HISの団体ツアー「impresso(インプレッソ)・大満喫スペイン8日間」でのスペイン男一人旅、今回は「トレド」観光についてです。
前回の旅行記 ⇒ 男一人でコルドバに行ってきた ‐ スペイン旅行 Part7
コルドバ観光後は以下のスケジュールでした。
・21時頃:マドリードのホテル着
・21時30分頃:おば様らとバルに行く
(マドリードのホテル泊)
【スペイン観光実質5日目(8日間の6日目)、実質最終観光日】
・午前:マドリード観光
・午後:トレド観光
・18時30分頃:トレドからマドリードへ着、マドリード観光
・20時頃:オプショナルツアーでマドリードのバル巡り
(マドリードのホテル泊)
【スペイン観光8日間の7、8日目】
・帰国
今回の旅行記は、上記の実質最終観光日の午後のトレド観光について書きます。
マドリード観光については、次回と次々回に2回に分けて書きます。
トレド観光は、ツアーの選べるプランにあったので、それで選択して行きました。
マドリードのスペイン広場からツアーのバスに乗って、トレドまで向かいました。
マドリードからトレドまでは、バスで約1時間30分ぐらい掛かります。
トレドは川に半分囲まれたような形の要塞都市となっています。
この川の名前は「タホ川」です。
トレドの全景が見える展望台から写真撮影。
ゲームの世界に出てきそうな素晴らしい中世の面影が残る古都です。
川に囲まれている所が、またそれっぽくて良いです。
「ダマスキナード」という工芸品を作っているお店で見学とお土産タイム、トイレ休憩です。
上記写真では小さくて見えませんが、なぜか作業しているおっちゃんの上の照明カバーの所にポケモンのシールがたくさん貼られていました。
先ほどの工房の隣の部屋にあるお土産屋さんです。
西洋っぽい剣がたくさん売っていたのですが、なぜか、刀も混じって売っていました。
要塞都市トレドなので、まだ西洋の剣はわかりますが、刀はどうかと。
完成品のダマスキナードです。
現地で合流したガイドさんがこのお土産屋さんに来る前にバスの中で、このお土産屋さんでトイレを借りられるありがたさを熱弁していました。
おそらく、トレドの観光時間が少ない中、強制的にお土産屋さんに寄るため、過去にツアー客からお土産屋さんに寄る時間がもったいないとでも言われたか、または、言われそうだから事前に牽制していたのでしょう。
上半身裸の可愛い女の子のフィギュアも売っていました。
この美しさなら、日本のフィギュアオタクに売れそうです。
ただ、値札に「2350ユーロ」と書かれているような。
もしそうなら、2018年8月現在のレートで30万円ぐらい。
大きくて、陶器っぽいもので作られているので、3万円だと余裕で買うオタクがたくさんいそうですが、30万円ならどのぐらい需要があるのか予想がつきません。
外壁。
奥にエスカレーターがあり、これで上に上がっていきます。
突然現代っぽさが出ています。
エスカレーターで上がった所から見えるトレドから反対側の景色です。
トレドの街を散策します。
茶色系の古い建物がたくさん並んでいます。
坂道が多いです。
ユダヤのダビデの星。
トレドの黒猫ちゃん。
鐘楼っぽいのが見えます。
人が行きかうちょっと広い通り。
ここでほんの少し自由行動になり、「サント・トメ教会」に「エル・グレコ」が描いた「オルガス伯の埋葬」の絵画を有料で見に行きたい人は案内されることになったのですが、行った人は、私と新婚カップルの3人だけでした。
私はそれが何の絵画なのか全く知りませんでしたが、今後生で見る機会がなさそうだし、せっかくなのでということで観ました。
今ネットで検索したら、世界三大名画の1つにも数え上げられていました。
これが、エル・グレコの「オルガス伯の埋葬」が所蔵されているサント・トメ教会です。
建物内は写真NGなので、写真はありませんが、「オルガス伯の埋葬」の大きい絵画がドーンと飾られているだけです。
「オルガス伯の埋葬」がどのような絵画なのかはネットで見てもらえば良いですが、描かれている人物の中で、思いっきりカメラ目線のおっさんがいて、エル・グレコ本人だろうと言っていたら、ネットの情報など見ると実際にそのような推測がされていました。
不自然に思いっきりカメラ目線で決め顔なので面白いです。
「オルガス伯の埋葬」を観た感想は、午前中にプラド美術館でもエル・グレコの作品を観ていたため、ふ~んといった感じでした。
エル・グレコの作品は、色の使い方が独特で面白いです。他にも人物の身体の長さなど色々工夫している点があります。
サント・トメ教会から戻ってツアー客団体に合流したら、皆このお店の前に集まっていました。
「SANTO TOME(サント・トメ)」という有名な伝統菓子のお店です。
「トレド大聖堂(カテドラル)」です。
建物内には入らず、外観だけ見ました。
そして、来た時に乗ったエスカレーターまで歩いて戻りました。
この後、バスでマドリードまで戻り、解散し、自由に各自夕飯という流れでした。
オプショナルツアーのバル巡りを入れていた人(同じツアー客では、私の他に新婚カップルの1組しかいませんでした)は20時に集合し、バル巡りに出かけました。
トレドは、街中散策は結構地味でしたが、町全体を見渡す景色はとても素晴らしく感動しました。
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