男一人でマドリード観光、プラド美術館に行ってきた ‐ スペイン旅行 Part9

海外旅行・観光

HISの団体ツアー「impresso(インプレッソ)・大満喫スペイン8日間」でのスペイン男一人旅、今回は「マドリード」観光の第1弾です。

前回の旅行記 ⇒ 男一人でトレドに行ってきた ‐ スペイン旅行 Part8

 

旅行の時系列としては、コルドバ観光(男一人でコルドバに行ってきた ‐ スペイン旅行 Part7)の後になります。

「コルドバ」から「マドリード」へバスで5時間ほど移動しました。

そして、21時頃に泊まるホテルに到着。

 

ホテル名は、「Tryp Madrid Airport Suites (トリップ マドリード エアポート スイーツ)」です。

 

泊まった部屋のリビングルーム。

テーブルの上に、エロっぽい女性の写真が表紙に載っている雑誌があったので、期待してパラパラ見ましたが、本の中身はエロくありませんでした。

 

ベッドルーム。

 

バスルーム。

 

今日のランチの時に、おば様3人組ツアー客とホテルに到着後にバルに行こうと約束したのですが、既に21時以降で疲れもあったため、ロビーで受付待ちしている間に、やっぱりバルに行くのはやめようとおば様が言いました。

まぁ、私も疲れていたため仕方がないと思いつつ、受付を済ませ、部屋がある階にエレベーターで上がったら、そこにおば様らがいて、やっぱり行くことにしたと言われ、行くことになりました。

まさか、エレベーターで移動中におば様らの気が変わることになるとは。

 

ホテルからマドリード中心部までは車で30分ほどの距離があり、便が良い電車も近くを走っていなかったため、ホテルスタッフにタクシーを呼んでもらいました。

ちょっと大き目のタクシーです。

マドリードの街中で走っているタクシーは、一般的な5人乗りの大きさのタクシーばかりなのですが、空港近くのホテルということもあってか、荷物をたくさん入れやすい大き目のタクシーが来ました。

 

とりあえず、マドリード中心部にある「プエルタ・デル・ソル(太陽の門)」と呼ばれる広場に向かいました。

タクシーの目的地までの料金は、30ユーロ弱でした。

私もタクシー代を払おうとしますが、おば様らに私の分まで払ってもらう形に。

ちょっとラッキーと思いつつ、私も一応社会人のおっさんなので、おごってもらうことに対して申し訳ないと思ってしまいます。でも、ラッキー。

おば様からしたら私はおそらく20歳以上年下で、年齢差だけを考えると私が小学生~中学生を相手にしているようなものなので、あまり気にする必要がないかもしれません。

 

「プエルタ・デル・ソル(太陽の門)」広場に到着。

この時点で22時を過ぎていたのに、多くの人がいて騒いでいたことに驚きました。

この日は、サッカーワールドカップ2018でフランスが優勝したので、フランス国旗を振っている人もいました。

 

見覚えがあるようなキャラクターもちらほらいました。

海外ではよくあることですが、このようなキャラクターの写真撮影をするとお金を請求されます。

おば様らがキャラクターと一緒に写真撮影してお金を払っていました(おそらく請求されることを知っていた上で写真撮影していた)。

 

左奥の通りは、「プレシアドス通り」と言います。

通りの上が洒落た感じにシートで覆われていて、海外っぽい洒落た雰囲気が出ていました。

 

さて、どこのバルに行くかとなり、おば様の1人が、

「さっき添乗員さんに聞いたら、グラン・ビア通りの生ハム博物館辺りにバルが集まっていると言っていたからここに行こう」

と言ったので、私がオフラインでGoogleマップアプリを見ながら、上記写真のプレシアドス通りを通って、グラン・ビア通り、生ハム博物館の方へ案内しました。

観光本には「カヴァ・デ・サン・ミゲル通り」という場所が、バルが密集した通りとして紹介されいていたので、私はちょっとそっちに行ってみたかったのですが、次の日のオプショナルツアーのバル巡りで、そっちに行く可能性がありそうだったので、今日はいいやと思いました。

 

プレシアドス通りを抜けた辺りにのちょっとした広場でもパフォーマンスしている人がいて、人だかりができていました。

皆22時過ぎなのに元気です。

 

「グラン・ビア通り」です。

光り輝いている豪華そうなホテルを見て、おば様が「私たちも郊外のホテルではなく、こういうホテルに泊まりたかった」と言っていました。私も同意。

 

グラン・ビア通り沿いを歩き、「生ハム博物館」を目指しつつ、良さげなバルがないかを探しました。

ただ、スペインの一般的なバルの雰囲気が全くわからないため、飲食店っぽいお店はちらほらあるものの、これはバルなのか、それとも、普通のレストランなのか、はたまた、しょぼいバルなのかといまいち「これだ!」という雰囲気のお店がなく、う~んと悩みながらしばらく歩いていました。

 

すると、入りやすそうな開放的な綺麗なお店を発見!

カウンターもあるから、バルっぽい!

ということで、「Txapela(チャペラ)」という名のバルに入りました。

店名でネット検索してみたら、2018年4月時点の記事で、バルセロナに3店舗、マドリードに1店舗を展開するピンチョスバルのチェーン店と書かれていました。

 

パンの上に色々な具材がのったピンチョスがあります。

なんと、日本語メニューもあって選びやすいです。

 

とりあえず、女性(おば様)3人、男の私1人というハーレム(?)な状況でビールで乾杯!

バスの移動疲れもあり、しんどい気分でしたが、ビールを飲んだら生き返りました。

 

私はお腹があまり空いていなかったので、注文はおば様らに任せて、おば様らがちょこっとだけピンチョスを注文。

皆で分けるのもどうかと思うこの大きさのピンチョスを適当に切りつつ、4人で食べました。

ちょこちょこ食べたので、何とも言えませんが、味はおいしかったと思います。おば様もおいしいと言っていました。

 

次の日、おば様が他のツアー客にこのバル巡りのことを伝え、その日のお昼に女性2人組ツアー客がこのお店に行っていたのですが、アヒージョのようなものも頼んだりしていて、その女性ツアー客もおいしいと述べていました(私が1人グラン・ビア通りを歩いていたら、このお店のカウンターで女性2人組が食事していて、声を掛けられ、その時に感想を聞けました)。

そのため、入りやすさなども考え、海外旅行に不慣れで、老舗っぽいバルに怖くて突入できない人にとっては、良さげなお店だと思います。

 

バル巡りということで、先ほど目指していた「生ハム博物館」と呼ばれている「Museo del Jamón(ムセオ・デル・ハモン)」にも行きました。

 

地下のテーブル席に移動。

 

このお店のイベリコ豚メニューで一番値段が高かった「RACION JAMON IBERICO 100% BELLOTA」というのを注文しました。

観光本によると「Bellota」というのは、イベリコ豚の最高ランクのものを指すらしいです。

せっかくの高級品ですが、盛り付けは雑ですw

値段は25ユーロ。最高ランクといっても知れている値段です。

 

味は、言葉での表現が難しいですが、「トロっとした濃厚さ」ではなく、「カタい感じの濃い」といった感じです。

旅行中にスーパーで買ったイベリコ豚は、「トロっとした濃厚さ」でした。

この濃さが高級品と言われたら、まぁ高級品なんだろうと思いますが、家で1人でビールを飲みながらパクパク食べる分には、スーパーのイベリコ豚の方が好きです。

味が濃いからか(味だけでなく、濃厚な脂という感じでもある)、数枚食べただけで満腹感が出ました。

 

なぜかハムのお店なのに、イカフライ&ポテトも注文。

お会計は、おば様持ち。

 

次の日のお昼に、先ほどの女性2人組とは別のツアー客らがこのお店に行っていたのですが、ハムのランチメニューのようなものを注文したと言っていた気がします。

 

そして、タクシーでホテルに帰りました。

写真は、タクシーの助手席から撮影。

 

ホテルまでのタクシー代も行きと同じく30ユーロ弱でした。

料金は、またもやおば様が払ってくれました。

ボディガード料ということらしいです。

ということで、女性3人と一緒というハーレムな上に、全て無料でバル巡りをできたという何とも恵まれたバル巡り観光でした。

当初は、1人バル巡りになりそうで、行くのを諦めていたので、非常に良かったです。

今回のツアー客は非常に良い人たちばかりでした。

おば様方、いや、お姉さま方、どうもありがとうございました。

 

 

次の日、スペイン観光実質5日目(8日間の6日目)の実質最終観光日の午前は、ツアーで選択した選べるプランの「プラド美術館入場付きマドリード市内観光」です。

時間があまりなかったため、マドリード市内観光というよりかは、ほぼプラド美術館観光でした。

朝、ホテルのロビーで、おば様らが昨夜のバル巡りのことを他のツアー客らに話していて、「昨日、息子(私)ができた」と言いふらしていましたw

 

まずは、ほんのちょっとだけ「王宮」の外観観光です。

写真は王宮の広場にある「フェリペ4世騎馬像」です。

馬の前脚が地面についていなく、後ろ脚だけで像を支えられるように、上手く工夫した像になっているとのことです。

 

王宮の外観です。

 

フェリペ4世騎馬像の前に我々団体ツアー客が来ましたら、スリおばさん3人組がどこからともなくふらっと寄って来て、現地ガイドさんが大きな声で「スリ、スリ」と連呼して、追い払っていました。

団体で固まっていても狙おうとしてくるので、超強気ですごいです。

知り合いのガタイが良い男性も以前1人でスペインに行った時に、エレベーターに乗っていたら、女性3人組に囲まれて襲われそうになり、叫んで威嚇したと言っていたので、どこからともなく現れる女性3人組には気をつけた方が良いかもしれません。

スペインのスリは3人いれば怖くないといった心理で、どんな相手でも超強気で攻めてきます。

 

王宮の観光はこれだけで終わり、プラド美術館に向かいました。

 

プラド美術館の前にある「サン ヘロニモ エル レアル教会」

プラド美術館観光後はこの下に集合でした。

 

「プラド美術館」

壁一面に絵が描かれています。

 

私が行った時は、プラド美術館はロビーの一部以外は、写真撮影NGだったので、写真付きで語れませんが、美術の教科書で観た絵がいくつかあり、それを生で観ることができて良かったです。

私としては、ゴヤ「我が子を食らうサトゥルヌス」が1番の目当てだったので、それが観られて満足でした。

「裸のマハ」は、目の前でじっくり見ると繊細に描かれていました。

裸体をめっちゃじっくり観ていたので、変態だと思われたかもしれません。まぁ、変態ですが。

エル・グレコの見たことある作品やベラスケス「バッカスの勝利」を観ながら、「株で勝利したい」と思いました。

作品名「エッグ・サイトウの勝利」をいつの日が描く頃が来るだろうか。

また、私は知りませんでしたが、「ラス・メニーナス(女官たち)」という世界三大絵画としても数え上げられている有名な作品もありました。

大きい絵は、観る距離によって、見え方が変わってくるため非常に面白かったです。

 

美術館観光は、現地の日本人ガイドさんの絵画説明案内について行っても良いし、個人で自由に観て回っても良いという流れでした。

ただ、ツアー客皆がガイドさんについていき、また、ガイドさんについていけば最低限有名な作品は回ってくれるだろうと思い、私もガイドさんについていくことにしました。

ただ、ガイドさんの1つ1つの作品に対する説明がやたら長い、本当に長い。

私は最近は説明を聞くよりも、観る派なので(説明は時間が経てば忘れるし、ネット検索すれば良いので)、イヤホンガイドの音が届く範囲で、長い説明中は、違う絵を適当に観て回っていました。

その個人で動き回っていたときに観た、ゴヤの弟子が描いた「巨人」という作品が、漫画・アニメの「進撃の巨人」を観ている影響もあり目を引きました。

 

結局、ガイドさんの説明が長くて、時間が押したため、最初に設定した集合時間が伸びました。

個人行動していたら、集合時間が伸びたことを知ることができなかったような…

ガイド終了後の自由時間は10分ほどでした。

その10分で、まだ観ていない作品とお土産ショップをざぁーっと観て回りました。

もうちょっと時間が欲しかったですが、有名な作品をいくつも観れて良かったです。

 

ロビーの写真OKエリアにあった像です。

説明書きを見たら「José Álvarez Cubero」と書かれていました。

ネット検索してみると彫刻家の名前のようです。

この像の股間部分を見ると、おちんちんが残念なことになっています。

いったいどういう状況の作品なのか全く想像がつきません。

ネット検索すると、あちこちの場所にあるこの像の写真が出てきますが、同じようにおちんちんが残念なことになっているものばかりです。

残念おちんちんには意図があるのでしょうか。ちなみに、ちゃんとしたおちんちんバージョンの像の写真もネットにはありました。

 

プラド美術館観光の後は、いったんスペイン広場までバスで行き、そこで解散し、午後のトレド観光までお昼休憩込みの自由行動でした。

私はご飯を食べるよりも観光したい派なので、お昼ご飯を食べずに1人でマドリード市内を歩き回りました。

 

昨夜、おば様らと歩いた「グラン・ビア通り」です。

 

こちらも昨夜来た「プレシアドス通り」。

 

「Doña Manolita」という名のお店に行列ができていて、何だろうと思ったら宝くじ売り場でした。

スペイン人は宝くじ好きなようです。

 

昨夜来た「プエルタ・デル・ソル(太陽の門)」広場。

写真2枚目の右の像は、「カルロス3世騎馬像」です。

 

この広場にある「クマとイチゴノキの像」

この銅像はマドリード市の紋章になっていて、観光スポットになっています。

観光本によっては、「イチゴノキ」ではなく「山桃の木」になっています。

写真右の建物は、アップルストアです。

夜のバル巡りのオプショナルツアーは、このアップルストア前に待ち合わせです。

 

反対側から撮影。

 

マヨール広場の門です。

 

「マヨール広場」

建物に360度囲まれています。

写真2枚目の像は「フェリペ3世騎馬像」です。

 

マヨール広場のある門から出た所です。

 

この写真の正面の門は「クチリェロスのアーチ」と呼ばれていて、マヨール広場にある9箇所の門のうち最も有名な門らしいです。

ブログを書く際にネットで検索して知りました。そもそもマヨール広場に繋がっている門であるとする知らなかったです。

マドリード観光中にGoogleマップを見ていたら、謎の道があるような…と思っていたら、この門の道でした。

また、この写真の左の道の通りは、「カヴァ・デ・サン・ミゲル通り」と呼ばれていて、バルがたくさん集まっている通りとして有名です。

 

カヴァ・デ・サン・ミゲル通りを進んでいくと写真の「サン・ミゲル市場」が出てきます。

バルで出てくるような一品料理を売っているお店がたくさん集まっている場所です。

 

中は人でいっぱいです。

サン・ミゲル市場はスリが多いという情報がありましたが、こんだけ人が密集していれば納得です。

 

お店で料理を買って、テーブルエリアなどに料理を持って行って食べます。

 

オリーブなどが串にささったピンチョスが売っています。

 

お肉。

 

ナッツ。

 

スペイン風オムレツ。

 

おいしそうな見た目な料理がたくさんあります。

 

お魚さん。

 

牡蠣も売っています。

 

そして、まさかの日本食「串カツ」。

写真左上の方に、ドラえもんを発見w

日本文化の食い込み力すごいですw

 

フルーツ。

 

そして、午後のトレド観光に行くために、集合場所のスペイン広場に戻ります。

 

グラン・ビア通りで、ミュージカルの「ライオンキング」を上映している建物を見かけました。

 

「スペイン広場」の噴水です。

 

スペイン広場には、「セルバンテス像(写真後ろ)」、「ドン・キホーテ像(写真手前左)」、「サンチョ・パンサ像(写真手前右)」があります。

 

この後、トレド観光に向かいました(男一人でトレドに行ってきた ‐ スペイン旅行 Part8)。

 

トレド観光から戻ってきたら、解散して、自由行動になりました。

オプショナルツアーの集合時間まで少し時間があり、一緒にオプショナルツアーに参加する新婚夫婦ツアー客が今から有名な「チュロス&チョコラテ」のお店に行くと言うので、新婚夫婦のお邪魔ですが、一緒にそのお店に行くことにしました。

 

ホットチョコレート(チョコラテ)にチュロスをつけて食べる有名なお店「Chocolateria San Gines(チョコラテリア サン ヒネス)」です。

行列ができていましたが、回転率が高いため、そこまで待たず入れました。

 

店内の様子。

効率良く出せるようにコップが配列されています。

 

私がイスに座るときに私のひじがホットチョコレートを運んでいる店員さんにぶつかり、そのカップが少しガタンとなりました。

超無愛想なその店員さんに数秒無言で超にらまれましたが、何とかカップのホットチョコレートは無事だったので、そのまま店員さんは無言で運んでいきました。

どちらかというと店員さんが私にぶつかってきた形なのに、私が「ソーリー」と店員さんに謝り、店員さんは無言という。

日本は「お客様は神様」ですが、海外は本当に店員さんの方がお客さんより上という立場を改めて感じました。

 

このようにホットチョコレート(チョコラテ)にチュロスをつけて食べます。

あまあまです。

チュロスがなくなり残ったホットチョコレートは、私は全部飲みませんでしたが、新婚夫婦はどちらも全部飲んでいました。

皆、これは飲み干すものなのだろうか。

 

プエルタ・デル・ソル(太陽の門)広場近くのお店に入りました。

「SOSO」という商品名のお洒落な卵型のケースに入っている様々な風味の種類がある塩が売っていました。

 

この後、「クマとイチゴノキの像」の前で新婚夫婦と写真を撮り合いっこし、まだオプショナルツアーの集合時間まで15分ほどあり、特にお互いやることがないということで、いったん新婚夫婦から離れ、1人お散歩しました。

 

お散歩していたら、「UDON」という名のうどん屋を発見。

 

建物の上に、たくさんの馬の像があるこの建物は「BBVA(ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行)」です。

 

そして、オプショナルツアーの集合時間の19時45分になるので、アップルストア前に行きました。

バル巡り、飲むぞー!

旅行記の続き ⇒ 男一人でマドリードでバル巡りしてきた ‐ スペイン旅行 Part10

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