男一人で靖国神社・遊就館に行ってきた

東京の観光スポットをほとんど行き尽くして、行く所がなかったため、男一人で「靖国神社」とそこに併設されている戦争関係の史料館の「遊就館」に行ってきました。

靖国神社は、以前1度行ったことがあるので、今回は、遊就館目的でした。

ちなみに、私は、左派でも右派でもない、ど真ん中の中立派です。平和的に、合理的に話をすれば良いのに、何で左や右の一方に偏る人が多いのが不思議でたまりません。

残酷なものが嫌い(バイオハザードゲームなど仮想のものは除く)、かつ、現在・未来が平和ならいいじゃん派(直接の被害者は、加害者にキレても良い派)の私は、戦争の歴史関係の史料館は、行きたくないのですが、戦闘機が展示されているということで、面白い機械があるかなと試しに行ってみました。

九段下駅で下車し、少し歩き、靖国神社に到着。

前日に、ポケモンGOがアップデートされて、新しいポケモンがたくさん増えた所で、新種のポケモンのワニノコちゃんがいたので、写真撮影。

「大村益次郎銅像」

拝殿

さすがに、軍人等を祀っている靖国神社に、若いカップルは来ていないだろうと思っていたら、数組見かけました。

また、記念写真撮影している人らもいましたが、神社の成り立ちの背景を知ると、記念写真撮影をする気がしません(ワニノコの写真を撮影しましたので、言える立場ではありませんが)。だいぶ古い歴史ならまだしも、まだ、歴史は、浅いですからね。

パールハーバーの真珠湾攻撃関係の記念館でもピースサインして記念写真撮影している観光客がいるので、まぁ、あまり深く考えず、というか、浅くも考えずに行動している人が多いのでしょう。ある意味、現在の平和を象徴していますね。

遊就館の前にあった「戦歿馬慰霊像」「軍犬慰霊像」です。

動物の慰霊碑もあるんですね。

この隣に、「鳩魂塔」という鳩のもあり、鳩は平和の象徴かなと思いつつググったら、伝書鳩の慰霊でした。

「遊就館」です。

右の透明ガラスの方がエントランスホールになっています。

エントランスホールに展示されていた「三菱零式艦上戦闘機五二型(A6M5)」です。

エントランスホールと売店は、無料で入れます。

プロペラ。

タイヤ。

「泰緬鉄道C56型31号機関車」

機関車の運転席。

右:「八九式十五糎加農砲」、左:「九六式十五糎榴弾砲」

「キャノン砲」と「カノン砲」は、同じもので、漢字で「加農砲」と書くことを初めて知りました。

エントランスホールの展示は、以上。

ここからは、有料エリアです。てっきり、数百円で入れるのかと思っていましたら、大人800円もしました。男性2人組が値段を見て、「高い!」と言っていましたw

よっぽど戦争の歴史に興味がある人以外、興味本位の人以外の一般人は、この値段で入ろうと思わないような。

高いと思いつつ、お金を払って入場。

大展示室(戦闘機等が展示されているエリア)以外は、写真撮影NGだったため、写真はありません。そのため、文章で施設内の感想を書きます。

神武天皇の古代歴史から始まり、明治維新~西南戦争、日清戦争~支那事変、大東亜戦争(太平洋戦争)、戦争で戦った方々のご遺影が並んだ英霊ゾーン、大展示室があります。また、観ていませんが、シアターもありました。

遊就館に行く前に、事前にどんな施設かググっていたのですが、「遊就館は、戦争を美化している。酷い。閉鎖するべきだ。」といった内容のことを書いているサイトがちらほらあったので、よっぽど右に偏った展示内容かと思いましたが、一部、戦争主導者を称えたような偏ったものもあったものの、そこまででもないなぁと思う感じのあっさりとしたものでした。

横須賀の軍艦展示の中で流れていた映像の方がよっぽどそれっぽくて怖かったような。もしかしたら、昔と比べ、展示内容が柔らかい感じになっているかも。

外国人観光客もいました。

展示物を見て興奮しているのか、フーフーとすっごい鼻息が荒く、写真NGゾーンで写真撮影しまくりの男性がいました。服に、旭日旗のシール(小物?)を付けていたので、右派の人かと思いましたが、右派の施設で、写真NGというルールさえ守れない人が右派なわけないので、ただの戦争オタク(軍オタ)だと思います。

「体内摘出弾丸」も展示されており、よくそんな弾丸を保存していたなぁと思いました。また、大尉愛用の財布陸軍大将のタバコケース髭剃りなども展示されており、そんなものまで、周囲の人に見せびらかさなくてもと思ってしまいました。

もし、この階級の人らがキモオタだったら、愛用の萌えキャラ抱き枕萌えフィギュア購読していた同人誌とかが展示されてしまうのでしょうか。

日本の国旗が「白地に赤」で敵に見つかりやすいため、「黒字に赤」にしたものも展示されており、そこまでするなら、いっそのこと別の模様でいいやん、そこまで拘ってどうするん、そんな頭が固いから戦争で非合理な無茶なことをやるんだろと思ってしまいました。

兵士がすごい高い壁を登って行っている様子の写真があり、まるで、先日テレビで放映されていた映画「ワールド・ウォーZ」でゾンビが高い壁を登っていくシーンのようで、こんなことまでやっていたのかと感心しました。

勲章がアニメなどに出てきそうな中二病っぽいデザインで、心躍りました。

ターバンを巻いたインド国民軍が日本軍に手を振ったり、タバコの火をもらったりしているシュールな感じな絵もありました。インド人は、やはりターバンなんですね。

潜水服の像があり、何かと思ったら、「伏龍特攻隊員」の像でした。

海に潜って、爆弾が付いた竹槍で、敵艦の底から攻撃するというものです。

なにこの捨て身攻撃…

しかも、その潜水服がお粗末なもので、ガス中毒になり、また、上がまともに見えない構造な上に、海流の揺れなどもあり、まともに敵を狙えないので、運任せの特攻らしいです。

訓練中に終戦したので、実戦投入はされなかったらしいですが、お粗末過ぎて、訓練中に10人以上の殉職者を出しているそうです。これを考案した人、推進した人出てこいやー!状態です。

竹槍でB29を撃墜する訓練があったという話は有名ですが、海の中バージョンの竹槍作戦があったというのは、初めて知りました。

「日本の上の人ら、頭いかれてね?」と思って、反乱する人が続出しなかった所が、洗脳教育・弾圧の恐ろしい所です。まるで、現代のブラック企業と同じ構図で…ゲフン、ゲフン。

ご遺影が並んだゾーンでは、戦地でお亡くなりになられた当時のオリンピック選手や名古屋軍(現:中日ドラゴンズ)の野球球団の選手らなどの展示もあり、一流スポーツ選手など関係なく、みんな戦地に送り出されるのか、突然世界の情勢が変わって、戦争が始まるんだなと怖くなりました。

最近の中国や韓国、北朝鮮などの日本に対する威嚇を見ていても戦争にはならないだろうと余裕で見ていますが、何があるかわからないと思ってしまいます。

ただ、現在は、ネットが普及し、様々な情報が入手できるようになり、多種多様な考えの持ち主の人が当時よりは、増えていると思うので、当時の総国民洗脳・弾圧レベルのようなことには、ならないかなと思っています。

写真OKの大展示室です。

ロケット特攻機「桜花」

ただ特攻するために作られているので、武器などの装備がなく、簡素な造りになっています。

連合国側からは、自殺攻撃を軽蔑する意味で、日本語の「馬鹿」にちなんだ「Baka Bomb」(単に、Bakaとも)というコードネームでも呼ばれていたという話もあるそうです。

少なくとも、これを考案、推進した人は、生粋の馬鹿です。間違いなく、頭がおかしい、いかれているキチガイです。人間ではありません。

九七式中戦車

右:「回天一型改一」、左:「九三式魚雷三型」

これまた馬鹿兵器です。

右の黒い魚雷(回天)は、人間魚雷です。

人間が魚雷に乗って、操縦して、特攻します。

IS、イスラム過激派の自爆テロを見た現代の日本人は、頭おかしいだろという感想を持つ人が多いと思いますが、100年も経っていない過去に、日本人も自爆攻撃をしまくっていたのです。攻撃対象は敵兵士なので、そこは、民間人を巻き添えにするISとは異なりますが、自分の命を捧げる特攻という観点では、今のISより異常だったかもしれません。

大尉などがこの人間魚雷を取り入れようと軍令部首脳などに嘆願して、何度か断られたそうです。全て一番トップの指示かと思っていましたが、そうでもないのですね。

ただ、大尉などが推進していたので、下っ端から見たら、上の階級の指示であり、結局、トップも受け入れてしまっているので、上の人らは、ダメですね。

砲弾。

砲塔。

 艦上爆撃機「彗星一一型」

売店には、「旭日旗シール」や日本軍帽子が売っていました。

こんなのものを貼っていたら、右翼だと思われるでしょう。

特攻機やご遺影を見ていたら、小泉元首相や安倍首相が靖国神社を参拝する気持ちもわからなくもないと思いました。

ただ、どういう心で参拝しているかわからないので、そこは何とも言えません。

私の場合は、戦争や特攻を推進した人らに対しては、参拝する気持ちがありませんが、(表現悪いですが)その人らの歯車になってしまった人ら、犠牲になってしまった人らに対しては、参拝する気持ちがあります。

ブラック企業のニュースを見る度に、「過去の日本の戦争=現代のブラック企業」と私には見えてしまいます。

社会には、理屈が通らず、感情論・精神論だけで話をし、そのときの自分の都合で話をコロコロ変え、上の人の言うことは絶対であり、正しい考えと説教してくるおっさんがたくさんいます。こういうおっさんの中には、「お前は大学生か」というまた意味がわからない精神攻撃をしてくる人がいるのですが、冷静な人らから見たら、そのようなおっさんに対して「お前は小学生かよ」と思うだろうと思っていました。

そして、今回、遊就館に行ったら、「ハルノート」の話があったので、ハルノートについてググっていたら、山本五十六という人が当時の政府に対して「小学生が刹那主義にてウカウカと行動するにも似たり」と言っていたそうです。

まさか、現代のブラック上司に対して、「まるで小学生のようだ」と思っていたことを、当時でも、上の人ら(政府)に対して思っている人がいたとは、驚きました。

なおさら、「過去の日本の戦争=現代のブラック企業」なのではと思ってしまいます。

東芝の件を見ていても、こうなった今、「チャレンジ」がまるで特攻の精神のように見えますし、バイセル取引なんて粉飾なのに、上の権力に潰されているのか未だに立件もされず。

ネット上にも「東芝は、まるで戦時中とやっていることが変わらない」といったような書き込みがありました。

電通の件も清水富美加、レプロの件も。清水富美加の件は、テレビで一斉に芸能人らが清水富美加を叩き出して、芸能界はそういうルールだと法律を無視するような批判までし出して、戦時中に、戦争反対意志を表明したら逮捕されるような状況と似ています。

東証1部上場の某企業の社長が「上に反論しないと、経営者に都合が良いように扱われる、経営者の思うつぼ」といったことを述べていましたが、その思うつぼで、犠牲になってしまった人が出た、現在進行形で出ているのが、過去の日本の戦争であり、現代のブラック企業なのではと思います。

と過去の日本軍の戦争批判をしていると左翼にも見えてしまいますが、まぁ、当事者でないので、結局の所、何が真実かなんてわかりません。

ただ言えることは、洗脳されないように、教養・知識をしっかり身に着け、強い意志を持って、おかしなことにはおかしいと言えるようになり、変な方向には、行かないようにすることです。

帰りは、ポケモンGOがてら銀座の方まで歩いて行き、ソニービル見学し、どうみても顔採用であろう可愛い女の子スタッフらを見て癒されました。私に話し掛けてきて、説明してくれたスタッフは、イケメン男性でした。

平和が一番。

スポンサーリンク

コメント

  1. 歴史の真実 より:

    ロケットエンジン搭載機「秋水」

    私は本を読んで初めて知りました。1944年、当時ドイツと技術交換協定を結んでいた日本は世界初のロケット戦闘機メッサーシュミットMe163A,163B,Me262の極秘資料を苦労の末入手しました。
    当時の日本は高度十万メートルを飛ぶB29の爆撃に悩まされていました。迎撃に既存の戦闘機を使うと40分から50分もかかります。そのためターボチャージャー付のエンジンを開発して少しずつ撃墜率も上がってきました。それでも迎撃率は1.5%から2%でした。
     それに比較してロケットエンジンは時速900キロメートル、わずか3分30秒で高度一万メートルに到達できます。
    これに赤外線探索型爆弾「イ号爆弾」を組み合わせれば、戦争に勝たないまでも、引き分けに持ち込むことも可能だったかもしれません。
    イ号爆弾は若い人は知らないかもしれないけれど東大のロケット博士糸川英夫氏(故人)の名前にちなんでいる。(1943年提案&研究開始) 東京大学工学部航空学科を卒業している彼は秀才(天才?)の名をほしいままにした。何しろ9人しか入れない超難関だった。
     二つの技術革新は実用化する前に終戦となりました。