HISの団体ツアー「impresso(インプレッソ)・お得な夏旅!イタリア周遊8日間」でのイタリア男一人旅、「ローマ編 」の後編です。
● イタリア旅行の前回の記事はこちら ⇒ 「男一人でローマ(イタリア)に海外旅行してきた ‐ 中編」
「ついに、今回のイタリア旅行記の最後の記事です!」
イタリア観光6日目。
早朝に起き、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂とコロッセオを観光した後、次は、ローマといったらこれという中の1つの「真実の口」に行って、私の正直さ、誠実さを立証することにしました。
真実の口へは、コロッセオからフォロ・ロマーノを外から眺められる道経由で、歩いて行きました。距離は、2kmぐらいです。
「フォロ・ロマーノ」です。
思った以上に外からフォロ・ロマーノの遺跡を眺めることができて、「これ、中に入る必要そんなになくね?」と思いました。
添乗員さんが「遺跡マニアにとっては、大変興味深く、喜ぶ観光スポットですが、一般人は、そこまで~」と言っていましたが、私にとっても、まさにそんな感じの景色で、一般人は、外から眺めるだけで十分かなと思いました。
もっと建物部分が残っていたら、見たいと思うかもですが、本当に「跡」って感じでした。
中央の鐘楼がある建物が、「真実の口」がある「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」です。
昔は、入場無料だったらしいのですが、観光客がたくさん来るので、今は、有料になったとのことです。
Wikipediaに、「真実の口は、元々は下水溝のマンホールの蓋であったらしい」と書かれていました。まさか、マンホールの蓋がこんなに収益源になるとは、当時の人も思っていなかったでしょう(収益源になると思って、狙って置いたかもしれませんが)。
柵の向こう左に見えるのが、「真実の口」です。
日本のあちこちにある占いができるレプリカではなく、本物です!
観光客が順番に並んで、次々と真実の口の前で記念写真撮影して行くのですが、どこかのテレビ局かどうかわかりませんが、その様子をひたすらカメラ動画撮影していました。
この撮影動画を何に使うのだろう。知らずに、私が映った動画が海外で出回っているかもしれません。そのうち、私の姿を見た世界中の美少女らから求愛されるかも。
左のスタッフのおっちゃんが、手が空いていたら、写真撮影してくれます。
真実の口の前に、ロープがあるので、真実の口の真ん前に立ったら行けないのかなと思っていたら、このスタッフのおっちゃんは、上記写真の家族に対して、真実の口の前に立つように促していたので、あまりロープは、関係ないっぽいです。ただ、それだと何のためのロープなのか、それとも、このスタッフがいい加減なだけなのか。
ちなみに、このスタッフのおっちゃんに、日本語で「ウソツキ?」と聞かれました。
後から、同じツアー客の夫婦に聞きましたが、同じように嘘つきかどうか聞かれ、夫の方は嘘つきじゃないけど、妻の方は嘘つきだみたいなことを冗談で言われたそうです。
そんなノリが良いスタッフのおっちゃんです。
私も記念写真撮影。
ちょうどさっきのスタッフが後ろの方のお客さんの対応をしていたので、私の後ろに並んでいた、日本人カップルに写真撮影して頂きました。ありがとうございました。
真実の口は、映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックがイチャイチャリア充するシーンで有名ですが、私は、寂しく男1人で、リア充カップルに写真撮影してもらうという状況。
「実は、とびっきり可愛いラブラブ彼女がいるよ!」と思ったら、口の中に手が吸い込まれそうになりましたが、「そうだったら良いな~」と思ったら、吸い込まれずに済みました。
上記写真の手を突っ込んでいる様子を見て頂ければわかりますが、口の中は、まあまあ深かったです。口の中に何かあるかなぁと手を奥まで突っ込みました。特に、口の中には、何もありませんでした。
次は、入る必要ないんじゃねと思ったフォロ・ロマーノに、一応有名観光スポット、かつ、近い、かつ、コロッセオとの共通券になっており、券を持っていたら、並ばずに入れるという話を聞いていたので、行きました。
「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」。
フォロ・ロマーノに向かう途中に入りました。
真実の口に行くときも、この建物の前を通りました。しかし、そのときは、まだ開いていなく、観光客もいなかった気がしたのですが、今度は開いていて、時間に余裕があったので、寄ってみました。
近づいても、微動だにしないキリリとした鳥さんがいましたので写真撮影。
この鳥さんの横に顔を寄せ、自撮りもしました。
ローマのこの種類の鳥は、人が来ても逃げないんですかね。
何か意思を感じるほどの動かなさっぷりで、驚き。ただ寝ていただけかもしれませんが。
「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の騎馬像」。
ウホッ!いい馬のケツ!!
なんか聞いたことある名前だなぁと思ったら、ヴェネツィアにあった「バルトロメーオ・コッレオーニの騎馬像」が「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世」とごっちゃになっていた話のときに出てきていました(詳細は、こちら参照)。
「フォロ・ロマーノ」の中に入場。
本当に、一切並ばずにそのまま入れました。ちなみに、チケット売り場は、列になっていました。
石畳の地面。
石畳といっても、1つ1つの石が大きく、でこぼこしていて歩きづらかったです。
歴史的価値があるこの遺跡も、歴史・遺跡マニアでない私から見たら、ただの瓦礫、廃墟に見えてしまい、これを見て何が面白いんだろうと思いながら歩いていたら、4日前にヴェネツィアの夕食でご一緒、3日前にフィレンツェの夕食でご一緒、2日前にローマで夕食を食べたお店ですれ違ったご夫婦とまたもや偶然、ここですれ違いました。
この謎の縁は何なんでしょう。同じツアーの他の客とは、何度もすれ違わないのに。不思議です。
高台の少し上からの風景。
このような場所もありました。
高台を上った所にあった遺跡と自然との融合。
場所は、「ファルネジアーニ庭園」という場所辺りかな。
ここは、ラピュタっぽさを感じ、神秘的でした。
この金魚(?)は、どこから来たのだろう。手入れされているんでしょうかね。
高台からの眺め。
この写真には、写り切っていませんが、もっと左右の景色も眺められて、フォロ・ロマーノを一望できます。
「トレヴィの泉(観光4日目)」、「スペイン広場(観光4日目)」、「バチカン市国/サン・ピエトロ大聖堂」、「コロッセオ」、「真実の口」、「フォロ・ロマーノ」と時間内にがんばって行けたら良いなぁと思っていた観光スポットを全て回ることができました。
「コロッセオ」と「フォロ・ロマーノ」は、時間的に、入るの厳しいかなと思っていたのですが、そこにも入ることができて大満足です。
もしかして、ホテルにいた蚊は、あえて私を朝までぐっすり眠れないようにして、朝起きられなくなるのを防いでくれたのではないか?
ただそうなら、身体あちこちを刺す必要はないような。それとも、朝起きられなくするのを防ぐ代わりに血を吸うという等価交換だったのか。
時間が余ったので、朝早過ぎたせいか、入れなかった「サン・ピエトロ広場」に入ってみたい、記念写真撮影したいと思い、再びバチカン市国に向かいました。
午前中だけで、この行ったり来たりの強行スケジュールは、1人で自由だからこそできる行動です。
サン・ピエトロ広場!
今度は、入れました。
人がいっぱい!!
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラにも、できれば上りたいと思っていましたが、そちらの方は、行列ができていたので、諦めました。広場の方は、セキュリティチェックで、ちょっと並んだだけで、入ることができました。
なんかやたら人々が広場の右の方に集まっていて、右を向いていて、また、大きいモニターがいくつかあるから、不思議だなぁ、なんかイベントがあるのかなと思っていました。
大きいモニターが上記写真の建物の窓を映し出していて、何があるんだろうと眺めていたら、何か発見!
赤っぽい垂れ幕が!
これは、もしや、この窓から「ローマ教皇(ローマ法王)」が出てくるんじゃね?
こんな赤っぽい垂れ幕と一緒にローマ教皇が映っている動画を観たことあるような。
とりあえず、あとちょっとで12時だから、12時になったら何かが始まりそうだと思って、待っていました。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
12時に、あのお方が登場しました。
私のiPhoneのズームの限界。うっすらローマ教皇フランシスコが写っています。
記念に、ローマ教皇をバックに、自撮りもしておきました。
まさか、日曜日の12時に、こういうイベントがあると知らなかったので、ラッキーでした。
良い思い出になりました。
スピーカーから聞こえる謎のバックの声と共に、ローマ教皇が、「ペペロンチーノ」がどうだとか何かを話していました(ペペロンチーノについては、話していないでしょうが、ペペロンチーノと聞こえた箇所があった)。
日差しが超強くて、疲れもあり、耐えられず、しかも、いつまで話が続くのかわからなかったので、話(お祈り、Angelus(アンジェラス))の途中で、添乗員さんと一緒にホテルに戻りたい人は集合と言われていた共和国広場に向かいました。
駅に向かう途中に、観衆の拍手が聞こえてきました。そこから推測するに、おそらく、お祈りは、全体で15分だったと思います。
今、Webで調べましたら、上記写真の教皇宮殿での15分のお祈りの後すぐに、聖堂内の司教座祭壇でミサが始まると書いているサイトがありました。
日本の天皇でさえ生で見たことがないのに、ローマ教皇を生で見るとは。キリスト教でもないのに。
サン・ピエトロ広場からパノラマ撮影をしてみました。
広場の中心より右横から撮影したため、右の建築物が広がっているような写真になりました。
時間に余裕を持って、共和国広場に到着し、近くの「ゼウス(Ristorante Zeus)」という日本語メニューがあるお店でお昼を食べました。
注文したのは、ピザです。
喉が乾き過ぎて、一瞬で1杯目のビールが空になったため、写真撮影時、空のグラスになってしまいました。
写真では、サイズがわかりにくいですが、ピザのサイズがすごく大きかったです。
疲れていて、食べる体力がそこまでない私には、厳しい大きさ。
ちょうど、お店に入るときに同じツアー客の親子(たぶん、女子高生とその母親という組み合わせ)も同じお店に入ったので、その親子に、「食べ切れないのでピザいりますか?」と尋ねたら、こちらのピザと交換し合いましょうとなり、一部交換することに。
相手は、女性といえども、2人なので、多めに全体の1/3ぐらいのピザを小皿に取り分けました。
これで、食べ切れるーと思ったら、
相手側の女子高生が、お皿を持ってきて、そのお皿の上に乗っていたのが、全体の1/3ぐらいを切って乗せたキノコピザでした(写真右上)。
しかも、この後、ポテトまで持ってきてくれました(写真中央上)。
いやいや~、食べきれないから分けたのに、そのままの量、というかポテトが付いて、それ以上の量が来てしまったよ…
相手側の母親が、私が分けたピザを見て「こんなにも~」と言いましたが、いやいや、私の方こそ「こんなにも~」でした。
とりあえず、頂いたキノコピザは食べ切りましたが、自分で注文したピザと頂いたポテトは、一部残してしまいました。
それにしても、ピザの美味しさは、やっぱり日本が一番です。日本で進化を遂げたピザには、本場のピザでも勝てません。
時間が少し余ったので、ジェラート(アイス)を食べました。
デザートは、別腹です。
それでも時間が余ったので、共和国広場の「Eataly」で、お土産選びをして、怪しい色・形のパスタを面白ネタとして購入しました。
そして、Eataly前に集合して、添乗員さんとツアー客らと一緒に地下鉄・バスでホテルに戻り、ツアーバスで「フィウミチーノ空港(別称:レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)」に向かいました。
帰りの空港でのチェックインの列の進み具合がやたら遅いと思っていたら、チェックインカウンターのおっちゃんスタッフ2人は、人差し指でゆっくりキーボードを打っていました。
もう1人若いスタッフがいたのですが、そちらのスタッフは、カタカタ素早く、全部の指でキーボードを打っていました。
おっさん世代が計算機に弱く、仕事が遅く、逆に、若者世代の方が優秀なのは、全世界共通なんだなぁとしみじみ思いつつ、イタリアとお別れしました。
今回のイタリア男1人旅は、とても充実、満足した非常に良い旅でした。
団体ツアー客に、様々な背景を持った人がいて、日本人相手に対しても新しい世界を知ることができ、また、男1人寂しくなく、(偶然ですが)ツアー客の人と一緒に食事ができ、楽しい時間を過ごすことができて、団体ツアーもありだなと思いました。
まぁ、今回は、添乗員さんが良い人で、ツアー客も良い人が多かったので、恵まれていたのかもしれません。
今後も海外旅行をして行きたいと思います!
コメント
初めまして。残念ながら50代のおっちゃんです。
いつもラクオリアの情報を速報していただきありがとうございます。
本日花粉症でお困りのことを知り、シジュウムグァバ(山本漢方製薬)を
ご紹介したくご連絡しました。安いし、よく効きます。
P.S.イタリア旅行記を楽しく読ませていただきました。
お上手、楽しいです。早く良い女性が見つかりますように。
>> 三宅さん
ありがとうございます!
シジュウムグァバ参考にさせて頂きます!