2019年の正月に、男一人で「名古屋城本丸御殿」を観てきました。
名古屋観光目的で愛知県名古屋市に行きました。
そして、とりあえず名古屋城に行ってみるかと思い、名古屋城に行きました。
過去に名古屋城に行って「天守閣」に入場した覚えがあるのですが、今回行ったら天守閣が工事中で入場できませんでした。
その代わり、2018年に復元完成した「本丸御殿」に入れるようになっていたので、そちらに入場しました。
その時に撮影した写真を載せていきます。
名古屋城の「二之丸広場」で忍者がイベントをやっていました。
裏には、「名古屋おもてなし武将隊」のショーで待機している「前田利家」と「加藤清正」と「前田慶次」がいました。
「清正公石曳きの像」。
本丸御殿の入場待ちの行列です。
正月休みだからなのか、普段から人が多いのか不明ですが、長い行列ができていました。
本丸御殿の存在を知らずに名古屋城に来たため、この行列を見て入るのをやめようと最初思いましたが、せっかく来たから見るかと思い並びました。
入場まで約40分並びました。
本丸御殿の「玄関」の「車寄」です。
別の場所からの本丸御殿の外観。
本丸御殿の中です。
基本的に玄関部分の部屋以外は、廊下を歩き、廊下側から部屋の中を覗いて見学するようになっていました。
「玄関」の「一之間」です。
一之間の壁には、金色の背景に「ヒョウ」と「トラ」が描かれていました。
豪華な雰囲気です。
滝を見つめるトラ。
「竹林豹虎図」と呼ばれる絵が描かれた襖です。
親ヒョウが子ヒョウをペロペロ(^ω^)しています。
「玄関」の「二之間」です。
先ほどの一之間の竹林豹虎図の襖の裏側の絵です。
トラの夫婦でしょうか?
左のトラの表情がちょっと面白いです。
お水ペロペロ(^ω^)
「表書院」の「三之間」。
こちらも金色ピカピカ。
襖に描かれている動物は「麝香猫(ジャコウネコ)」です。
「表書院」の「二之間」。
どこもかしこも金色金色、ゴールド!
「表書院」の「一之間」(手前の部屋)と「上段之間」(奥の部屋)です。
眩しい!超きらびやか!!
絵も美しいです。
友人を家に招待して、「この部屋が私の部屋だよ」と言ってみたいです。
上段之間の欄間です。
美しいデザイン。
上段之間の別の方向からの写真。
この壁は「帳台構」という部屋飾りです。
「対面所」の「納戸一之間」。
今までのきらびやかなゴールデン部屋とは異なり、落ち着いたデザインの部屋です。
落ち着いたといっても、普通の部屋、襖と比較すると絵が多く描かれていて豪華です。
「対面所」の「納戸二之間」にいた黒い鳥さん。
何の鳥でしょうか。
「対面所」の「次之間」。
襖・壁に描かれているのは、和歌山の風景です。
「対面所」の「上段之間」。
こちらは京都の風景が描かれています。
天井は「二重折上げ小組格天井」というものです。
上段之間の欄間。
「鷺之廊下」の壁の絵です。
天井も素敵です。
「上洛殿」の廊下です。
彫刻欄間です。
とても豪華な欄間。
ネットで検索したら、この欄間は「笹と椿に山鵲(さんじゃく)」と書かれていました。
「上洛殿」の「上段之間」。
天井の「黒漆二重折上げ蒔絵付格天井」には、マス目一つ一つ異なった絵が描かれています。
「上洛殿」の「一之間」(手前の部屋)と「上段之間」(奥の部屋)です。
「上洛殿」の「二之間」。
こちらの天井もマス目一つ一つに異なる絵が描かれています。
オレンジ色の縁が鮮やかな印象を与えます。
「上洛殿」の「三之間」。
天井のデザインが派手です。
個人的に、日本というより、別のアジア系の国のデザインの印象を受けました。
「梅之間」。
金色ですが、落ち着いた荘厳な雰囲気があります。
「引手隠し」です。
このような装飾一つ一つもこだわっており、豪華なものとなっています。
「釘隠し」です。
こちらは横に長い釘隠し。
この装飾の下の方には、動物とブドウが彫られています。
ネットで検索しみると、この動物は「リス」と書いている記事がありました。
ブドウやリスは、子宝や縁起物として彫刻や絵画に描かれていたそうです。
「引き手」も超豪華。
青色が良い味を出しています。
友人の家に行って、こんな豪華な引き手があったら、触りづらいですw
次は、本丸御殿からいったん出て、別の入り口から本丸御殿の「湯殿書院」、「黒木書院」に入りました。
私が行った時は、「湯殿書院」、「黒木書院」に入るのに、入場時間指定の整理券が配られていました。
入り口の場所があまり人が行かないような方向にあるためか、人が少なく、私が行った時は、5~10分後くらいから見学できる整理券をもらえました。
見学は、ガイドさんの説明付きです。
「湯殿書院」の廊下の天井です。
「湯殿書院」の「一之間」。
襖に扇子の絵が描かれています。
襖に打掛金具が付いており、襖が開かないように鍵ができるようになっています。
「湯殿書院」の「湯殿」。
風呂屋形が設置されています。
風呂屋形の中の様子です。
「蒸し風呂」です。
下に穴が開いており、そこから蒸気が出てくる仕組みになっています。
「黒木書院」の「一之間」。
落ち着いた内装です。
襖と襖の間に板が挟まっています。
部屋に明かりを入れるための障子だったかな?
ガイドさんから説明を受けた時は、納得して、この襖の間の板の役割は忘れないと思っていたのですが、忘れてしまいましたw
「黒木書院」の「二之間」。
二之間の外側の襖絵。
雉さんです。
二之間の外側の別の襖絵。
ゴールデン引き手。
貫禄がある引き手。
釘隠し。
よく見ると、「ハート」っぽい形があります。
これはハートマークを意識したのか、結果的にハートマークっぽくなったのか気になります。
色々なデザインの釘隠し。
似ているようで、少し異なっている色々なデザインの装飾があるため、装飾を見るのも楽しめます。
これで本丸御殿の見学を終え、名古屋城の他の所を見て回りました。
「西北隅櫓」。
「西北隅櫓」の入場は長い行列ができていたので入らず、空いていた「西南隅櫓」の方に入場しました。
上記写真は、西南隅櫓の中の様子です。
中は空っぽで、ほぼ何もありません。
左下に写っているのは、「石落し」です。
名前は「石落し」ですが、実際は、ここから鉄砲で敵を狙う仕掛けと説明書きがありました。
私ならここから「うんこ」を落とし、敵をやっつけます。
西南隅櫓の屋上です。
特に何もなし。
屋上からの眺め。
左上が天守閣、右下が本丸御殿です。
本丸御殿への入場待ちの行列が見えます。
手前のトラックは屋台です。
屋上に何もないと思ったら、隅っこに「御窓台」というのが置かれていました。
城主が遠くを眺めるためのモノです。
屋上にあった金ぴかの釘隠し。
こちらの釘隠しにも「ハートマーク」の形があります。
「天守礎石」です。
左奥に写っているのは、「石棺式石室」です。
「名古屋城天守閣」。
天守閣の工事の足場です。
綺麗な階段状になっていて、これはこれで面白いです。
2018年に、名古屋城周辺に「金シャチ横丁」という飲食店などが並ぶエリアがオープンしました。
上記写真は、金シャチ横丁の「宗春ゾーン」というエリアです。
こちらは、金シャチ横丁の「義直ゾーン」です。
お昼時に行ったら、飲食店の前にたくさん人が並んでいました。
この後、私が株式投資している企業である名古屋に本社がある「ラクオリア創薬」が入っている建物がどんな建物かと見に行ったり、熱田神宮に行って、お参りしたりしてきました。
名古屋城本丸御殿は、豪華絢爛であり、装飾も細かく、見るのがとても楽しいです。
あちこち金色金ぴかで、見ていると金運がアップしそうな気もしてきます。
豪華な気分になりたい方は、名古屋城本丸御殿の見学はオススメです。
コメント