男一人での東北旅行(岩手・宮城旅行)、今回は岩手県の盛岡駅周辺の観光についてです。
前回の旅行記 ⇒ 男一人で恋人の聖地「龍泉洞」に行ってきた ‐ 岩手旅行 Part1
龍泉洞からバスに乗り、盛岡駅に向かいました。
バスに乗った時は、とりあえず盛岡駅で降りようと考えていましたが、次は盛岡名物の「盛岡じゃじゃ麺」を食べようと思っており、また、その後に、「盛岡八幡宮」に行こうと計画していたため、Googleマップを見て、盛岡駅まで行かずに、行こうと考えていたじゃじゃ麺屋の盛岡八幡宮方面にある本店近くのバス停に急遽降りることにしました(元々、盛岡駅ビル内の支店の方に行く予定でした)。
じゃじゃ麺屋の近くに、神社や盛岡城跡があったため、じゃじゃ麺を食べる前に、明るいうちに先にそちらの観光をしました。
「桜山神社(櫻山神社)」です。
拝殿。
よく見ると、鶴と思われる置物があります。
神社の横の丘の上には、「烏帽子岩(兜岩)」と言われる大きな岩があります(写真左)。
盛岡城築城時に、この大石が出てきて、この場所が城内の祖神さまの神域にあったため、宝大石とされ、以後吉兆のシンボルとして広く信仰され、災害や疫病があったときなどにこの岩の前で平安祈願の神事が行われ、南部藩盛岡の「お守り岩」として、今日まで崇拝されているとのことです。
「盛岡城跡公園」の「三ノ丸」の辺りです。
盛岡城跡公園と先ほどの桜山神社は隣接しています。
盛岡城跡公園内の様子。
公園の上には、「南部利祥中尉銅像台座」があります。
銅像の台座です。
昔はこの上に銅像が立っていましたが、太平洋戦争時の金属供出によって銅像部分は撤去されました(ネットで検索すると銅像の写真が出てきます)。
じゃじゃ麺屋に向かっていたら、華やかな花の下に可愛い生き物を発見!
にゃ~ん。
花猫にゃん。
盛岡じゃじゃ麺屋の「白龍(パイロン)」の 本店に到着。
味がある建物です。
「盛岡じゃじゃ麺」。
混ぜる。そして、好みに合わせて、「酢」や「ラー油」や「にんにく」など調味料を加えて、混ぜると書かれていたので、とにかく混ぜ混ぜ。
混ぜるとこんな感じです(味噌を追加した後の写真だったと思います)。
見た目が汚いですw
最初に混ぜた時は、色がもっと薄く、食べてみてもいまいち味が足りない気がしました。
隣の席にいた常連客のスキンヘッドのおじさんは、「こんなに食べられるの?」と思うほどの大盛りに、私のより味噌の色が濃い麺を食べていたので、味噌を足そうとしましたが、テーブルの上に味噌が見当たらず。
調味料もいったい何を加えるのが良いのか全くわからず、迷っていたら、その様子を察知したのが、スキンヘッドのおじさんが親切に入れる調味料や味噌の場所を教えてくれれました。
スキンヘッドでガタイが良かったため、最初見た時は怖いと思いましたが、とても優しい方でした。
色々調味料を足して食べたら、味が足りるようになりましたが、今度は入れ過ぎた感もあり、色々な味が合わさって、よくわからない味になりました。
一番おいしい王道の調味料の配合を知りたかったです。
テーブルの上には生卵が積まれており、いったい何なんだろうと思っていたら、スキンヘッドの人とは別のお客さんが生卵を皿の上に割って、店員にその皿を出して、スープを入れてもらっていたので、それを真似て私もやってみました。
出来上がったのがこれです。
このブログを書きながら調べていて知ったのですが、これを「ちいたんたん」と呼ぶそうです。
白龍のお店のWebページがあり、そこに食べ方が丁寧に載っていました。
私は麺を全て食べてから、ちいたんたんを作ったのですが、上記の食べ方を見ると、どうやら麺を少し残した上で作るものだったそうです。
さすがに、全て食べたら意味がなくない?と思ったので、気休め程度にキュウリを少し残したのですが、麺を含めもっと残すのが正解でした。
じゃじゃ麺を食べるには知識が必要でした。
じゃじゃ麺を食べ、盛岡八幡宮に向かう途中にあった「岩手銀行赤レンガ館」です。
明治44年(1911年)に盛岡銀行の本店として開業し、岩手殖産銀行(のちに岩手銀行に商号変更)の本店となり、その後、中ノ橋支店になり、平成6年(1994年)に国の重要文化財に指定され、平成24年(2012年)に中ノ橋支店としての営業が終了した建物です。
中は展示施設として一般公開されており、2019年8月現在、一部無料、一部有料で見学ができます。
せっかくなので、無料エリアだけ見ました。
無料エリアの多目的ホールです。
盛岡八幡宮に向かう途中にあった商店街です。
「八幡通り」です。
この道を真っすぐ行くと盛岡八幡宮があります。
八幡通りを歩いていたら「新八幡街」と書かれたすごい怪しい雰囲気の場所が出てきました。
怪し過ぎる。
夜は栄えるのだろうか。
「盛岡八幡宮」に到着。
「恵比寿様」と「大黒様(大国様)」。
中央には黒色の「獅子頭」があります。
鳩にまぎれて何か白い生き物がいる!
にゃー。
目つきが鋭い。
拝殿です。
「ひょうたん」が面白いほどたくさん掛けられていました。
「厄難災難を消滅する八方塞がり用ひょうたんセット」が売られています。
先ほどのひょうたんは、厄難災難を封じるためのものです。
ひょうたんによる厄難災難封じの方法は以下です。
① ひょうたんに自分の氏名、年齢を書きます。
② 祈りを込めてひょうたんに息を3回吹き入れます(体の中の悪い物を出す様に)。
③ ひょうたんに悪い物を封じ込めてしっかりふたをします。
④ ひょうたんは神社に置いて帰りましょう。
つまり先ほどのたくさんのひょうたんがあった場所には、たくさんの悪い物が封じされているということになります。
そう思うと、近づくのが怖ろしいですw
一方、可愛い女の子が口づけして、息を吹き込んだひょうたんもある可能性が…ゲフンゲフン。
「お金が浮かぶと幸運になるという」と書かれたものがあります。
水に浮かびやすい1円玉の挑戦者が多いですが、沈んでいる小銭を見ると、10円玉や100円玉もあります。
そもそも、「対象は小銭だけ」とは書かれていないので、お札を置いたら浮かびやすいのではないかと思いました(時間が経つとヘニョヘニョになって沈みそうですが)。
1万円札を浮かべたら、大きな幸運が来るのかな?
紙の人形を忌火で燃やして浄化するものもありました。
盛岡八幡宮は、色々あって楽しいです。
盛岡八幡宮の拝殿の方から撮影した写真。
宿泊するホテルがある盛岡駅の方に向かっていると「もりおか啄木・賢治青春館」という建物があったので、入って軽く中の様子を見ました。
石川啄木は、岩手県の現在の盛岡市出身のため、盛岡には、石川啄木に関係するものが至る所にあります。
宮沢賢治は、岩手県の現在の花巻市出身で、中学からは盛岡の学校に通っていました。
「もりおか歴史文化館」という建物もあったので入ってみました。
写真の馬は「チャグチャグ馬コ」です。
盛岡山車の現代の山車「連獅子」。
高さ9mもある明治期の山車「和藤内」。
「天才啄木くん」。
もりおか歴史文化館の中には売店もあり、「岩手限定 うに丼棒」が売っていたので、買ってみました。
味は、よくわからない味でしたw
ちなみに、うまい棒とは別商品だそうです。
もりおか歴史文化館の建物前には、岩手県のイメージキャラクターの「わんこきょうだい」のパネルがありました。
上にある穴は何なんでしょう。
顔を出すにも縦に細長くて、顔を出しづらいので、別の用途でしょうか。
「盛岡駅」に到着。
写真左の方に「もりおか 啄木」と書かれています。
この後、宿泊するホテルに行きました。
普通のビジネスホテルタイプで、1泊約5,200円(税別)だったため、最近私が国内旅行で泊まったホテルの相場より安かったです。
先ほど、じゃじゃ麺を食べましたが、盛岡は冷麺も有名ということで、少しホテルで休んだ後に、ホテルすぐ近くのお店に盛岡冷麺を食べに行きました。
行ったお店は、「盛楼閣」というお店です。
午後8時過ぎに行ったのですが、20組ほどの待ち行列ができていました。
こんなに混んでいるのだったら、先に順番待ちの紙に名前を書いて、ホテルで休んで、適当なタイミングでお店に行けば良かったと思いました。
結局、約40分待ってお店に入れました。
「玉子スープ」です。
焼肉屋のため、とても焼肉が食べたくなりましたが、我慢して、盛岡冷麺と玉子スープだけ注文ました。
玉子スープはもっと小さいのが出てくると思っていたのですが、結構がっつりしたのが出てきて、先ほどのじゃじゃ麺もあって、玉子スープだけでお腹がいっぱいになりました。
「盛岡冷麺」の登場。
スイカが入っています。
麺がぐるぐるの団子状になっていて、面白い見た目です。
麺に強いコシがあり、おいしかったです。
この後、盛岡駅周辺の夜道散策をぶらぶらと適当にして、コンビニでビールとおにぎりとハーゲンダッツを買って、ホテルに帰りました。
旅行記の続き ⇒ 男一人で小岩井農場でひまわり畑デビューしてきた ‐ 岩手旅行 Part3
コメント