HISの団体ツアー「impresso(インプレッソ)・大満喫スペイン8日間」でのスペイン男一人旅、今回は「ミハス」観光についてです。
前回の旅行記 ⇒ 男一人でアルハンブラ宮殿、ヘネラリフェに行ってきた ‐ スペイン旅行 Part4
アルハンブラ宮殿観光を終え、バスで「ミハス」に移動します。
ミハスは、白い村として有名で、白色の壁の建物で埋め尽くされています。
インスタ映えする観光地です。
ミハスに到着。
ロバの銅像があります。
この写真の手前に大きい広場があり、ここら辺がミハス観光のスタート地点っぽい場所となっています。
ここでツアー客は解散し、各自で自由に散策観光をします。
私は1人で観光です。
写真左の建物にトイレがあるのですが、私が行ったときは、トイレの入り口に強面のおばちゃんが座っており、そこに日本語で「寄付」と書かれた看板とチップ入れがありました。
「寄付」ならチップは強制ではないのか?それとも、日本語の意味を知らずに寄付と書いたのか、それよりも寄付どうこう以前に、おばちゃんのプレッシャーがすごい。
ケチな私がチップを払うべきかどうか悩んでいたら、同じツアー客の人らがチップを払って入っていきました。
ただ、一部のツアー客は、チップ入れすら気づかず素通りして入り、それでもおばちゃんから何も言われていなかったので、私も素通りしたらチップを払わずに済みました。
海外のトイレなどは、チップを払う必要があるのかどうかの判断が難しく、できる限り払いたくない派の私は困ります。
先ほどのロバの銅像の写真の手前側にある「ビルヘン・デ・ラ・ペーニャ広場」です。
この日は快晴で、空の青色に白色の建物が良く映えていました。
「ロバタクシー」です。
ロバさんの口元をがっちり封じ、棒に顔を固定していたので、苦しそうでかわいそうでした。
「ラ・ペーニャ聖母礼拝堂」。
ビルヘン・デ・ラ・ペーニャ広場の近くにあったので、先にこちらから建物の外観観光。
色々な形の石を積んで壁が作られています。
そして、この後、有名な通りでよく写真にも使われている「サン・セバスチャン通り」を目指します。
ビルヘン・デ・ラ・ペーニャ広場の建物がある奥の方に行くと階段が出てきて、そこを上っていきます。
この階段の場所だけでも既にお洒落感が出ています。
カバンや雑貨を売っているお店もあります。
白い壁。超さわやか!
どす黒い心も白く染まって行きます。
右手の時計がある建物が「サン・セバスチャン教会」で、左手のずっと奥まで続いている道が「サン・セバスチャン通り」です。
サン・セバスチャン通りの写真。
建物の側面に植木鉢が飾られており、これがまた綺麗でさわやかな雰囲気を醸し出しています。
観光後に家でブログ用写真を整理していて気づいたのですが、建物の影によって、写真の写りの良さが大きく変わってきます。
上記写真は、結構大きく影が入ってしまい、ちょっと写りが悪いです。
綺麗な写真やインスタ映えする写真を撮影したい方は、時間による太陽の位置を気にしたり(今回のツアーは2時間しか散策時間がなかったため、気にすることができませんでしたが)、日が当たっている所をバックに写真撮影すると良いと思います。
サン・セバスチャン通りに来たら、ツアー客の夫婦が2組来ていました。
そのツアー客らはサン・セバスチャン通りの坂を上って行って、さらに上に行き、出てきた大きい道路沿いにある展望台を目指しており、私もそこを目指していたため、一緒に展望台に行くことにしました。
サン・セバスチャン通りを上って行った所です。
この行き止まりのように見える奥の方に、右の方に続く道があるのですが、ここから展望台に行くには、右の道に行ってはダメで、突き当たり辺りにあるここ住宅の敷地内では(?)と思う狭い階段を上って行く必要があります。
ただ、HISからもらったマップにはその道があったのですが、Googleマップを見ると2018年8月現在そのような道が存在しないので、正式ルートだったのか不明です。
上記写真の手前側に左右に通っている道があるので、その道を左に行き、その途中で上の方に上って行った方がそれっぽい道な気がします。
サン・セバスチャン通りの上の方からの景色です。
狭い階段を上って行きます。
ちょっと探検気分で楽しい。
上記写真を見ると、建物の上の手すり部分にたくさんの植木鉢が飾られています。
今見ると、落ちてきそうでちょっと怖いですw
狭い階段を上っていくと、赤い花が咲いたたくさんの植木鉢が飾られていて、とても綺麗でした。
ここら辺の住宅は観光用で植木鉢を飾っているのか、それとも趣味なのかどちらなのでしょうかね。
展望台からの眺めです。
壁は白いですが、屋根は茶色系であることがよくわかります。
右奥辺りの森の部分に「教区教会」があり、その手前にある赤色と白色の四角の施設が「闘牛場」となっています。
パノラマ写真です。
奥は海です。見えませんがその海の先にアフリカ大陸があります。
ミハスの村と海を眺める男。
この写真撮影をツアー客の夫婦に頼んだら、その夫婦の男性の方に「お見合い用写真」と言われました。
私が独り身であると言ったっけかな?
もう一方のツアー客の夫婦の女性の方には、旅行中に「彼女にお土産買ったの?」と数回言われました。
人によって、彼女がいない前提といる前提で話しかけてくるので面白いです。
彼女いなさそうに見えた上で、そう言われた気もしますが、真意は不明です。
来た道とは別の道から展望台の場所から下り、「憲法広場」の方に向かいました。
本当にさわやかです。
パラソルまで白い!
ミハス猫発見!
黒猫にゃ~ん。ちょっとバットマン風、バットニャン。
近くで撮影しようと寄ったら逃げられました。
かわいい動物の何か!
白に映える青。
「青っぽい服着ていてちょうど合うから」とツアー客に言われて撮影してもらいましたが、実は白には青系の服が映えるかなと思って計算してこのTシャツを着てきました。
ちなみに、ユニクロの安いTシャツです。
この写真左辺りが憲法広場です。
散策時間が2時間しかないので、1人で歩き回ってできる限り散策しつくそうと、ここで私はツアー客の夫婦2組と分かれ、1人行動に移りました。
「闘牛場」。
闘牛がやっていない日は、中を有料で見学できると観光雑誌等に書いていたので、入ろうと思いました。
入り口を探し、闘牛場の周りを回ろうとしたら新婚カップルのツアー客を発見。
そのツアー客に「入り口はどこですか?」と聞いたら、「やっていないと思いますよ」と返答が来たので、いや、見学できるはずだと闘牛場の周りを回るも門は閉まっていました。
お土産屋っぽいのはあるっぽいけど(上記写真の中央右当たり)、本当に見学はやっていないんかとなり、私とツアー客は入場を諦めました。
ここでいったん諦め、別の観光に戻ったのですが、実は、入れることをこの後知り、入場に成功します。
実は、お土産屋と思っていた上記写真中央右の所が、見学への入り口にもなっていました。
英語で「NEXT DOOR」などと書かれ、大きな矢印が書かれていたから、ちょっと不思議に思っていましたが、おそらく気づかない人が多いから、大きく矢印を掲示していたのでしょう。
写真を拡大して見ると日本語で「オープン」とも書かれていました。
矢印は目立っていて良かったのですが、遠目からだと文字が小さくてわからず、まさか、闘牛場見学の入り口とは思いませんでした。
先ほどの英語が堪能そうだったツアー客も見逃していましたし、今ネットで闘牛場の口コミを検索してもなかなか入り口に気づかなかったと書いている人がいました。
入り口の雰囲気がお土産屋だったので、あれはお土産屋だという先入観が強過ぎたのでしょう。先入観怖い。
闘牛場を離れ、闘牛場の周囲を散策していたら遊具がありました。
そして、展望台っぽい所への螺旋階段も発見。
人がいなく、何の説明看板もなかったので、上って良いのかちょっと不安になりながら、恐る恐る上ったら、やっぱり展望台っぽかったです。
しかも、すごい素敵ングなミハスの街並みを見渡すことができます。
最初に行った展望台は、山の上からだったため、いまいちミハスの建物の白さがわかりませんでしたが、こちらは白いのがよくわかります。
もしかしたら一部観光雑誌には載っているかもですが、HISから配られたいくつもの展望台の場所が載っているマップには、この展望台が記されていませんでした。
しかし、ミハスの街並みを眺めるという点において、私としてはここが一番の絶景展望台ポイントです(闘牛場からも似たような景色を見られますが、闘牛場は有料なので、無料として一番の展望台)。
ここをマップに記した方が良いでしょう。おススメポイントです。
次回、女の子と一緒に来たときのための下見も万全。
「私のお気に入りの場所に連れて行ってあげる」と言って連れて行ったら、その女の子はいちころでしょう。
スペインまで一緒に来てくれる女性がいる時点で、既にその女性は落とし済みな気がしないでもないですが。
その展望台から先ほどの闘牛場も見えました。
あれ?閉まっていると思っていた闘牛場内に人影が…
ボーダーの服を来た人と真っ赤な服を来た女性がいるじゃないですか!
こんな真っ赤な服を着ていたら、牛さん猛突進ですよ!!
私は真っ赤な服を着た女性を目掛けて、再び闘牛場に突進しました。
残す入り口はお土産屋しかなかったため、疑いつつお土産屋に入って、やっと闘牛場見学への入り口を発見しました。
この展望台に行って、この赤い服の女性を見かけていなかったら、気づかずミハス観光を終えていたでしょう。
運が良かったのか。ただ、いったん入り口を見逃しているし…
となりますが、最初入り口を見逃して、このタイミングで、入れることを知ったことがとても運が良かったことにこの後繋がっていきます。
闘牛場見学への入り口に入った所には、マタドールの衣装などが展示されています。
ちなみに、お土産屋に入ってすぐ左にレジがあるので、そこでチケットを買い、レジの真ん前の入り口から闘牛場見学へと入場します。
闘牛場はこのようになっています。
中央の砂地の場所にも入れます。
写真に写っている中央の牛さんは置き物です。
闘牛場の観客席の上から眺めたミハスの町並みです。
私たちのツアーとは異なる日本人ツアーの集団がいたのですが、中央の牛さんの写真撮影をしていたら、その中の1人が親切にも英語で「写真を撮影しましょうか?」と聞いてきてくれました。
英語?日本人じゃないのかなと思いましたが、逆に、私が日本人ではなくアジア系の他の国の人に思われているのかなと思い、日本語で「日本人ですか?」と聞き返したら、日本人でした。
日本人と思われていなかったら、見ず知らずの海外の人に対して、写真撮影してあげようかと自ら聞いてあげるのは、すごく親切な人ですね。
そのツアー専用なのかわかりませんが、外国人スタッフからガイドっぽい人を経由して闘牛の赤いマントっぽい布(ムレータ?ケープ?)を貸し出してもらっていました。
中央の牛さんと一緒に写真撮影してもらっているときに、その赤い布が登場したので、せっかくなのでその布を持って撮影したいと心の中で思っていたら、外国人スタッフ&ツアー客の人がこれを持って写真撮影すると良いと言って、持たせてくれました。
それがそのときの写真です。
このとき私はリア充やん!旅行を超楽しんでいる!!と思っていたのですが、ブログ用に写真を見ていたら、この写真に本当のリア充が写り込んでいました。
この写真の観客席の上の方を見ると…
PRESIDENCIA席にカップルがいたー!
しかもよく見ると、男性の膝の上に女性が脚を乗せているではありませんか!
私が牛と決闘をしている最中に、優雅にイチャイチャしているカップルがいるとは。
これが真の勝ち組です。
独りで楽しんでいる私が負け組に思えてきてしまいました。
牛ではなく、女の子に突進されたい。
という冗談のような本気はさて置き、最初に闘牛場に入れることを見逃していたおかげで、別のツアー客と一緒になることができ、赤い布を持つことができたので、結果的に、非常に運が良かったといえます。
この後、闘牛場に入れないと判断した新婚カップルツアー客にも、入れることを伝え、そのツアー客も闘牛場に行ったらしいのですが、赤い布はなかったと言っていました。
また、ツアーの添乗員さんにもこのことを伝えたら、すごーいと言っていたので、個人でふらっと寄っただけではこの赤い布はなかなか持てなかったのではと思います。
ちなみに、赤い布はずっしりした重みがありました。
これでだいたい目的の場所は観光できたので、闘牛場に入れないと判断した新婚カップルツアー客に入れることを伝えようと探しつつ(私も入れないと言った手前、間違った認識を相手に与えたままだと嫌なので)、まだ行っていない場所を早歩きで歩き回りました。
ロバタクシーだけではなく、馬車もいました。
粉ひき所の隣にあった謎の機械。
最初、井戸かなと思いましたが、歯車などがあるので、これも粉ひき関係の道具でしょうか?
サン・セバスチャン通りを歩いている新婚カップルツアー客を発見し、何とか闘牛場に入れることを伝えることができました。
ついでに、その新婚さんらが階段部分で写真撮影していたので、「それイイ!」と思って、私も写真撮影してもらいました。
構図は良いと思いましたが、だいぶ建物の影が大きくなっちゃっていて、ちょっとパッとしない写真になってしまいました。
ミハスはやっぱり太陽の位置が重要です。
観光するようなミハスの中心部分は範囲が狭いため、ご飯を食べず、お土産などを見ず、歩くスピードも東京の出勤ラッシュのサラリーマンぐらいなら2時間でも一通り回れます。
ただ、若い女性2人組ツアー客は、2時間では全然足りなかった、もっと時間が欲しかったと言っていたので、お土産などゆっくり見たい人にとっては2時間は短いと思います。
私は、新婚カップルツアー客に再度会った時点で、ミハスの中心部分は回り終わり時間が余っていたので、ちょっと中心部から外れた方を歩くことにしました。
白い村を当てもなくお散歩。
中心部から外れた方を歩いていたら、なぜか女性2人組ツアー客が歩いて来ました。
こんな観光スポットがない所になぜ歩いているんだ、何か個人的に特別に行きたい場所でもあるのかなと思っていたら、「サン・セバスチャン通りはどこですか?」と聞かれました。
真逆ー!このままこっち方に歩いて行ったら、ミハスから出ちゃうー!!と心の中で叫びながら、私は時間が余っていた上に、さすがに、ここまで真逆の外れの方に来られるとどうなのかと心配になったので、サン・セバスチャン通りまで案内しました。
案内中にいたお店の前にいた黒猫さん。
鋭い目つきでちょっと怖いですが、間近で写真撮影をしてもこの位置に座ったままだったので、人に慣れている猫さんでしょう。お店の看板猫かな。
ツアー客のサン・セバスチャン通りへの案内を終えた後、また一人で適当にぶらつきました。
不動産物件?
ほとんどプール付きの物件で、珍しいと思ったので、思わず写真撮影。
この物件の値段は、1,200,000ユーロということでしょうか?
2018年8月のレートで、約1億5千万円。
東京の家の値段を考えると、こんなに大きいプールがあって、1億5千万円なら安いと思ってしまいました。あくまで東京と比較して。
東京で1億5千万円の家を建てるより、こちらを買ってSNSに写真をアップした方が富豪感が出そうです。
ミハスのわんわんお。
黄色も白い建物に似合います。
ハトの彫刻。
ピカソがいたので同じポーズで写真撮影しました。
モザイクをかけましたが、店内にいた外国人が良い笑顔でカメラ目線で写っていましたw
この写真は、「母・娘・娘」で来ていたツアー客の娘が2人だけで観光中の所に出会って、ちょうどそこら辺にこのお店があったので、撮影してもらいました。
また、その娘2人組に近くの良さげな場所で写真撮影を頼まれたので、写真撮影していたら、現地の人っぽい外国人夫婦が通りかかり、3人一緒に撮影してあげるよと言われました。
私が大丈夫と断ったつもりが、娘さんの写真撮影が終わるまでその外国人が待っていて、えぇっ!と思ったら、娘さんに「外国人の人が待っていてくれるんだからさっさと3人で写るよ」と言われ、「娘・私・娘」という形で私が娘さんに挟まれて3人で外国人に写真撮影してもらいました。
あの外国人さんは非常に親切な人でしたが、私と娘2人ツアー客の関係をどう思っていたのでしょうか。
雰囲気としては、私が弟とした立場の兄弟姉妹という雰囲気が出ていたと思います。
最後にアイスを食べて、女子っぽいことをしてミハス観光を終えました。
ミハスでは、さわやかな気分転換ができました。
この後は、本日泊まるセビリアのホテルへバスで移動しました。
旅行記の続き ⇒ 男一人でセビリアに行ってきた ‐ スペイン旅行 Part6
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