物珍しさに男一人で永青文庫で開催されている「春画展」に行ってきました。
春画展 公式Webページ(リンク切れ)
出品作品リスト(PDF)(リンク切れ)
出品作品リストを見ますと、展示期間は4つに分かれています。
私は②の期間に観に行きました。
日本での「春画展」の開催は“初”だそうですが、既に2013年から2014年にかけて海外の大英博物館で行われていたそうです。
ちなみに、今回の日本の展示は、入場18禁です。
18歳未満の良い子は、Google先生で我慢しましょう。
客層
春画は、2ちゃんねるで時々関連スレが立ったり、最近では、少年ジャンプの「磯部磯兵衛物語」で春画ネタが良く出てきますので、身近に感じます。
行く前は、コミケに来るような男性オタクばかりかと思っていたのですが、実際に行ってみたら、そんな男性オタクは、ほぼいなくて驚きました。いかにもな男性オタクっぽい人は、3人ぐらいしか見掛けませんでした。
それでもって、男性より女性の方が多かったです。高齢者が結構いたのですが、若い女の子2人組や数人グループもまあまあいました。
また、若い男女カップルもちょくちょくいました。
変態な女性やカップルが多いのか?あくまで芸術、美術作品鑑賞として、女性が多いのでしょうか?
いざ、入館
休日に行ったのですが、入るまで40分待ちでした。
建物が大きくないので混みやすいです。
入館すると、建物の中も激混み。
人の列になっており、一つずつ展示物を目の前で見るとすごい時間が掛かります。
列にならなくても良いということなので、私は後ろから観て回りました。女性客ばかりで助かりました。男性客ばかりだと背が高くて後ろから観られなかったので。
また、皆すごいじっくり観ていましたが、混み具合の息苦しさと絵的に、私はじっくり観る気分でもなかったので、ささっと観ました。
絵について
絵の方ですが、丸出しです。
強調されているのか、元々なのか、男性のあれは太い気がしました。
毛が濃いです。
エロくなく、グロい感じに思えて、私は興奮しませんでした。既に、ネットで春画を観ていて慣れていたせいかもしれませんが。
春画展関係のネット上の記事を見たら、グロくないから女性にも人気とも書いていましたが、いやいやいや、普通の現代のエロ画像の方が観ていて気分が良いと思ってしまいました。
ちなみに、葛飾北斎の有名なタコの触手の絵もありました。
お客さんの反応
ニヤニヤしながら観ている女性客がちらほらいたり、女性オタクグループがデュフフ、デュヘヘと話していたり、リア充カップルが「今夜は○○しよう!」と「このあと滅茶苦茶~した」フラグの下ネタ会話していたり、異様な雰囲気でした。
今まで自分は変態だと思っていたのですが、いや、おれって変態じゃなかった?と疑問を抱いてしまうような新たな世界を知り、そもそも皆が一生懸命春画鑑賞をしているあの空間、状況が芸術だったのではと思いました。
春画が展示されている建物とは別の建物にグッズコーナーがあり、そちらの方に、春画Tシャツやすっごい分厚い春画作品集などが売っていました。
若い女の子が春画Tシャツを見て、「やべぇwww」と言って、すごいテンション上がって喜んでいました。
春画をあまり観たことない人は、足を運んでみるのはありだと思います。
それにしても、世の中、変態が多いですね。
ネットがある時代で良かった!
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