HISの団体ツアー「impresso(インプレッソ)・お得な夏旅!イタリア周遊8日間」でのイタリア男一人旅、「ヴェネツィア編 」の前編です。
● イタリア旅行の前回の記事はこちら ⇒ 「男一人でミラノ(イタリア)に海外旅行してきた」
イタリア観光2日目。
待ちに待った「水の都・ヴェネツィア(ベネチア)」。
そう、ヴェネツィアは、アニメ・漫画の「ARIA」の舞台となっている都市です。
実際には、ARIAは、テラフォーミングした火星上に、地球にあるヴェネツィアを模した「ネオ・ヴェネツィア」という都市を作って、そこでのウンディーネ(ゴンドラ漕ぎの水先案内人)の日常生活を描いています。
そのARIAの大ファンの私は、ずっとヴェネツィアに行きたいと思っていたのですが(ARIAを知る前から行きたいとは思っていた)、それがやっと実現しました。やっほい!
朝、ミラノを出発して、ヴェネツィアに向かう団体ツアーバス内です。
左前方の窓の向こうに、海に浮かぶヴェネツィアが見えてきて、テンションが上がってきます。
昼頃に、ヴェネツィアの「トロンケット島」に到着。
車は、ヴェネツィア中心部まで入れないので、トロンケット島まで来て、そこからは、徒歩や水上バスの「ヴァポレット」に乗って、中心部まで向かいます。
ただ、今回は、団体ツアーの客で、中心部まで往復してくれる船を貸し切ってくれるということなので、それに乗って中心部まで行くことにしました。
その船に乗る人の人数&交渉で、乗車賃が決まるのですが、ツアー客のほとんどが乗車を申し込んだので、往復1,000円で済みました。
乗った船が上記写真です。普通の船です。
バスから降りた時点で、もう自由行動になっています。この船に乗らない人は、乗ってきたバスの場所(駐車場に停まっているバス)が自由行動後の集合場所です(なので、バスのナンバープレートを覚えておいたほうが良いです)。
船の操縦士が2人いたのですが、なんかすっごいイチャイチャしていました。ホモかな。
運河を突き進みます。
海風、もとい、ヴェネツィアの風が当たり、非常にさわやかな気分。
それっぽい街並みが出てきたー!
テンションハイ↑ハイ↑です。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
この建物は、見覚えがある!
そう、サン・マルコ広場にそびえ立つ大鐘楼とドゥカーレ宮殿!!
生ヴェネツィア!生ARIAの世界に来た感!!ぷいぷいにゅ~!!!
気分は、ユーフォリア。
試しに、iPhoneのデフォルトカメラアプリの機能にある、パノラマ撮影をしてみました。
この眺めだけで、もうだいぶ満足してしまいました。
ヴェネツィアの中心部辺りの島に到着。
にぎわっています。
この道を歩いていると島と島の間の水路を架ける小さい橋がいくつも出てくるのですが、「ARIA The ANIMATION」の第11話「その オレンジの日々を…」の灯里が藍華とアリスに手を振るシーンの場所に似ていて、「あぁ…、ARIAの世界や…」と感動しました。
中心付近に、像が立っていますが、あそこが団体ツアー船往復を申し込んだ人の自由行動後の集合場所です。
水路。ですが、中心部に立っている鐘楼が傾いています。写真ではなく、生で見るとさらに傾き具合がはっきりします。
目の錯覚?と思いましたが、今ネットで調べたら、ヴェネツィアでは、傾いている鐘楼がいくつもあるっぽいです。
地盤沈下ですかね。それなりに傾いているので、突然倒れないか心配です。
ゴンドラ通りまーす!
ゴンドラが列をなして渋滞っぽくなっていて、風情に欠けますが、ヴェネツィアの本場のゴンドラ!
ゴンドラ漕ぎの人は、もちろん男性で(以前、初めて女性のゴンドラ漕ぎが誕生したとニュースになっていました)、美しきアリシアさんやでっかいきゃわわのアリスちゃんのような女性ウンディーネは、いませんでした。残念!
「ため息橋」です。
囚人が牢獄に向かう途中の橋で、橋の窓から美しきヴェネツィアの景色を見つめ、ため息をついたのだとか。
私は、女の子とイチャイチャすることができなくて、ため息をつく毎日です。
サンマルコ広場の「大鐘楼」。
「ドゥカーレ宮殿」。
「サン・マルコ寺院」。
一部工事中でした。
とりあえず、サン・マルコ寺院に入ってみました。
私が行ったときは、サン・マルコ寺院に入るだけは無料で、その中に、宝物館や屋上に行ける所などの有料エリアがいくつかありました。
有料エリアにお金を払って入りましたが、その中に、貴金属系(だったかな)が飾っている小さいエリアがあり(宝物館かな)、見ていたら、人間のミイラの手らしきものが、カプセル型の道具に入っていました。
偽物なのか、本物なのかとじっくり見ていたら、外国人が私に向かって笑いながら「サン」と言っていたので、「サン・マルコ」のことを指していたのかな。ただ、そんな見えるところに、しれっと飾るものかなと思うので(気づきにくい)、違う人のミイラの手かもしれません。
サン・マルコ寺院の上から眺めた「サン・マルコ小広場」。
サン・マルコ寺院の上から眺めた「サン・マルコ広場」。
サン・マルコ寺院の上から眺めた「時計塔」。
迷路と言われるヴェネツィアの道です。
すっごい迷うんだろうかと思ったのですが、さすが、Google先生。
事前に、スマホがオフラインでもGoogleマップが使えるように、ヴェネツィアのマップデータを記憶しておいたので、Googleマップで位置が完璧にわかり、全く迷いませんでした。
GPSの取得も問題なくできました。
道に迷う人のために、道のいたるところに、上記写真の「PER RIALTO(リアルト橋)」といったように案内看板が出ています。
Googleマップ大活躍で、迷路のような道というのには、少し拍子抜けしてしまいました。Googleマップは偉大です!
街中の水路の風景。
「リアルト橋」。
リアルト橋からの眺め。
よく絵とかになっている風景です。
そして、ついに「ゴンドラ」乗船へ。
ツアーのオプションとして申し込んでいたものです。
団体ツアーの人と相乗りです。
女性ウンディーネがいないと諦めていたら、ゴンドラの装飾の絵柄に女性ウンディーネらしき人の絵が!
おっぱいあるし、女性や!ウンディーネや!!
ただ、背中に剣みたいなものを背負っているような。女性戦士ウンディーネですかね。
ゴンドラ出発進行!
私が乗ったゴンドラのゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎの船頭)です。
なんか普通の人って感じです。服も青色ボーダーでないですし。
写真撮影していたら、橋の上から超笑顔で超グッドポーズする外国人が。
グッドサインを返したら、喜んでいました。
狭い水路に、大きめの船も通ります。
写真右上、建物の窓から顔を出している人がいました。
新鮮な面白い日常風景です。
ARIAでは、曲がり角のときに、ゴンドラ漕ぎの人が「ゴンドラ通りまーす」と叫んでいましたが、どのゴンドラ漕ぎの人もしゃべらず、普通に曲がっていました。
ある程度、順路が決まっていますし、スピードも速くないので、そんな叫ぶ必要はない感じでした。
水質は…
なんか色が濁っているけど、大丈夫なのかな。ある意味、エメラルドグリーンではあるけど。
水路側にお店の玄関があったりします。
ベランダにお花。
ただ、スマホか何かをいじっているだけですが、様になって、趣があります。
水路側に看板。
レトロ感が出ていて、良いです。
目の前が切り開けて、明るい!
大きい運河へ。
心の中のBGMは、ARIAの音楽の「ウンディーネ」の気分です。
こんな素敵ングなヴェネツィアの海上のゴンドラの上で、灯里と2人きりでイチャイチャしたいです。
ちなみに、カンツォーネ(歌)は、歌ってもらいませんでした。というか、なんか普通っぽいおっさんに歌ってもらわなくても良いと思ってしまいましたw
アリシアさんだったら、チップを払いまくって、歌ってもらいましたが。
ゴンドラでっかい大満足でした。
● イタリア旅行の続き ⇒ 「男一人でARIAの聖地ヴェネツィア(イタリア)に海外旅行してきた ‐ 後編」
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