女性との出会いがなさ過ぎて、また、夏休みで暇だったので、前々からずっと1度は行ってみたかった「婚活パーティー」に行ってみました。
Twitterで「婚活パーティーに行ってみたい」とつぶやいていたら、フォロワーさんの方がIBJという企業が運営している婚活パーティーの「PARTY PARTY」がおススメと返信をくださり、お値段的にも他の婚活パーティーよりもお手軽そうなので、PARTY PARTYを利用することにしました。
PARTY PARTYのWebページに行くと、たくさんの婚活パーティーイベントが載っています。
関東エリアだけでも毎日たくさんのイベントが企画されています。
基本的に、男8名:女8名ぐらいの企画が多いです。
私は、たくさんの人と出会いたいと思い、最大男30名:女30名の大型パーティーに申し込みました。
そのイベントのページに載っていた内容の一部は、以下です。
● 大人数パーティータイプ
● 開催は2時間を予定
● 1対1で約3分間の自己紹介タイム
● 連絡先交換自由
● 男性:24歳~37歳までで「年収550万円以上」or「大卒かつ身長170cm以上」の方、参加費4,500円
● 女性:24歳~31歳までの方、参加費1,500円
大人数パーティータイプってのがよくわからず、パーティーによっては、○○ですみたいな説明が書かれているのですが、このパーティーがどれに対応するのかが記載されていませんでした。
また、イベントに「一途な誠実男性」、「おしとやかな女性」などと書かれているのですが、これらに繋がる参加条件は特に書かれていなく、自己判断制のようです。
申し込みをしたのは良いものの、着て行く服がない状態になりました。
私は、夏は基本的にTシャツ1枚で過ごします。
婚活パーティーの服装をググってみると、8分袖のようなシャツを羽織ったりしている例が出てきましたが、できれば、ふんどし一丁で出掛けたいこんな暑い中、そんなの着れないよ状態です。
サイトによっては、TシャツはNGと書かれており、う~んと悩んでいたら、なんとか襟付きのポロシャツを家で発見できたので、それを着て行くことにしました。
そして、いざ出陣。
会場は普通の飲食店であり、個室ではなく、一般的なオープン型の席に参加者が座る形です。
10分前に着席してくださいと書かれていたので、10分前ちょうどぐらいに着いたのですが、男性が数人しか座っていませんでした。
女性は、7~10人ぐらい?
この光景を見た瞬間に、婚活パーティーに来る男性は、ずぼらな男性が多いのか?と思ってしまいました。ただまぁ、偶然でしょう。
遅れて私の隣の席に座った男性は、「お店の場所がわかりづらく迷った。他にも迷っていそうな男性がうろうろしていた。」と前の席の女性に話していました。
場合によっては、迷うかもしれないけど、何も迷わず私は来れたんだけどと心の中でツッコミを入れつつ、今度はもしや、婚活パーティーに来る男性は、方向音痴が多いのか?それとも、事前にお店の位置を確認しない男性が多いのか?と思ってしまいました。まぁ、これも偶然でしょう。
受付で、プロフィールカードと連絡先交換用のアドレスカードが配られ、指定された席に座ります。
プロフィールカードには、以下の項目がありました。
● 名前、年齢、お住まい(市町村区郡)、出身地(都道府県)、身長、血液型
● 職業、休日(土日・平日・シフト制)
● 最終学歴(大学院・大学・高等専門学校などから選択)
● 結婚歴、同居 or 一人暮らし、家族構成
● 喫煙の有無、飲酒の程度
● 年収(400万~、500万~などから選択)
● 趣味
● あなたはどんなタイプですか?(明るい・やさしいなどから選択)
● どんなところにデートにいきたい?
● 好きな女性のタイプは?(明るい・家庭的などから選択)
● 好きなタイプの女性芸能人は?
● 女性のグッとくるポイントは?
これを書いて、自己紹介タイムのときに相手に渡して話をします。
ちなみに、女性のプロフィールカードは少し異なっていて、料理をするかどうかの項目がありました。
面白かったのは、その質問の選択肢に「食べる専門」とあったことです。これを選択する女性はいるのでしょうか…
アドレスカードには、LINEのIDやメールアドレスを書く欄がありました。
婚活パーティーが始まるまで、近くの席の女性と話して良いのかわからず、ただ黙っているのも、すごい気まずい雰囲気だったので、ちょっと話を振ってみましたが、相手の女性が何かぎこちなく、会話が続かず。
会場全体が開催までほぼ無言という、すごい不気味な空気が漂っていました。
婚活パーティーではなく、婚活パーティーに来ないと結婚できなかった自分らへの残念反省会でもやっているかのようでした。
どの婚活パーティーもこんな感じなのでしょうか…
結局、開催時間より約15分遅れて開催。
申込時は男性の人数の方が多かったのですが、最終的に、男性は十数名、女性が15人ぐらいで、女性の方が男性より数名多い会になりました。
女性スタッフの説明が始まります。
元々MAX30対30に対し、約15対15であり、半分の人数なので話す時間が増えるのかなと思っていたらなんと「今回は人数が多いので、自己紹介タイムだけであり、自己紹介後の自由交流時間はありません。自己紹介の時間は、2分です。」のようなことを女性スタッフが発言。
いやいや、元々の人数の半分で、人数が多いってどういう理屈!?
しかも、自己紹介は3分を予定とイベントのページに書いてたいのに、2分ってどういう理屈!?
2分で回してたら、イベント開催予定時間の2時間よりだいぶ早く終わるけどどういう理屈!?
とツッコミまくりたかったですが、仕方ないと思い、とりあえずその場は見過ごすことに。
前の席の女性と2分話して、男性が席を移動して、次の女性とまた2分話すというのをひたすら繰り返して行きました。
短時間で席の移動を繰り返してたら、目が回ってくる感覚に陥りました。
2分は本当に短く、少し話しただけで終わります。話を深く掘り下げようとするとそれだけで時間を使ってしまうので、そういうことを考えていたら会話の戦略が長時間話すのより難しくなります。
盛り上がりそうになったら、はい、つぎーとなりました。
また、2分だけだと相手の性格が全くわからず、それこそ本当に表面だけをパッと見た印象で、良いかどうかを判断するしかありません。
歯にヤニがついている女性がいましたが、相手のことを色々知りたくても、2分だと「はい、ヤニ、却下」とかそんな感じになってしまいます。
アドレスカードも渡すべきかどうかが全くわからず、最初は、とりあえず、皆に渡そうかなと思っていましたが、アドレスカードを渡している男性があまりいなさそうだったので、安易に渡したらいけないのかなと思い、結局、私は誰にも渡しませんでしたし、渡されもしませんでした。
「友達になりたい!」と思った女性がいましたが、「結婚したい!」ではなく「友達になりたい!」という気持ちで、安易に連絡先を相手に渡すのは、相手の時間を無駄に使わせてしまう可能性があるとも思い、渡しませんでした。
婚活パーティーに来ている女性の結婚への本気度などの考えがわからないため、どんな感じに接すれば良いのかわからず難しいです。
席をぐるぐる回っている最中に、女性が持っているアドレスカードの消耗具合をチェックしましたが、ちょっとモテそうな女性ですら2枚ほどしか減っていませんでした。
やはり、2分だけの会話はキツいです。アドレスカードを渡そうという気持ちにもなかなかなりにくいです。
私が女性から気に入られているのかどうかも全くわからず、何かふわっとした中身がないような婚活パーティーでした。
参加者の男性の雰囲気は、話していないので、ほとんどわかりませんでしたが、会場を見渡した感じだと、まぁ普通の感じで、ただ、平均よりも落ち着いた感じかなと思いました。私の隣の席の男性は、軽そうな雰囲気でしたが。
参加者の女性の雰囲気も普通の感じでした。
というか、このようなイベントにいるときは、普段居酒屋にいるときのようなノリではないと思うので、全体的に落ち着いて見えるのでしょう。
お酒婚活パーティーになると、一気に雰囲気が変わると思います。
2ちゃんねるなどで、婚活パーティーはヤバいといったことを何度も見ていたので、怖いと思いつつ、ある意味、そういうネタを期待していましたが、今回に限っては、特にネタになりそうなこともなく、本当に普通って感じでした。
プロフィールカードに、年収1億円と書いていたら変わったかな。
ちなみに、「好きなタイプの女性芸能人」に私は「水卜アナ」と書いたのですが、何人かの女性からの受けが良かったです。
「水卜ちゃん良いよね~、私も大好き!水卜ちゃんの雰囲気は良い!」といったような発言を何人かの女性からされ、私ではなく水卜アナがベタ褒めされていました。
なので、好きなタイプの女性芸能人が特にいない人は、「水卜アナ」ととりあえず書いておくと女性受けが非常に良いと思います。
ただ、このブログを読んだ婚活中の男性が皆「水卜アナ」と書くようになったら、婚活の場での「水卜アナ」の価値が減るかもしれません。笑
ちなみに、激太りしていないときの水卜アナが良いと相手の女性に無駄なコメントをしておきました。
女性と繋がるといった成果はなく、イベントが終了。
15分遅れてイベントが始まりましたが、その遅れた時間からほぼちょうど1時間でお店を退出させられました。
結局、2時間の開催(予定)と書かれていたのに、半分の1時間の開催でした。
予定だったとしても、さすがに時間が半分なのは酷い。
これは、もはや詐欺やろと思い、また、IBJは、東証一部上場企業として社会的責任があるので、帰宅後に、クレームメールを出しました。
上場企業ではなく、よくわからない企業が主催だったら、たぶんクレームをしていません。
そしてら、次の日のお昼に、IBJから電話が掛かってきました。
IBJ側の言い分は、以下です。
● 自己紹介タイムが3分予定と書いていたのに2分だったという件は、席移動も含めて3分という予定だった。
● 開催時間が2時間予定と書いていたのに短かった件は、全員のお店からの退出時間も含めてそのような時間を設定している。そのため、1時間15分~の開催時間になることがある。
そもそも開催時間15分遅れだったので、イベントが開催されてから私がお店を退出する時間まで1時間15分もなく、1時間だったというのは…
もしかしたら、男性陣が退出した後に、女性陣が30分以上掛けてゆっくり退出していたかもしれないですが、男性陣にとっては知らんがな状態です。
それなら、最初から2時間と書かず、1時間15分~2時間の予定と書くべきでしょう。
「説明が不十分で申し訳ございませんでした」といったようなことを発言していましたが、明かに説明が不十分なのではなく、意図的に消費者を騙すための過剰な表現にしています。
法律上どうかはわかりませんが、結婚という誠実さが求められる事柄に関する事業をしている立場の人、企業がこのような対応をするのは、結婚詐欺師と同等であると個人的には考えます。
といったことを色々ツッコミたかったのですが、不毛な会話になりそうだったので、特にツッコミも入れず、受け流しました。
ちなみに、何年か前に、街コンなどの流行りもあり、婚活市場が盛り上がるかなと思い、IBJの株を買おうと考えたことがありましたが(結局、買っていません)、今の株価を見ると、じわじわと株価が上がっていました。
業績も上がっています。
機械的にイベントをたくさん行ったり、いやらしい説明をして消費者からお金を巻き上げたりしているので、収益が上がっているんでしょうかね?
社会的責任が強い東証一部上場企業として、今後、上記に書いたような詐欺まがいの行為を改善していってもらえると嬉しいです。
今回のような大人数パーティーではなく、8対8ぐらいの婚活パーティーなら悪い評判も聞かないですし、Twitterのフォロワーさんも他と比較して、まあまあ良さげと言っていたので、もしかすると行くなら大人数パーティー以外が良いかもしれません。
婚活パーティー会場から帰宅中の電車内で、幼稚園~小学校低学年ぐらいの幼女が座っている席の前に立っていたのですが、幼女がチラチラと私の顔を見て来たので、何なのかなと思ってしばらくしたら、その幼女が「どうぞ」と席を譲ってくれました。
まさか幼女に席を譲られるとは思っていなかったので、えっ?と一瞬戸惑いました。
たぶん人生で初めて電車内で席を譲られました。しかも、幼女に。
婚活パーティーで成果がなく、よっぽど私から負のオーラが出ていて、それを幼女が察知したのでしょう。
やはり大人の女性ではなく、幼女が一番だと改めて思いました。
それにしても、幼稚園~小学校低学年ぐらいの幼女が席を他人に譲るとは、人ができています。「出木杉くん」ならぬ「出木杉ちゃん」です。
そこらの大人、それこそ私よりも立派でしょう。
現代の幼女がこんな素敵な幼女ばかりだったら、将来が明るいです。
お年玉、お小遣いを100万円あげたい気分です。しかし、そうすると拝金主義の女性へと育って行くのでしょう。
今度また婚活パーティーに行く機会がありましたら、もっと女性と会話ができるパーティーに行きたいと思います。
また、今回のパーティーは、最後にお互いを選んだ同士が結ばれるカップリング方式ではなく、自由連絡先交換方式だったため、カップリング方式のイベントにも行ってみたいです。
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