私が普段聴いているポッドキャスト(インターネット)の1つに「バイリンガルニュース(Bilingual News)」というのがあります。
英語担当のMichael(マイケル)と日本語担当のMami(マミ)が独自のセンスで選んだニュースを英語と日本語で紹介した後、バイリンガル会話形式(英語と日本語を交互に話すスタイル)で意見を交わすという英会話ポッドキャストです。
iTunes Storeで無料配信されています ⇒ バイリンガルニュース(Bilingual News)
テンポが良く、Mamiのズバズバした意見、そして、なんといっても下ネタ全開なところが非常に面白いです。
しかし、1つ大問題があります。
下ネタは下ネタでも、「リア充の下ネタ」であることです。
非リア充、非モテ、キモオタ、童貞が話すような、「おっぱい!おっぱい!!」という小学生ノリの幼稚な下ネタではなく、リアルな生々しい下ネタなのです!
その女性のMamiが発言する下ネタを聴いていると、面白く、興奮してくるのですが、同時に、非常に切なくなり、むなしい気持ちが襲ってくるのです。
なぜそのような気持ちになるのかというと、私が非リア充だからです。
非リア充であるから、Mamiが話すリア充の下ネタの世界を知らず、「世の中のリア充って、こんなエロいことを普段から当たり前にしているのか~」、「変態と男性を罵っている世の女性も裏では、色々やっているのか~、ハレンチなことをしまくっているのか~」と自分は体験することができない素晴らしき大人の世界を体験している人らがいるという現実を突き付けられ、精神的ショックを受けるのです。
私にとっては、Mamiの言葉は、精神攻撃であり、会話内容を楽しみつつも、心の奥底でじわじわと精神的ダメージをくらっているのです。
おそらく、私以外にも世の非リア充の人で、Mamiの言葉で同じように精神的ダメージをくらっている人が多くいると推測します。
Mamiの下ネタを聴きたいけど、なにか恐怖を感じてしまうのです。
特に、日本の女性は、彼氏や夫以外の男性の前では、下ネタを話すことがあまりないため、普段、女性の口から聞くことがない下ネタを聞くことのギャップが大きく、慣れていないため、余計にショックを受けやすいのかもしれません。
男性からすると、普段、女性が「セックス!セックス!!」と連呼しているのを聞く機会なんてないですからね。
非リア充男性は、「セックス」という言葉ですら生々しくて思えて言えず、少し柔らかい表現の「おっぱい!おっぱい!!」としか言えないのに。
Mamiの下ネタに対して、冷静に淡々と話すMichaelに救われます。そのMamiとMichaelの口調のギャップとテンポがまた良いのかもしれません。
Mamiの下ネタを聴いていると、世の中にはエロくて、やることやっている女性がたくさんいるような気がしてくるのに、なぜか私はその世界を体験することができなく、自分はMamiと住んでいる世界が違うのではと思えてきます。
普段から知り合いとバカな雑談をよくしていたりするので、非リア充男性が非リア充立場から世界のニュースを紹介するマニアックポッドキャストというのをやってみたいと思うときがあります。需要があるかどうか謎ですけどね。
コメント