タイ男一人旅、今回は「アユタヤ遺跡」観光についてです。
前回の旅行記 ⇒ 男一人でダムヌン・サドゥアック水上マーケットに行ってきた ‐ タイ旅行 Part11
1日観光オプショナルツアー、「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」観光の次は、昼食を挟んだ後に「アユタヤ遺跡」観光に向かいます。
昼食はホテルでビュッフェでした。
写真はその時に取り分けた料理です。
おいしそうな料理がありましたが、昨日からお腹を下していて、がっつり食べると午後の観光中に脱糞事件を起こす危険があるため、少しずつ料理を取りました。
お腹に来ないかなと恐る恐る食べましたが、昨日からゼリー系の栄養補給剤で食事を済ましていた私は、この料理を食べた瞬間、生き返りました。
すっごい久しぶりにまともな料理を食べた気分になりました。
お腹も大丈夫そうだったため、ちょっとずつ料理を取っては食べました。
脱糞が怖いため、飲み物も朝から飲んでいませんでしたが、こちらも恐る恐る飲んでみたら、飲み物おいし~となり、体調が回復しました。
昼食後にホテルのトイレで出すものは出そうと思って、トイレできばりましたが、またしてもうんこは出ず。
朝に飲んだ最強の下痢止め薬の「イモディウム」がまだ効いていました。
すごい。
ここまで効果があるのに、なぜ昨日は全く効かなかったのか、効く条件が気になります。
午前中は、私含めツアー客3人で観光していましたが、午後からは女性のツアー客は別のツアーとなり、アユタヤ遺跡観光は、私と男性のウホウホアベックで回ることになりました。
皆一緒にアユタヤ遺跡も観光すると思っていたら、ツアーの種類が入れ替わる人が出てくるとは。
オプショナルツアーの種類によって、柔軟にツアー客を組み合わせているのでしょうか。
そして、楽しみにしていたアユタヤ遺跡観光に向かいます。
アユタヤ遺跡で観光する場所は以下です(回った順で記載)。
- ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
- 「PANG CHANG AYOTHAYA」で、トラと記念写真撮影・ゾウ乗り体験
- ワット・マハタート
- ワット・プラ・シーサンペット
- ワット・ロカヤスタ
観光順はおそらくその時によって変わります。
トラとの記念写真撮影は、オプショナルツアーのスケジュールには入っておらず、裏オプションです(有料)。
VELTRA(ベルトラ)でツアーに申し込んだ時に、問い合わせフォームから依頼しました。
この裏オプションの存在は、申し込んだツアーの体験談(VELTRAのWebサイトにある)に書かれていて知りました。
その日のトラの体調によっては、トラと写真撮影ができない場合もあります。
最初は、アユタヤ遺跡の「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」観光です。
黄色い服をまとった白色の涅槃仏。
大きな仏塔があります。
黄金の釈迦仏。
「結界石(バイセーマ)」です。
アユタヤ遺跡の寺院などには、この結界石が置かれています。
「結界」といわれると、中二病心をくすぐります。
アユタヤ遺跡観光中に、ガイドさんの解説が入ります。
「ビルマ軍の侵攻によって~」、「このバイセーマは~」などと歴史や建物などの解説です。
ただ、私は旅先で解説を聞かない派の上に(自分が気になることだけ聞きたい&ネットで調べてもわからないものだけ聞きたい)、体調不良や暑さのせいで、立ってじっとしているのもつらく、心の中では解説は飛ばしてさっさと回りたいと思っていました。
大仏塔です。
右手前に大きな仏像があります。
この大仏塔は、中に入ることができます。
先程の大仏塔の階段を上って、来た方を振り返って撮影した写真です。
仏像がたくさん並んでいます。
大仏塔の中には井戸があります。
井戸の中です。
井戸の底で人が何か作業をしていました。
大仏塔の階段を上った所からぐるっと一周できるようになっており、周りを眺められます。
その大仏塔の周囲にあった白い仏像です。
天辺の方が壊れてなくなっている仏塔。
次は、ゾウ乗り体験に向かいました。
「PANG CHANG AYOTHAYA」という場所でゾウ乗り体験をします。
また、そこにはトラがいて、事前に申し込んでいた人は記念写真撮影ができます。
PANG CHANG AYOTHAYAに到着し、まずはトラと記念写真撮影となりました。
一緒に回っていたツアー客は、トラとの記念写真撮影ができることを知っていませんでしたが、私が申し込んでいたため、ついでにツアー客の人もトラと写真撮影できることになりました(有料)。
どこにトラがいるのだろうと思っていたら、扉が閉まっている小屋の中に通され、そこにトラがいました。
トラさんは、横たわって寝ていました。
私たちが部屋に入ると、寝ていたトラがチラッと目を開けてこちらを見て、「観光客か~」といった感じにまた目を閉じてスヤスヤ眠り出しました。
トラさんかわいい…
トラを管理している係りの人が2名おり、1人が写真撮影のために観光客が座る場所やトラの体の上の手を置く場所を指示し、観光客がトラの体に当たりそうになったら、長い棒を使って観光客に少し離れろとちょんちょんしてきました。
服がトラの背中辺りに当たるだけでも棒でちょんちょんされました。
トラさんはスヤスヤ寝ていたので、猫のような感覚で全然怖さがありませんでしたが、急にトラが暴れることもなきにしもあらずで、トラを刺激しないように注意が必要なのでしょう。
もう1人の係りの人は観光客が持参したカメラで写真撮影してくれます。
トラさんと記念写真撮影!
かわいい!!
このように見えると、猫が大きくなっただけのように見えます。
そう言えば、猫カフェの猫でさえ嫌がる場所を触ったりすると、猫パンチしてきたりするので、これがたとえトラではなく、大きい猫だったとしても、この大きさで猫パンチされたら人間は負傷するでしょう。
と思うと、やはり猫のときのように気軽に触るのは危険ですね。
ただ、ネットで画像検索すると、トラにめっちゃ触りまくって記念写真撮影している画像もたくさん出てくるので、しつければ安全なのかどうか。
とりえあず、インスタ映え写真をゲットできて、大満足です。
トラの次は、ゾウ乗り体験です。
このように背中にイスが載っているゾウに乗ります。
ゾウがあまり自由に動き回れなさそうで、少しかわいそうな気持ちになりました。
イスの上に日傘もついています。
ツアーのデフォルトとしては、申し込んだ人に対して1象だったのですが、ガイドさんに「2人で1象で良いよね?」と聞かれ、私ももう1人のツアー客もそれで良いとなったので、2人で仲良くウホウホゾウ乗り体験をすることになりました。
ゾウ乗り体験へGOー!
こんな風に観光客らがゾウ乗り体験をしています。
すれ違う観光客の顔が皆楽しそうではなく、ムスッとしていたのが気になりました。
偶然私が行った時がそういう観光客が多かっただけなのかどうか。
記憶が不確かですが、イスにクッションがなかったため、ゾウの揺れでお尻がイスにゴツゴツぶつかり、お尻が痛くなった記憶があります。
ゾウのうんこが地面にゴロゴロ転がっています。
子ゾウと一緒に歩いているゾウもいました。
子ゾウかわいい!
ちなみに、子ゾウはとてもかわいいのに、このゾウに乗っている人はサングラスをかけた欧米系のマフィアっぽい見た目の外国人で、子ゾウの可愛さとのギャップがすごかったです。
ボロボロの仏塔の横を通ります。
ゾウの操縦士にスマホを渡して写真撮影してもらいました。
念のため言っておきますが、男2人のホモ海外旅行ではありません。
男と一緒に仲良く乗られたことに対して、股間はパオーンしていません。
ゾウから降りる時に、良ければ(強制ではない)ゾウの操縦士にチップを渡してと事前にガイドさんに言われていて、その額も伝えられていたので、私は準備して渡そうとしていました。
しかし、降りるときに、ガイドさんに伝えられていた2倍の額のチップをゾウの操縦士に言われ、「えっ?」となり、2人分かぁ、と思い私の分だけチップを出そうとしたら、一緒にゾウに乗っていたツアー客の方が今ちょうどキリが良いお金を持っていないので渡せないと断りました。
それでもゾウの操縦士はしつこくチップを要求し、隣のツアー客は断り続け、私の分だけのチップを渡すのも渡しづらい状況になり、結局、私もチップを渡さずに降りました。
ゾウの操縦士は2人分の合計額を要求しなかったら、私の分だけはチップを渡せたのに、がめつくチップを要求したせいで逆に損してしまいましたね。
そして、次は待ちに待った「木の根に覆われた仏頭」がある「ワット・マハタート」観光です。
よくメディア等に取り上げられている「木の根に覆われた仏頭」を見ることが今回のタイ旅行の1番の目的でした。
「ワット・マハタート」です。
この建物の上の部分をよく見たら、植物が生えてきており、神秘的な感じがします。
壊された仏像です。
ビルマ軍が仏像を壊していったため、頭部がない仏像があちこちにあります。
そして、例の木の根に覆われた仏頭がある所へ。
写真の真ん中に写っている木の部分がその仏頭がある所です。
あの木に仏像の頭部が包まれています。
仏頭を覆う木の後ろ部分です。
後ろから見ても木の生え方が独特なのがわかります。
木の根がレンガに張り付いています。
この木は「菩提樹」と言うそうです。
仏頭さん、こんにちは。
記念写真撮影。
下痢にも屈せず、タイ旅行の目的を無事に達成しました。
今まで見てきた天辺が尖った仏塔が「スリランカ様式」、この写真のように天辺が丸まった仏塔が「クメール様式」となっています。
破壊され土台部分しか残っていなくピラミッドのようになってしまっている大仏塔です。
破壊された大仏塔の周りには、頭部がない仏像が並んでいます。
破壊された大仏塔の周りに小さい仏塔がいくつか建っています。
頭部がある仏像。
結界石(バイセーマ)。
少し雰囲気がラピュタっぽいです。
犬さんと一緒に写真撮影。
次は、「ワット・プラ・シーサンペット」観光に向かいます。
「ワット・プラ・シーサンペット」の隣にあった「ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット」です。
中には入っていません。
「ワット・プラ・シーサンペット」です。
歴代王の遺骨が納められた3基の巨大な仏塔があります。
3基の仏塔を同時にカメラに収めるのも難しいほどの壮大さです。
私の大きさと比較。
遠近法で逆に仏塔が小さく見えているかも。
横から撮影すれば3基の仏塔の全姿を同時にカメラに収めることができます。
ここにも結界石(バイセーマ)。
ワット・プラ・シーサンペットでもガイドさんの解説があり、木の下で(写真の木とは別の場所で)ガイドさんの解説を受けました。
解説を受けていた場所の地面を見ると鳥の糞がたくさんあり、木にとまっている鳥が糞をしまくっていて危ないんじゃね?早くこの場所から離れたいと思っていましたが、ガイドさんは熱心に長々と解説。
すると、案の定、私の手に鳥の糞が直撃しました。
ウェットティッシュを持参していたのが少し救いでした。
私のお腹下しは、下痢止め薬のおかげか今日は無事でしたが、結局、糞の悲劇からは逃れられることができませんでした。
お腹下し体調不良、夜中も下痢ピーが続いて睡眠不足、早朝からずっと観光、暑さもあり、立っているのさえ結構きつい感じになってきて、水分をめっちゃ欲する状態になっていました。
おそらく脱水症状ぎみになっていたのでしょう。
今すぐ水分が欲しい状況でしたが、周囲に飲料水が売っている場所がなく、仕方なく水分補給せずに、アユタヤ遺跡観光の最後の場所の「ワット・ロカヤスタ」に向かいます。
「ワット・ロカヤスタ(ワット・ローカヤスターラーム)」の巨大な涅槃仏です。
これを見て思い浮かべるのが「ストリートファイターII(ストII)」の「サガット」のステージです。
これがモデルなのかはわかりませんが、似たような場所です。
ストIIの技を出している格好で写真撮影すれば良かったかもしれません。
頭の方から撮影。
足の裏。
背中。
涅槃仏の後ろの方には、説明看板に「Ubosot(Ordination Hall)」と書かれた場所があります。
日本語では「叙階ホール」です。
この後、涅槃仏の目の前にあった売店で飲料水を購入して、水分補給して回復しました。
飲料水の値段は観光地価格でした。
これにてアユタヤ遺跡観光は終了し、バンコクに戻ります。
この後は、「カリプソキャバレー」観光です。
カリプソキャバレーは別のガイドさんに入れ替わるため、カリプソキャバレーツアーの待ち合わせ場所のバンコクのホテルに行きます。
ホテルでツアーガイドさんとの別れ際、一緒にツアーを回っていたツアー客がガイドさんと運転手さんにチップを渡していたため、なるほどーと思って私もチップを渡しました。
今回はガイドさんがとても楽しい方で、下痢ピーの不安もだいぶ吹っ飛んでツアーを楽しめたため、とても良かったです。
旅行記の続き ⇒ 男一人でカリプソキャバレー鑑賞してきた ‐ タイ旅行 Part13
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