2019年8月の夏休み(お盆休み)に、男一人で東北旅行として「岩手県」と「宮城県」に行きました。
東北に行くのは今回が初めてです。
最初は、四国に行こうと考えていましたが、台風の接近と猛暑を考慮して、北の方へ旅行することにしました。
今回の旅行記の一覧です。
● 男一人で恋人の聖地「龍泉洞」に行ってきた ‐ 岩手旅行 Part1(本記事)
● 男一人で盛岡でじゃじゃ麺を食べてきた ‐ 岩手旅行 Part2
● 男一人で小岩井農場でひまわり畑デビューしてきた ‐ 岩手旅行 Part3
● 男一人で平泉「中尊寺」に行ってきた ‐ 岩手旅行 Part4
● 男一人で平泉「毛越寺」「達谷窟毘沙門堂」に自転車で行ってきた ‐ 岩手旅行 Part5
● 男一人で遊覧船に乗って「ああ松島や」してきた ‐ 宮城旅行 Part1
● 男一人で「縁結び」松島の島・お寺巡りをしてきた ‐ 宮城旅行 Part2
日程
1日目:早朝に東京発、「龍泉洞」、「盛岡」観光
(宿泊:盛岡)
2日目:「小岩井農場」、「平泉」観光
(宿泊:仙台)
3日目:「松島」、「仙台」観光、夜に東京着
恋人の聖地「龍泉洞」へ
観光最初は、岩手県にある「日本三大鍾乳洞」の「龍泉洞」に行きました。
早朝に東京駅発の新幹線に乗り、盛岡駅に向かいました。
新幹線は、「はやぶさ」の指定席が全て埋っていたため、「やまびこ」の自由席に乗って行きました。
盛岡駅から龍泉洞へは、バスが出ています。
龍泉洞の公式Webページに掲載されている乗り場情報とバス会社のWebページに掲載されている乗り場の番号が異なっていたため、盛岡駅のバス乗り場に到着後、既に龍泉洞行きらしきバス停に乗客の長蛇の列ができていましたが、念のためバス切符売り場の窓口にバス停の乗り場を確認しに行きました。
その確認の間にも長蛇の列がさらに伸びて行き、バスに乗り切れるのか怪しくなっていきました。
バスが来て、乗車が始まり、徐々に私の乗車の番が来るのですが、同時にバスの中も人でいっぱいに。
そして、私が乗車する番に来たら…ちょうどそこで満員になりバスに乗れなくなりました。
えぇ…と思っていたら、もう1台バスが来て、一安心。
これに乗られなかったら、次のバスが3時間後だったため、乗られて良かったです。
それにしても、この本数の少なさはどうにかならないのか。
帰りのバスも本数が少ないため、上手いタイミングでバスに乗られなかったら、暇を持て余すことになります。
バス代も片道で2,660円、往復で5,320円のため(2019年8月現在)、2人で行くなら盛岡駅でレンタカーを借りて行った方が良いのではと思いました。
バスに乗って、いざ出発するかと思ったら、倒れ込んでいる子供と一緒に母親が乗っていました。
さらに、子供がオエオエ言っており、母親が子供の口にビニール袋を被せていました。
「えぇ…これ大丈夫なんか…これ救急車を呼んだ方が良いレベルだろ…」
と思っていたら、バス関係者のおっちゃんが東北の方言でその母親に、
「病院に行った方が良い。こんな状態ではバスに乗るのは無理。」
と言って、バスから降りるように説得し始めました。
そりゃ、誰がどう見てもこんな状態の子供を連れてバスに乗らないだろうと思うのですが、なぜか母親は頑なに降りようとせず、バス関係者のおっちゃんらが複数人掛かりで何度も説得して、やっとその親子がバスを降りて、バスは出発しました。
その親子がバスから降りた後も、バス関係者は親切にその親子に対応していました。
世の中、色々な人がいますね。
そして、約2時間掛けて龍泉洞へ。
お盆休みということもあってか、龍泉洞近くの道路は少し渋滞していました。
「龍泉洞」へ到着。
龍泉洞の鍾乳洞への入り口は、この川に架かっている橋を渡った先にあります。
この川は「清水川」という名で、私が行った時期は、有料で釣りができるようになっていました。
橋の上には、「恋人の聖地」と書かれたハート型の木彫りの2体の龍のモニュメントがあります。
なぜ、恋人の聖地…
龍泉洞の中に、ハートの形が見える場所があるからでしょうか?
「初恋ソフト」というソフトクリームが売っています。
私の初恋は幼稚園児の頃だったか、小学生の頃だったか…
もはや初恋と言っている場合じゃねぇ。
「初恋ソフト」ではなく、「今すぐ恋人ができるソフト」を販売してくれ。
「五郎兵衛石」。
明治時代に三田地五郎兵衛が建立した方角と時刻を表す石です。
木彫りの昇り龍です。
岩泉町の繁栄を願って建立されたものです。
私の保有株のラクオリア創薬の株価は2019年9月13日現在、昇らずの「沈む龍」です。
昇ってくれる日が来るのかどうか…
龍泉洞への入り口です。
写真右上に気温が表示されていますが、外の気温が約27度で、洞内温度は約13度でした。
洞内のいたる所に室内温度表示があります。
荷物になり、また、龍泉洞のWebページを見たら、上着を貸し出していると書かれていたため、私は上着を持って来ず半袖Tシャツ1枚で行ったら、どこで上着を貸し出しているのかわからず、結局、半袖Tシャツで入りました。
他のお客さんはほとんど長袖でした。
そして、鍾乳洞内へGO!
「長命の淵」。
洞内の道の様子。
「百間廊下」。
断層に沿って形成された道で、縦に細長く壁があります。
途中、分かれ道があり、「龍の淵コース」と「コウモリ穴コース」がありました。
お盆休みの混雑時だったため、一方通行規制が入っており、一方の道しか行けませんでした。
私は龍の淵コースに行こうと思っていたのですが、なぜかお客さんが皆コウモリ穴コースに行ったので、コウモリ穴コースの方が良いのだろうかと思って、私もコウモリ穴コースに行きました。
その「蝙蝠穴(コウモリ穴)」です。
混雑していて詳しく見られなかったこともあり、どこにコウモリがいる穴があるのかわからず、コウモリを見ることはできませんでした。
洞内の壁です。
壮大です。
「白亜の議事堂」。
正面のくぼみの空間が議事堂っぽいのかな?
「長命の泉」。
一口飲むと3年長生きするという古い言い伝えられがあるそうです。
百口飲むと300年長生きするのだろうか。
おそらくここでは水を飲めるようにはなっていませんでしたが、龍泉洞のWebページやネット上の記事を見ると、龍泉洞の洞内入り口前辺りに、龍泉洞の水が飲める水飲み場があります(私はそれに気づかなかったか、見たけど記憶にないか)。
また、外の売店に「龍泉洞の水」が売っていました(6本入りと12本入りのケース売りは見ましたが、1本売りもあったかは不明)。
「亀岩」。
確かにカメの形をしています。
「月宮殿」。
広い空間になっており、ライトアップされていて綺麗です。
写真だとわかりづらいですが、この写真は奥の方まで行列になっています。
この奥の方に、龍泉洞の一番のスポットである「ドラゴンブルー」と呼ばれている色の地底湖があるため、それで混んでいます。
ちなみに、地底湖の空間は大して混んでいませんでした。
地底湖を立ち止まって見ている人がいて、律義にその立ち止まっている人が進むのを待っている人がいたため、長蛇の列になっていました。
通路は空いており、立ち止まっている人の前も空いていて、そこからでも地底湖を見られるので、効率良く飛ばして見て行けば、こんな渋滞にならないのですが…
「洞穴ビーナス」。
額縁に囲われています。
左の人の形っぽい部分がビーナスだそうです。
「音無しの滝」。
確かに滝のような形になっています。
「地蔵岩」。
壁の様子。
複雑な形をしています。
名前は付けられていませんでしたが、脚が2本あり、人の下半身のように見えたので、写真撮影しました。
今ブログを書きながらよく見たら、上に顔のようなものがあり、目と鼻と口がある…
ひぇっ…
発見してはいけないものを発見してしまったかもしれません…
月宮殿の天井です。
「守り獅子」。
動物の形をしています。
ここは月宮殿の奥の方にあるスポットです。
ここら辺か、ここのちょっと手前辺りの道から来た道を振り返ると、洞内の形がハートに見えるそうです。
私も何度か振り向いて鍾乳洞の観察をしていたのですが、ハートの情報を知らなかったため、気づきませんでした(もらったパンフレットには「ハートスポット」と書いていました)。
私には恋が見えないようです…
「三原峠」へ上る階段です。
お盆休み中は、入場規制で上れませんでした。
「洞穴のカーテン」。
どれがカーテンなのだろう…
所々で、このように洞内に溜まっている水が見える場所があります。
水がとても澄んでいます。
そして、龍泉洞の名スポットの地底湖です。
こちらは「第一地底湖」です。
写真では伝わりませんが、地底湖の様子とこの通路の様子が幻想的で、ゲームの世界に入ったような雰囲気でした。
地底湖の中にはライトが灯されており、「ドラゴンブルー」と言われる綺麗な青色に光り輝いています。
「第二地底湖」。
「第三地底湖」。
写真に写っている地面の部分も水の中です。
2019年9月現在、第三地底湖が観光コースの最終地点となっていますが、この奥にさらにいくつかの地底湖があり、調査が進められています。
女性と来たら、
女「とっても綺麗~」
男「そうだね。見惚れてしまうほど綺麗。ドラゴンブルーを見つめている君の横顔が。」
男・女「ドラゴンラブ!」
とでも言うのでしょうか。
出口への階段です。
出口はトンネルになっています。
このトンネルは、山ぶどうワイン「宇霊羅(うれいら)」の貯蔵庫(天然ワインセラー)としても使われています。
龍泉洞がある所から道路を挟んだ反対側には、「龍泉新洞科学館」があります。
こちらも鍾乳洞になっているのですが、自然をそのまま利用した展示室のようになっています。
科学館好きな人は、龍泉洞よりこちらの方が楽しいかもしれません。
こちらはそこまで宣伝されていなかったので、おまけ程度だと思って行ったら、こっちの方が楽しいやんけ!となりました。
学術的に貴重なものがあり、その情報が外に持ち出されると困るということで、洞内の写真撮影は禁止でした。
盛岡駅に向かうバスが13時30分にあり、その次が16時発だったため、何とか13時30分発のバスに乗りたいと考えていました。
しかし、龍泉洞に到着したのが12時頃で、混雑もしていたため、13時30分には間に合わないかなと思っていましたが、ささっと見たら時間が足り、売店も少し見て、ちょうど13時30分少し前になり、13時30分発のバスに乗って盛岡駅に行けました。
恋人の聖地「龍泉洞」に独りで来ると、
「恋人ができるようになるパワー。ドラゴンパワー(胡散臭い)。」
が得られるという宣伝でもしてくれないかな。
「ドラゴンブルー」ではなく、「独り身ブルー」です。
早く、「ラブラブピンク」になりたいです。
旅行記の続き ⇒ 男一人で盛岡でじゃじゃ麺を食べてきた ‐ 岩手旅行 Part2
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