろうとしたら、チケットを無料でくれました(みんなに配っていた)。
チケットを無料でくれたから、今日は、何かしらの理由で無料日なのかなと思いましたが、各所にいるスタッフには、ちゃんとそのもらったチケットを見せる必要がありました。
なぜだろうと、今ググっていたら、「閉館1時間前から無料でチケットをくれた」と書いている人がいました。そういう仕組みだったんですね(ただ、私が行ったときは、もっと時間が早かったような…)。
この博物館には、ミケランジェロ未完の「ロンダニーニのピエタ」が展示されているんですが、博物館の順路が謎で、また、展示室が各所に分かれていて、どこに何があるのかわからず、結構、歩き回ったのですが(館内2周しました)、ピエタにたどり着くことができませんでした。
ピエタについてのコーナーっぽいところがあり、動画は流れていたのですが。
結局、私が行ったときに、そもそもピエタを観ることができたのかも不明のまま。ただ、ググったら、私が行った今年の8月にピエタを見ている日本人がいたので、私が見逃しただけかも。
あそこまで、隅々まで歩いて発見できないって、どんな場所に置いてあるんだよというのと、一番の目玉展示の場所がわかりづらいってサービス提供として欠陥やんと思いました。
時間が余り、他に行きたいところがなかったので、リベンジで、再度「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」へ。
上記写真は、最初に行ったときに撮影したものなので、扉が閉まっていますが、再度行ったときには、開いていました。
教会内。
教会の中庭。
神父さんが心配になるほどのめっちゃ疲れた顔で頭を垂らしながら縁に腰かけていました。
神父さんって神聖な者かと思っていたので、なんかショックを受けました。
あと、誰かが置き忘れたっぽいスマホが放置されていて、外国人観光客っぽい人が、「あれ誰のー?」って感じで、指をさしていました。
教会内のある部屋の前にあった看板。
日本語訳が「祈りのためにのみ入力します」と書いており、「入場」の間違いやろと。
英語を見ると「Enter」と書いているので、なるほど。
コンピュータのキーボード入力の「Enter」になってしまっているわけですね。
「祈りのためにのみ入力」って、どんな神聖なコンピュータなのか、はたまた、どんな神聖なWebサービスなのか。という冗談はさて置き、イタリアのサービスは、色々とやっつけ感が出ています。
まだ、時間が余ったので、ドゥオーモの横にあるドゥオーモの博物館に行きました。
ドゥオーモの入場チケットと共通チケットになっています。
ちなみに、ドゥオーモの屋上に上がったときだったかに、1回この博物館に来たのですが、電気のブレーカーが落ちていて、入れませんでした。そんなことあるーと驚きました。スタッフのお兄さんも「ごめんねー、てへぺろ(・ω<)」といった感じで、笑いながら対応していました。
試しに、また来たら、電気が復旧していて入れました。
上記写真は、おそらくドゥオーモにある雨どいの排水口です。
プラハに行ったときにも、大聖堂に、この妖怪のような生き物の排水口があり、口からドバドバと雨水が排出されていました。
博物館に行っても、時間が余ったので、昼食も食べていなく、自由行動後は、ホテルに行くだけなので、夕食も基本この自由時間内に済ませていた方が良いということで、夕食を食べることにしました。
知人が、イタリアで食べたパスタが感動するほど美味しかったと言っていたので、パスタを食べることにしました。
ただ、高級なお店で食べたら、そりゃイタリアでなくても日本でも美味しいだろうと思い、ドゥオーモ近くのあえて安っぽいお店に入りました。
ただ、予想以上に安っぽいお店で、さらに、私の席の隣がトイレで、トイレに出入りする人がたくさんいて、あまり気分が良くなかったです。
飲食店で、何も飲食せずに、トイレを借りるときは、基本的にチップが必要とガイドさんが言っていましたが、ここのトイレは、飲食せず、チップも渡さないたくさんの外国人がトイレを借りていました…
この飲食店が偶然そういう扱われ方をしているお店なのか、飲食せずにトイレを借りるときは、チップを渡すのがマナーというのは、日本人の思い込みの常識なだけで、現地の常識では違うのか、謎でした。
あと、偶然か、お客さんが中東のアラブ系の人ばかりでした。
注文したカルボナーラ。
なんか想像していたのと違う見た目。ぐちょぐちょ感が…
これが本場…?
食べたら、見た目からの想像通りのジャンクフードっぽい味がしました。
あと、パスタがめっちゃ柔らかくてぐちょぐちょ…
家庭で作るのも含め、人生で食べたパスタの中で、一番柔らかいパスタでした。これ失敗作か、超素人アルバイトが料理したんじゃね?と思うほどでした。
イタリアの大変安っぽいお店のパスタは、日本の安いお店の方がマシなレベルというのを学びました。
ちなみに、今ググっていたら、イタリアの飲食店では、観光客層として多いご老人とかに合わせて、ゆで過ぎパスタを出すことが多くなっているそうです。
アルデンテとかだと、観光客から「かたい」と文句を言われるそうです。ただ、ここまで柔らかいと、ご老人は、ご老人でも、入れ歯や歯がないご老人向けです。
本場の味が、観光客、観光ビジネスによって、どんどん失われて行ってしまっているんですね。なんか悲しいような、ただ、それも時代の流れであり、ある種の文化なのか。
安っぽいお店でしたが、Wi-Fiはあったので、試しにポケモンGOを起動してみました。
ドゥオーモ近くの中心街は、ポケストップが多いです。
「かくれているポケモン」に、「ケーシィ」の進化バージョンの「ユンゲラー」の影が!
ドゥオーモという神聖かつ有名な場所と連動させているのか、エスパータイプ、しかも、進化した姿のポケモンが出現。
欧州限定ポケモンの「バリヤード」が運良く出てきてくれないかと、アイテムの「おこう」を使いましたが、ポッポやビードル、コラッタしか出現しませんでした。残念。
パスタのお会計をしようと思ったら、私の前に会計をしていたアラブ系のお客と店員さんが、おそらく注文したしていないで、お金関係で揉めていて、なかなか決着がつかず、相当待たされました。先に、私の会計をしてくれと思いましたが、そんな気配り文化はないようです。
しかも、私のお会計の番が来たと思ったら、すっごい雑な接客。外国のサービスの悪さは、さすがです。
そして、自由行動終了時間になり、集合場所に行き、時間通りホテルにバスで向かいました。
「アタホテル リパモンティ(Ata Hotel Ripamonti Residence)」という名のホテルで、建物は、大きかったです。
Wi-Fiは、私が行ったときは、無料でしたが、電波がホテルのロビー周辺しか届きませんでした。
エレベーターに、「開く」「閉める」ボタンがなく戸惑っていたら、ある階のボタンを1つ押したら、自動的にドアが閉まる仕組みでした。
また、同時に2つ以上の階のボタンを押すことができず、例えば、「5階」のボタンを押したら、5階に到着するまでは、「10階」のボタンを押せないというすごい原始的な仕様でした。
しかも、「鈴(鐘)」ボタンと「ALT」ボタンの意味がわからず、ドアの開閉で悩んでいるときに、押して良いものかどうかと迷いました。警報機的な役割だと怖いので、押しませんでしたが。
部屋に到着。ベッドルーム。
キッチン、ダイニングルーム。
私1人で泊まりましたが、1人部屋ではなかったです。女の子が後から来てくれるのかなと期待しましたが、そんなことはありませんでした。
キッチンがありましたが、棚の引き出しの中は、何も入っていませんでした。
バスルーム。
ドライヤーっぽくない形の、ドライヤー。
ドライヤーの風力は、弱々しかったです。
ベランダも無駄に広かったです。
ベランダからの外の眺め。
イタリアのテレビを見ても面白くなく、また、次の日は、ARIAファンの私が待ちに待ったヴェネツィア観光ということで、ARIAの音楽を聴きながら、就寝しました。
● イタリア旅行の続き ⇒ 「男一人でARIAの聖地ヴェネツィア(イタリア)に海外旅行してきた ‐ 前編」
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