タイ男一人旅、今回は「カリプソキャバレー」観光についてです。
前回の旅行記 ⇒ 男一人でアユタヤ遺跡でトラやゾウと戯れてきた ‐ タイ旅行 Part12
※ 本記事は、「カリプソキャバレー」のショーの写真を多く掲載しているため、カリプソキャバレーに行く予定があり、事前にショーの内容などネタバレを知りたくない人は読まない方が良いです。
1日観光オプショナルツアー、「アユタヤ遺跡」観光を終え、ツアーの最後は「カリプソキャバレー」観光です。
カリプソキャバレーは、「ニューハーフショー」です。
ニューハーフ(おかま・ゲイ)がステージ上で、ダンスをしたりするショーです。
なぜタイでニューハーフショーが観光スポットの1つになっているのかは謎です。
「ムエタイ」ならタイ発祥なのでわかりますが…
タイはニューハーフが多いと聞くので、何か歴史があるのでしょうかね。
アユタヤ遺跡観光から帰ってきて、カリプソキャバレーツアーへの集合時間までは少し時間があったため、自由時間になり、夕食やホテル周辺の観光時間となりました。
しかし、私は疲れが溜まっていて、夕食をとれるような体調ではなく、ひたすら炭酸飲料水を飲んで座っていたい状況だったため、コンビニでコーラを買って、集合場所のホテルのソファにずっと座っていました。
しばらくすると、ツアーガイドのおじさんや同じツアーに参加するっぽい女性グループ(見た目は、女子大生~20代社会人くらいの年齢)が来ました。
若い女性がたくさんいるのを見て、体調不良で下がっていた私のテンションが上がりました。
一緒にアユタヤ遺跡を回っていた男性ツアー客も自由行動から戻ってきて、最終的にカリプソキャバレーのツアー客は、
- 女性3人グループ×2
- 女性1人客
- アユタヤ遺跡を一緒に観光していた男性と私
で、合計9人になりました。
男性2人に対して、女性7人で少しハーレム状態です。
女性グループの人がガイドさんに「1人来れなくなった」と伝えていて、トイレから離れられない状態というような話が聞こえてきたので、私以外にもお腹を下した日本人観光客がある程度の割合でいるんだなぁ~と思いました。
そのため、都市化しているバンコクでさえ、2019年時点ではまだ食あたりリスクがそれなりにあると思われます。
カリプソキャバレーは、「アジアティーク・ザ・リバーフロント」という場所で行われています。
そこまで車で移動したのですが、ワゴン車にツアー客が車内いっぱいな状態で乗り、周りで女性ツアー客らがキャッキャと話していて、女子高にでも紛れたような気分になりました。
車移動中は、「カリプソキャバレーツアー」ならぬ「女性に囲まれるハーレムツアー」でした。
カリプソキャバレーよりもこちらのツアーの方が良いかも…
女性が多いと無駄に意識して、緊張するので、心休まらないですが。
「アジアティーク・ザ・リバーフロント」に到着。
観覧車の枠の部分が光っていて、かっこいいです。
アジアティーク・ザ・リバーフロントは、たくさんのお店が入っているナイトマーケットです。
雰囲気は、日本のアウトレットモールです。
「ムエタイ」が観られる所もあります。
カリプソキャバレーです。
ゴージャス感が漂っています。
女性ツアー客に頼まれて、この1枚目の写真の壁の前で女性ツアー客の記念写真撮影をしました。
カリプソキャバレーのチケット売り場です。
ガイドさんが皆の分のチケットをまとめて受け取り、各自に配りました。
カリプソキャバレーの開演時間まで少し時間があったため、それまで自由行動になりました。
私はアユタヤ遺跡を一緒に回った男性と2人でウホウホ散策しました。
アジアティーク・ザ・リバーフロントへは、本当はロイクラトン祭りの日に来て観光する予定だったのですが、お腹を下して下痢ピーになったため来られなかった場所です。
そのため、少しでも自由時間があってありがたかったです。
女の子と2人で来ていたら、観覧車に乗ってウフフンするのも良かったのですが、なぜかこの日に初めて出会った男と2人で仲良くアベックデート。
何かがおかしい。
「泰国燕窝」と書かれたお店です。
「燕窝」は「燕の巣」のことです。
燕の巣は、広東料理の高級食材だそうです。
飲み物っぽいビンに入っているので、調べるまで栄養ドリンクか何かかと思っていました。
アジアティーク・ザ・リバーフロントは、飲食店や色々なショップが入っているため、買い物するにはとても良さそうです。
写真中央に、体操的な何かをしている人がいました。
カリプソキャバレーの開演時間近くになったため、カリプソキャバレーの建物に入り、階段を上った所に「カリプソ・タイ・レストラン」と書かれたこのような場所が出てきました。
写真中央の上の部分がシアターの入り口なのですが、まだ入場待ちです。
すると、この写真の見切れている左の方から、前のショーの出演者やお客さんが出てきて、写真撮影会を始めました。
ショーが終わった後に、チップを渡すことで出演者のニューハーフと一緒に写真撮影ができるようになっています。
このエリアに、シアターの座席図もあり、それを見たら、私の席は最前列のテーブル周囲の座席でした。
1人ツアー客の3人とも最前列の方でしたが、テーブルを囲んで「凹」字のような座席配置になっているため、配置によっては、目の前に別の客が来る場合もあります。
シアター内です。
落ち着いた赤色をベースに暗闇が照られていて、エレガントさがあります。
入った瞬間、この雰囲気に「おぉ」となりました。
そして、ついに「カリプソキャバレー」のショーの始まりです。
ショーの写真撮影はOKです(私が行った時点)。
とてもゴージャスな雰囲気で司会が出てきて、ダンスショーが始まります。
綺麗なニューハーフがたくさん出てきます。
派手な面白い格好をしている人らが踊っています。
「エルヴィス・プレスリー」風の姿の人が登場。
ショーでは、世界的な有名人や各国の文化をモチーフにした演出が繰り広げられます。
また、ニューハーフショーですが、女性役だけではなく男性役も出てきます。
迫真なシーンでしたが、元ネタがわかりませんでした(元ネタがあるものかもわかりません)。
「RIHANNA」と書かれています。
ネットで「RIHANNA」と検索したら、バルバドス出身の女性シンガーソングライター「リアーナ」と出てきたので、それを真似たものでしょうか?
海外の有名アーティストをあまり知らないので、わかりません。
赤髪の強そうな人らが登場。
アヒャー!
演出が面白ネタに走っています。
「アラビアンナイト」っぽいです。
スカートをフリフリ。
そして、日本。
謎の甲高い声が入った音が流れていましたが、日本文化をパロディ化した小バカにしたような演出でした。
役者が観客席まで来て、私の左前にいた欧米系外国人の男性客にキスをしました。
キスをした瞬間はミスって写真撮影できませんでした。
最前列の席にいるとキスされるリスクがあります。
美少女からのキスなら大喜びですが。
「レディー・ガガ」風?
色々な国の言語で「私は正しい」と書かれたボードを持ってデモをしている演出です。
いきなり今までの演出とは変わったものが出てきました。
風刺的な社会への訴えの演出でしょうか。
世の中、自分の言動は棚に上げて、「自分は正しい」と思っている選民意識がある人が多いですからね。
今度は赤いテープに巻かれたすごい格好をしたデモ隊が登場。
出てきた瞬間は服がよく見えなかったため、裸で出てきたのかと思って驚きました。
もはや意味がわからない。
こんな格好の人が夜道に出てきたら恐怖です。
マリリン・モンロー?マドンナ?IKKO?
持ち上げられています。
韓国っぽい衣装。
ラッパ等の楽器を持ったビキニ姿(水着姿)のなまめかしいヤバそうな人らが登場。
中央の人の格好もヤバいですが、周囲の人らのガニ股の体勢の下に人がいるという変態っぷりな光景もヤバいです。
ひぃっ!
最初に登場した司会者っぽいスーツの人が出てきました。
出てきたと思ったら、服を脱がされます。
ひぃっ!
壁に「幸福」などと書かれたシーン。
周囲の女性(?)が色っぽいです。
そして、ショーも終わりに近づいてきた雰囲気。
大きなケーキの模型の中から美少女(?)が登場!
ケーキの中から登場した人の体形が華奢で、ただ男感はそこはかとなく残っており、さらに、下半身は女性の水着(下着?)の姿で、頭が混乱して何ともいえない気持ちになりました。
「30」と書かれているので、30周年でしょうか?
ただ、カリプソキャバレーの公式ページを見たら「1988年から」と書かれていたので、2018年が30周年のような。
2018年に行った人の書き込みにも30周年と書かれていました。
しかし、1988年の何月から始まって、そこからどの期間までを1周年とするのか次第というのもあり、私が行った2019年も誤差範囲内で30周年としていたのでしょう。
フィナーレ。
最後の方に、前の方の席の人は、出演者から金貨(コイン)型のチョコをもらえました。
中身は、ただの普通のチョコだったので、特に記念になるものでもないため、もらえなくても残念がる必要はありません。
シアターを出た所でこのように出演者が待っており、チップを渡すことで一緒に写真撮影をすることができます。
写真奥上の方にも「チップをお願いします(ハート)」とわざわざ日本語で書かれています。
カメラ写真撮影をしてくれるスタッフもいるため、カメラを持参すれば1人で来ても問題なく写真撮影できます。
右の男性客は、一緒にツアーを回っていた人です。
何か腕の部分など体勢がおかまっぽいです。
顔にモザイクをかけているためわかりませんが、手の感じや顔の表情がさらにおかまっぽいです。
「えっ?おかま?実は、オカマだったのー!?」
と思いましたが、わざとネタとしておかまっぽく写真撮影しているのだろうと思いました。
ただ、帰りの車の中で、この男性ツアー客が自分で撮影した写真を見返している時に、私がチラ見したら、「手首がおかまっぽくなってしまった」とポロっと言ったように聞こえたので、聞き間違いでなければ、ネタでおかまっぽくしたわけではないということになります。
となると、偶然おかまっぽくなったのか、周囲のおかまに影響されて自然におかまっぽくなってしまったのか、それとも、本性が出てしまったかのどれかでしょう。
アユタヤ遺跡で2人で一緒にゾウに乗ったり、アジアティーク・ザ・リバーフロントを2人で散策したことをウホウホアベックデートなどとネタで思っていましたが、まさか…まさかね…
まぁ楽しかったので問題ないです!
私も記念写真撮影!
おっぱいが腕に当たっています。
これはハレンチですね。
私の胸元が少し赤いのは、発情しているのではなく、カリプソキャバレーのショー中にお酒を飲んだからです(チケットの料金かツアーの料金に含まれていたのか不明ですが、1ドリンク無料で頼めました)。
客にキスをした日本人役をしていた役者さんです。
ニューハーフとの写真撮影も終わり、チケット売り場前辺りで皆が来るのを待っていたら、グループで来ていた女性ツアー客の1人が目の前にあった屋台形のカフェ・ジュースショップ的なお店の飲み物が気になり、ガイドさんに買ってきて良いかと尋ねました。
カフェショップに並んでいる客もいなく、まだツアー客全員が集まっていなかったため、長くても数分で買い終えるだろうから、ちゃちゃっと買いに行っちゃえばと私は心の中で思っていました。
女性ツアー客の質問に対して、ガイドさんはちょっと悩んだ後にちょっと渋そうな感じで、「遅れなきゃ良いよ」というようなことを言い、一応買いに行くことをOKしました。
しかし、その女性ツアー客は、「え~」といった感じのふてくされた感じの表情をして、買いに行くのをやめました。
その一連のシーンを見て、ギャルっぽい感じなのに真面目な女性だなぁと感心しました(見た目で判断する私w)。
今まで海外の団体ツアーに何度か行きましたが、集合時間や写真撮影をしていて歩くのに遅れる若い女性を何人か見ていたので、それとのギャップもあり驚きました。
買いに行くのをやめた女性ツアー客に「客並んでないし、買いに行っちゃえ」と言おうと思いましたが(女性ツアー客がガイドさんに質問する前にも買いに行こうか悩んでいたため、その時にも言おうと思っていた)、その女性ツアー客と会話したことがなく、また、他のツアー客が1分でも急いでいる可能性もなきにしもあらずだったため、結局、何も言いませんでした。
おばちゃんツアー客がいたら、そのギャルっぽい女性ツアー客におそらく「買いに行っちゃいなさい」と声を掛けたでしょう。
帰りも女性ツアー客だらけのハーレム車に乗車し、ツアー客を各自の泊まるホテルに車で送り届けられました。
できれば、女性ツアー客と仲良くなって、女性ツアー客が泊まるホテルで一緒に降りたかったです。
早朝から夜遅くまでの丸1日オプショナルツアーは、下痢ピー体調不良の中、脱糞もなく無事楽しく観光することができました。
下痢ピーのせいで、ツアーに出発する直前までツアーに行こうかどうか迷っていたのが、今となっては嘘のようです。
これも最強下痢止め薬の「イモディウム」さんとアユタヤ遺跡ツアーまでの楽しいおばちゃんガイドさんのおかげでしょう。
満満満足、1日満足のオプショナルツアーでした。
明日はタイ観光最終日です。
旅行記の続き ⇒ 男一人でスネークファームでヘビを巻いてきた ‐ タイ旅行 Part14
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