男一人でギザのピラミッドとスフィンクスを観てきた in エジプト

海外旅行・観光

エジプト一人旅(団体ツアー)、今回は、主に、「ギザのピラミッドとスフィンクス観光」について書いていきます。

前回の旅行記 ⇒ 男一人でサッカラとダハシュールでピラミッドを観てきた in エジプト

 

昼食を食べ終え、早速、ギザのピラミッドの観光です。

ギザには、「クフ王」「カフラー王」「メンカウラー王」の3つの大きいピラミッドが並んでいます。

クフ王 > カフラー王 > メンカウラー王の順で大きいです(高いです)。

しかし、実際に、3つのピラミッドを一緒に見ると、真ん中に位置するカフラー王のピラミッドがどうみても一番高く見えます。

それなのに、クフ王のピラミッドが一番高いと見聞きしていたので、現地で、クフ王のピラミッドとカフラー王のピラミッド、どっちがどっちなんだろうとごっちゃになってしまいました。

このブログを書くついでに調べたら、カフラー王のピラミッドは、クフ王のピラミッドと比べ高い地盤の上に建てられているので、カフラー王のピラミッドの方が高く見えるそうです。

その情報を旅行前に知っておきたかったですw

今回のツアーでは、その3つのピラミッドのうち、クフ王のピラミッドに入場しました。

 

「クフ王のピラミッド」です。

 

横後ろに「カフラー王のピラミッド」も見えます。

午前中にピラミッドをいくつも見て、この頃には、ちょっとピラミッドを見飽き初めて来ていますw

おそらく感動も、もし初見ピラミッドだった場合と比較し、半減してしまっていますw

 

それにしても壮大です。

大き過ぎて、近づくと、全体像を写真に収めるのも大変。

ピラミッドの中央付近に、大きな穴っぽいのがありますが、そこが正規の入口です。

また、写真をよく見て頂くとわかりますが、その穴の右下に人がちょっと集まっている小さい穴があります。

そこが盗掘孔であり、今の観光用の入口となっています。

 

ピラミッドの入口に向かい、ピラミッドを登っていきます。

なんと階段が作られちゃっています。クフ王、怒らないんですかね。まぁ、心が広いお方だったということで。

 

クフ王のピラミッドから見た市街の景色です。

 

入口です。

内部でのカメラ撮影は、禁止です。スマホ以外のカメラを持っていると係員に没収されます(というか入れない?)。もちろん、スマホでの撮影も禁止です。

なので、スマホ以外のカメラを持っている人は、ピラミッドに入る前に、添乗員さんに預けます。

私は、カメラを持っていなく(最近は、写真を撮るときはスマホしか使っていません)、また、カバンをチェックされるのが面倒だと思ったので、スマホと貴重品はポケットに入れ、荷物はバスに置いて、手ぶらで行きました。すると、何も見られず、スタッフのチェックをスルーして、ストレスフリーですんなり入れました。

 

ピラミッドの中は、狭い場所があり、歩きづらく、入って行く人と出ていく人がすれ違うのが大変な場所もあったので、荷物を持って来なくて正解でした。

内部の様子が気になる人は、ググってください。

大回廊は、見応えがあり、感動しましたが(人によっては、感動しないかも)、王の間は、変哲もない石棺がぽつんと置いてあるだけで、見応えは、あまりなかったです。

大回廊は、傾斜になっているのですが、傾斜に対して平行線になるように壁の石が組まれていて、その平行線に対して、奥の壁部分が直角になっているので(説明が下手で伝わらないかもですがw)、傾斜の地面を見ずに、前だけ見ると、錯覚で坂道ではなく平の道のように見えるのですが、実際には、坂道を上っているので、感覚が狂います。

これに気づいて、この造りは面白いと感動しました。

 

また、ピラミッド内部は、すごく蒸し暑かったです。それに加え、歩くのが大変だったので、ピラミッドから出るときは、汗だーだーでした。

鍾乳洞のように寒いと思っていたら、暑かったので、これは驚きでした。先ほどの大回廊の錯覚に加え、これに関しても、実際に行ってみないとわからない体験です。今後、ヘッドマウントディスプレイのVR体験に、体感温度システムが加わったら、体験できるかもですが。

 

角度チェック。

 

綺麗な傾斜。

ピラミッドの形に惚れ惚れしていたら、新しいフェチに目覚めそうになりました。

 

太陽による「部分ピラミッド食」

単なる、カメラの性能問題ですがw

 

ラー(太陽神)の神秘パワーがもらえそうな写真が撮影できました。

パワースポット巡り女子のプロになれそうな勢いです。女子力アップしまくりです。

 

今度は、ギザの三大ピラミッドを一望できるパノラマポイントに移動。

着ているのは、エジプトの民族衣装の「ガラベーヤ(ガラベイヤ)」です。

HISのツアーで用意されていて、無料で貸してくれます。

恒例のピラミッドポーズ。

このピラミッドポーズには、こだわりがあり、両手の指を合わせる形で頭のちょっと上の方で三角形を作ろうとすると、肘の部分が二の腕部分より上に浮いてしまい、形としては、三角形ではなく、ひし形になってしまいます。

なので、できる限り三角形に近くしようと頑張ると、両手を頭の上に乗せるような形になります。さらに、この頭に手を乗せている格好が女性ツアー客から可愛いと言われましたので、非常に優れたポーズとなっています(三角形にこだわったため、高さは低いピラミッドになってしまっていますが)。

形も良く、女性受けも良いポーズを編み出してしまう私の女性力ったらもう自画自賛です。

 

決定的瞬間のすごい顔のラクダ。まるでおっさんです。

 

可愛い瞬間のラクダ。

 

希望者のみ、現地ガイドさんを通じて、有料で、ラクダに乗ることができます。

「ラクダに乗って砂漠をちょっと歩くコース」「ラクダに乗って、その場で記念写真撮影するコース」があって、私は、記念写真撮影コースを選びました。

正確な値段は忘れましたが、記念写真撮影コースで5ドルぐらいだったと思います。歩くコースは、8ドルぐらいだったかな。良心的な値段です。

ガイドさんを通さず、自分で適当にラクダ業者を選ぶと、ぼったくりだったり、ラクダの衛生が悪いこともあるので、危険だそうです。

ラクダに乗る人は、事前に、ラクダから落ちてケガしたりしても自己責任ですという同意書にサインします。

 

ラクダに乗って歩いているツアー客の様子。

 

ラクダに乗って立ち上がる瞬間。

ラクダが座っている状態からラクダの背に乗り、ラクダが立ち上がります。そのとき、ラクダが後ろ脚から立ち上がるため、前に倒れそうになって、すごいびびりました。油断して、全然手で支えていなかったので。

これは、ラクダから落ちてケガする人もいそうだなぁと思いました。というか、この立ち上がりの瞬間が危ないという情報を事前に教えて欲しかったです。

ちなみに、服が膨らんでいるのは、風の影響です。こんだけ太っているわけではありません!

 

ギザの三大ピラミッドを背景にラクダに乗っている姿をパシャリ。

良い思い出を残せました。

 

ラクダにキス。

遠近の差を活かしての写真です。実際に、キスはしていません。

この素敵な写真を撮影してくださったツアー客さん、ありがとうございました。

 

ラクダの写真を撮っていたら、業者のおっちゃんが、ラクダと一緒に無料で写真撮影してあげると言われたので、ここら辺でラクダに乗って、既にお金を払ったから大丈夫だろうという考えとテンションがハイになっていたため、ついカメラ(スマホ)を渡してしまいました。

完全にアウトなバカな行為だったと渡してしまった後に思いました。

撮影後、スマホを返してくれるかなぁと心配になりましたが、スマホはすんなり返してくれました。

しかし、やはり予想通り「チップちょうだい、少しでも良いからお金ちょうだい」と(英語で)言われました。

まぁ、ラクダの手綱を持たせてくれて、写真撮影してくれたので、5エジプトポンドなら50円ぐらいだし、エジプトポンドを余らしても仕方ないので、あげても良いと思いましたが、カメラを渡す前に、私がしつこく「無料か?」と何度も聞いたら、相手は「無料」と言ったので、ビジネスとしては、この約束は守るべきものだろうと思い、お金は払いませんでした。

エジプトで、写真撮影してもらったら、カメラを返してくれなく、威嚇されたので、怖くてお金を払ってしまったとネットに書いている女性もいたので、まぁ、今回は運が良かったです。私が男だったというのもあるかもですが。

 

運が良かった…よくよく上記写真を見ましたら、確かに運が…うんが…うんこがっ!

思いっきりラクダのうんこを踏んでいるやん!!

おっちゃんにはめられた!これは、うんこを踏ませて、心の中で笑っている、巧妙な罠だったかもしれません。

“ピラミッド”を背景に、”ラクダ”の手綱を持ちながら、”うんこ”を踏むって、もうパワーもらいまくりの運がめっちゃついていることでしょう。

ここまで来たら、さすがに、今年度、株で5億円稼げるでしょう。

 

次は、「太陽の船博物館」に入館します。

後ろのピラミッドは、先ほど内部に入ったクフ王のピラミッドです。

クフ王のピラミッドの入口の反対側になります。

復原された「太陽の船(クフ王第一の船)」が展示されています。

 

近くに、小さいピラミッドが並んでいました。

 

博物館の中には、船以外にも、おそらく一緒に出土した木片等も少し展示されています。

ちなみに、私が行ったときは、写真撮影チケットを買った人だけが写真撮影できました。せっかくなので買いました。

 

縄です。

 

石の穴です。発掘跡かな?

ガイドさんが説明していましたが、忘れました。

 

太陽の船の小さい模型です。

 

太陽の船です。

旅行前に、太陽の船博物館の写真を見て、「単なる普通の船だよな。観たところでそんな面白いのかな」と思っていましたが、実際に観ても思っていた通り、特に感動はありませんでした。

(一般人からしたら)特に、変哲もない船です。

 

尾部の形状は面白いです。

 

可愛らしいスフィンクスがいました。ギザ猫。

 

スフィンクスとピラミッド。

この椅子は、夜に行われる「ピラミッド・音と光のショー」の座席です。

 

スフィンクス観光に向かいます。

 

スフィンクスさんの近くに来ました!

スフィンクスの横に、ビューポイントとなる高台があり、そこからスフィンクスを鑑賞します。

 

脚が長い!

まるで、ガンダム「ホワイトベース」やん!

と思って、ググったら、ホワイトベースは、「スフィンクスをモチーフにデザインしたといわれる」と書かれていました。やはり。

 

スフィンクスの頭の上に鳥さんがたくさんとまっています。

 

尻尾。

ちゃんと尻尾もあったんですね。スフィンクスは、顔正面から撮った写真や映像の記憶しかなく、尻尾があるかどうかを気にしたことがなかったです。

 

スフィンクスを観ていたら、外国人観光客が持っていた風船が風に流されました。

私が取ってあげようと思ったら、全然間に合わず、取りずらそうな壁の向こう側のちょい遠くへ流れて行ってしまったので、仕方ないと思い、取らずにいたら、風船を持っていて流された親の子どもが「風船どっかいっちゃったの」みたいな雰囲気を出していたので、華麗に壁を飛び越えて風船を取りに行って、その親に風船を渡してあげました。

誰もこの私の素晴らしい行動を見ていないでしょうが、「To LOVEる」などの漫画のパターンとしては、この主人公の行動を女性キャラが陰から見ていて、「主人公くん優しい!」となって、女性キャラからモテモテになるシーンでしょう。

 

スフィンクスと2つのピラミッド(左:カフラー王、右:クフ王)が見えるこの景色からHISツアーの団体記念写真撮影を行います。

その写真は、有料で買えます(10ドルだったかな)。買いました。

 

参考に、写真は、こんな感じになります。

折り畳みの台紙付きです。

 

夕日が綺麗です。

写真からも伝わるパワースポット感。ラー(太陽神)のパワーびんびんです。

 

「BES PAPYRUS INSTITUTE」という名のエジプト名産のパピルスが売っているお店に立ち寄ります。

植物のパピルス草から作られた紙に、エジプトっぽい絵が描かれています。

暗くすると光って別の絵に変わるパピルスも売っていました。

信用が低そうなお店や街中で売りつけてくるおっちゃんのパピルスっぽいのは、パピルス草とは別の草で作られた偽物の紙の場合があるそうです。

 

朝早くて、疲れが溜まっていたのか、ピラミッドで霊的なものをもらってきたのか、そもそも外の気温が昨日と比べ高いのか、なんか突然、熱っぽくなりました。

 

「SUN Z」というお店で、夕食です。

 

店内の様子。

1つ座席が空いている、1人客だけで埋め尽くされていたテーブルがあったので、そこに座りました。

私の隣の座席の女性がすっごい暗いオーラを放っていたので、もしや私が座ったのが不満だったのかと思っていたら、突然、その女性が立ち上がり、気分が悪くなったと言って、トイレかどこかに行きました。

結局、終始、その女性は、その座席に戻ってきませんでした。そんなにも私の隣が嫌だったのか、私が先ほどパピルス店で熱っぽくなったのと同じような状況だったのか。前者だったら、泣きます。

 

「ケバブ」です。

 

デザートは、バナナブドウ

 

夕食のお店で、オプショナルツアーの「ピラミッド・音と光のショー」を申し込んでいた人と申し込んでいない人にわかれ、オプショナルツアーの人は、再度スフィンクスとピラミッドエリアへ、そうでない人は、ホテルへとバスで移動します。

私は、オプションを申し込んでいました。

ナイル川ディナークルーズのときのように、ツアーのAグループとBグループの客が一緒になっていきます。全体で、10人ぐらいしかいませんでした。

不人気なんですね。というか、事前にネットで情報を見たら、しょぼそうな内容だったので、私も行くかどうか迷いましたが、せっかくなので、申し込みました。

 

「ピラミッド・音と光のショー」の入口です。

お客さんの数は、用意された座席の数に対して、全然いなかったです。

ショーは、物語風になっていて、終始ずっと語っています。言語は、英語です。

日本語のイヤホンガイドを貸し出してくれました。

物語の内容は、エジプト文明関係です。

 

夜のピラミッド。

真っ暗です。

 

このようにスフィンクスやピラミッドに光が照射されます。

 

座席の後ろの建物から光線が出ていました。

 

ただ光を照らすだけでなく、模様(スフィンクスの顔に注目)もプロジェクターで映し出します。

 

スフィンクスの周囲の神殿の壁に、このような映像も映し出されます。

 

ショーの最後の方で、突然、ピラミッド方面の地平線から強い眩しい光が!

なんだろう、どういう演出だろうと思って見ていたら、ショーとは関係ない車のヘッドライトでした。

おいー!と思わず心の中でツッコミ。

ショーの後で、ツアー客もショーの演出だと思って騙されたと言っていました。

エジプトサービスクオリティです。

 

時間は、1時間ぐらいだったか、結構長かったです。

単調な光の演出+ずっと語っているだけなので、観ていて飽きてきます。

最近の日本のプロジェクションマッピングのようなものを期待するとすごい残念な気分になります。私は、想像していた通りだったので、まぁ、案の定といった感じでした。

今後、プロジェクションマッピング技術が取り込まれると良いかもです。

 

また、ショーの語りの中で、「イスラム教を子どもらに無理矢理教え込み、しつけますが、その子どもらも大人になったときに、そのイスラム教の素晴らしさに気づくのです」というようなことを述べていて、「えぇーーー!それって、洗脳じゃん!!自ら洗脳って間接的に言っちゃっているよ!!!」と思い、これが真実なら、ショーのクオリティよりも、イスラム教に対して、残念な気持ちになりました。

 

ただ、今回このショーを観て良かったと思うことがありました。

ショーの途中で、夜空にふわーと光の玉が流れて、何の演出かなぁと思っていたら、光の玉が「ふっ」と消えました。

演出ではなく、おそらく、流れ星だったのです!

ショーの後に、ツアー客に聞いたら、同じく見たと言っている人がいました。

ピラミッドとスフィンクスの前で流れ星を見られるなんて、こんな貴重な体験、こんな神秘的な体験は、そうそう体験できる機会がないので、ショーに来たかいがあったと思いました。

とりあえず、流れ星が消えた後ですが、すぐに「今年度、5億円稼げますように!」と願い事をしておきました。

 

ホテルに戻り、1人でビール。

ステラ(STELLA)とサカラ(SAKARA)です。

昨晩は、ルームサービスで頼みましたが、今日は、ホテルのバーでビールを買えるとわかり、バーで買いました。

 

今日1日、いくつもピラミッドを見て、ピラミッド内部にも入り、さらには、スフィンクスの前で流れ星まで見るという、神秘パワーもらいまくりの日でした。

私の体の中は、神秘パワーで満ち溢れていることでしょう。

しかし、エジプトから帰ってきても、なかなか女性が寄って来ません。というか、エジプトから日本に帰ってきてから1ヵ月経ちますが、コンビニの店員さんや美容室の美容師さんなど以外の女性と1度も話していないです。

おかしい!身体から神秘パワーが満ち溢れていたら、パワースポット好きな日本の女性から好かれるはずなのに、おかしい!!

女性は諦めたとして、せめて株などで5億円の利益を摩訶不思議パワーで得させて欲しいです。

以上、ピラミッド尽くしの充実した1日でした。

旅行記の続き ⇒ 男一人でエジプト考古学博物館を観覧してきた in エジプト

コメント

  1. ニャンコ より:

    ウンコ大好きですね!
    私も5月にHISでエジプト予定なので、いろいろ参考になりました~。

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