男一人で東証Arrowsと兜神社で保有株を応援してきた

国内旅行・観光

男一人で東京証券取引所内にある「東証Arrows」「兜神社」に行ってきました。

見学兼保有株の応援です。

「日本市場の中心で保有株を叫ぶ」観光です。

実際には、叫んでもなく、Twitter以外は独り言もつぶやいていません。

 

東証Arrowsとは、東京証券取引所の建物内にある市場情報の提供を行う場です。

よくテレビの株関係のニュースで流れる、円状に銘柄名と株価が回っている電光掲示板がある場所です。

 

株の投資家として1度は行ってみようと前々からふと思っては忘れてしまい、行っていませんでした。

予約が必要だと思って面倒だと思っていたのですが、予約が必要な「案内付き見学ツアー」以外に、団体でなければ予約の必要がない自由見学があると知り、ぷらっと行くことにしました。

 

東京証券取引所(東証)の建物です。

 

東証前の道路を挟んだ反対側には、なんと、裸の女性の銅像がありました!

しかも、3人も!

うひょひょ。

株でお金をたくさん儲けたら、裸の女性が何人も寄って来てハーレムになれるということを表現しているのですね、わかります。

 

見学の入口は、先ほどの東証の写真とは別の場所にあります。

入るときに空港のように金属探知機(人)とおそらくX線検査だろう装置(荷物)のチェックがあります。

金属探知機でベルトが引っかかりましたが、問題なく入場。

受付をして、首からぶら下げる入館証をもらいます。

 

受付のお姉さんに、「オープンプラットフォームという場所で何時からイベントがあり、入れなくなるため、先にそこから見学することをおすすめします」と言われたので、お姉さんに言われた通りに先にそこに向かいました。

 

エスカレーターで2階に上がった所に、「女子レスリング」と「くまモン」の写真がありました。

2016年の大納会のときに来たっぽいです。

 

エスカレーターの横にあったタブレット群。

これはアンケートに答える時に使います。

これでアンケートに答えるとキーワードが表示されるので、そのキーワードを受付のお姉さんに伝えるとパフパフのサービス、いや、プレゼントがもらえます。

 

アンケート用タブレットの上にあったレリーフです。

見学した時は何の模様だろうと思っていましたが、このブログを書くためにちゃんと見たら、ハンマーや歯車があることに気づきました。

後から述べますが、1階には数体の彫像があり、そこにハンマーを持った「工業」を表す彫像があります。

ということは、これは「工業」を表しているのか?

もしや、他にもあったレリーフは違う模様だったのか?

と思ってググったら、まさにこれは「工業」を表していて、他のレリーフは模様が違い、「商業」、「農業」をモチーフにしていると書かれたサイトがありました。

 

今日のイベント内容です。

新規上場セレモニーが「ジーニー」、「ナレッジスイート」、「歯愛メディカル」、「すららネット」の4社もありました。

 

例のぐるぐる回る電光掲示板の登場。

「テレビでよく見るやつや~」と感動しました。

このぐるぐる回っている所は「マーケットセンター」という名で、マーケット監理業務を行っています。

マーケットセンターの手前の人が立っているスペースが「オープンプラットフォーム」です。

オープンプラットフォームは、企業と一般投資家のふれあいの場としてセレモニーやセミナーを開催する多目的スペースです。

 

このぐるぐる電光掲示板は「チッカー」と呼ばれています。

見学していた最初の方と後の方でチッカーの銘柄が回るスピードが変わっている、気のせい?と思っていたら、Wikipediaに「流れる速度は8段階あり、取引の多さで切り替わる」と書かれていました。

 

奥の上の方に新規上場セレモニー時に打ち鳴らさせる「上場の鐘」があります。

 

マーケットセンターでは、実際に取引の監視をしていると説明に書かれていますが、人が数人しかいない。

こんなのでしっかり監視できるのだろうか…

他の場所でもおそらく監視はされているでしょうが、明らかにインサイダー取引、株価操作を目的とした売買と思われる取引をよく目にするので、もしもこのような少ない人員で監視していたら、そりゃ不正があってもスルーされるなぁと思いました。

 

奥の方に部屋みたいなのがある、面白いと思っていたら、これは「メディアセンター」というそうです。

国内外の報道機関各社がスタジオを構える放送センターとのこと。

 

チッカーをよく見るとわかりますが、表示が一部欠けています。

ここが表示の切れ目です。

スムーズに回り続けていると勝手に思い込んでいましたが、そりゃ銘柄が表示され、消えて行く切れ目はありますよね。

今気づきましたが、地味にはしごがあります。点検用でしょうか。

 

「オープンプラットフォーム」です。

大きいディスプレイに株価の状況が映し出されています。

 

この日は、日経平均が300円以上も上昇している活き活き市場でした。

 

ディスプレイに色々表示されています。

これ上の方まで見えるのだろうか…

奥に写っているのは、「プレゼンテーションステージ」と呼ばれ、セミナーや企業説明会、記者発表などのイベントが実施される場所です。

 

上場の鐘の方に向けてカメラが構えています。

他にもいくつかカメラが設置されていました。

テレビなどで放送する用のカメラなのでしょう。

 

「株式投資体験コーナー」です。

架空所持金を元手に架空銘柄の売買ができます。

今となっては、ネットで簡単にリアルの銘柄をバーチャル投資できるようになっているので、この体験コーナーの価値が低くなっていますが、小中学生用には良いかと思います。

 

「東証ティーンズ・スクール シェア先生の経済教室」という教材です。

ブラウザで立ち上がっていて、また、デザインがとても古めかしいです。

そして、なんと上記名前でネット検索したら、このサイトが出てきました。笑

Web公開しているんかいな。

 

先ほどの株式投資体験コーナーの1人用端末です。

どのような取引画面だろうと気になり、試しに操作してみましたが、普段実際に株式売買している人からすると、すごくちゃっちい感じでした。

 

株式投資体験コーナーの横に、台車に乗った「とうしくん」人形がぽつんといました。

「証券知識普及プロジェクト」のマスコットキャラクターだそうです。

「投資(とうし)」だから「とうし(と牛)」って…

 

「歴史写真パネル」がマーケットセンターを囲む廊下に並んでいます。

 

本記事の1番最初に載せた写真の東証の入口玄関の天井のデザインです。

 

「歯愛メディカル」の新規上場セレモニーです。

何枚写真撮影するんだよというぐらい長い時間写真撮影していました。

途中、写真右下に写っているエスカレーターから拍手をしながらぞろぞろ人がおりてきました。

 

歯愛メディカルの人らが「上場の鐘」を鳴らすシーンです。

上場の鐘を鳴らすシーンを見られるとは思っていなかったので、ラッキーでした。

 

最初に、鐘を鳴らす人の写真撮影をしてから、鐘を鳴らしていきます。

全部で5回、人を入れ替え鐘を鳴らしていました。

私は歯愛メディカルの社員さんや次の日の朝にこの様子を新聞に載せるというカメラマンのお姉さんと一緒に並んで、上記写真の撮影をしていました。

 

歯愛メディカルの社員さんらは若手ばかりで、キャッキャしていてテンションが高かったです。

鐘を鳴らし終わった後は、うぇーい!と賑わっていました。

また、後で新規上場セレモニーをする別の企業っぽい団体ともすれ違ったのですが、その団体の人らも若手ばかりでした。

若い会社っていいなぁ~と思ってしまいました。

 

1階にある「東証プラザ 証券史料ホール」です。

 

証券史料ホールの横の壁のデザインです。

 

プロジェクタで映像が映し出されていました。

 

「東京株式取引所印」「理事長印」「東株の和服用入場鑑札」です。

 

「トヨタ自動車販売」の株券(見本)です。

いくつかの会社の株券が展示されていました。

 

「山一證券」の株券(見本)です。

 

立会開始の合図などに使用されていた「振鈴」です。

 

「場電」です。

場電は、取引所の売買立会場と会員証券会社とを結ぶ専用電話です。

 

東証の売買システム開発検討にあわせて作成された日立製作所の株式電子取引システムの説明書(提案書)です。

株式取引システムの導入は、人員削減を連想し労働争議へ発展する懸念があったため限られた関係者だけで検討され、この資料は極秘扱いだったとのことです。

 

奥にある大きい機器が日立製作所製の「HITAC 8500改」です。

1974年に導入された東証相場報道システムで使用された大型コンピュータです。

手前にある目立つ色のボードは、「立会場内株価表示ボード」です。

磁石で表示数字を操作する仕組みとなっています。

 

なぜかキティちゃんのぬいぐるみがあると思ったら、自社のキャラクターを券面にあしらった株券の展示として、キティちゃんが描かれた「サンリオ」の株券(見本)が展示されていました。

色もピンク色で可愛い株券です。

 

20代っぽい若い1人(?)女性客も展示の鑑賞をしていました。

そこで、その女性に、

「Hey、そこの君、どこの株を持っているんだい?おれという有望株も買ってみないかい?君が買ってくれたら、毎晩暴騰さ。」

と言いナンパしようと思いましたが、自重しました。

 

受付の左右には4つの彫像が設置されています。

こちらの彫像は、稲の穂を持っていて、「農業」を象徴しています。

おっぱい!おっぱい!!

 

柄の部分に蛇(金の神)が巻き付いている鉾を持っていて、「商業」を象徴しています。

 

ハンマーを持っていて、「工業」を象徴しています。

 

地球と鳩を持っていて、「交通・通信業」を象徴しています。

おっぱい!おっぱい!!

 

受付の横には、JPX(日本取引所グループ)のオリジナルグッズ売り場があります。

 

1番気になったグッズは、東証すぐ近くのパワースポット「兜神社」のお守りです。

これを持っていたら、保有株の株価が上がりそうな気がしてきます。

ですが、私は自分の実力で勝とうと思い、買いませんでした(単にケチなだけ)。

 

グッズはこの自動販売機で購入します。

お守りに関しては、引換券が出てきます。

さすがに、お守りは自動販売機で直接発売しないようです。

上にあったものが下から出てくるのも、株価下落を連想させて縁起が悪いですし。笑

 

これで東証Arrows見学は終わりです。

せっかくなので、近くにある兜神社に行き、株儲け祈願をしてきました。

 

「兜神社」です。

東証から徒歩数分の場所にあります。

 

賽銭箱に「兜」と書かれています。

お賽銭を入れ、「5000兆円儲けられますように」と祈願しておきました。

 

アンケートに答えてもらった「JPXクリアファイル」です。

 

クリアファイルをもらったときに、手に持っていた東証見学フロアマップなどを床にばらまいてしまったら、受付のお姉さんがこの袋をくれました。

この袋のデザインが良いです。

「あの人、株やっている」感も周囲に主張できます。

 

東証Arrowsと兜神社に行って、株運パワーをもらい、そして、私のパワーを与えてきたので、これで私が保有する株は今後絶好調に上がって行くでしょう。

コメント

  1. しろうなぎいぬ より:

    エッグさんが暴騰祈願してくれたおかげで、さっそくラクちゃんにいいことがありましたね!!
    ありがとうございます。エッグさんのおかげです。

  2. ぼくビール より:

    ブログみながら、東証見学にいってきました!
    パンフレットより
    わかりやすい解説♪
    楽しめましたーー

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