【感想】岡田斗司夫の愛人になった彼女とならなかった私 サークルクラッシャーの恋愛論

「岡田斗司夫の愛人になった彼女とならなかった私 サークルクラッシャーの恋愛論」を読みました。

著者は、鶉まどかさんです。

ネット上で「モテない男性は、この本を読んで岡田斗司夫の真似をすれば良いと思う」と書いている方がいましたので、恋愛関係でこじらせている私は気になり、ついつい購入して読みました。

まずサークルクラッシャー(サークラ)の意味ですが、大学のサークルや同好会、職場などといった狭いコミュニティで、色恋沙汰を起こしてサークルの人間関係を悪化させサークルそのものの崩壊を招き、クラッシュさせるような女性のことです(Wikipediaより)。

また、「クラッシャられる男」という表現が本にありますが、それはサークラの餌食になる男性のことです。

本の内容をざっくり書くと以下のような感じです(あえて、偏った書き方をしています)。

  • 恋愛経験がないクラッシャられるような理系男性の性格は酷い!
  • クラッシャられる男性は、リスクヘッジ、コスパ重視、受け身!
  • モテるけど、理想的な恋愛をしていない恋愛童貞となる人種がいる!
  • サークラは、承認欲求が高い!
  • 人生経験豊富だとクラッシャられないよ!
  • ありのままの自分と理想にはギャップがあるよ!
  • 愛されるのではなく相手を愛せよ!

タイトルにある岡田斗司夫については、特に詳しく書かれているわけでなく、岡田斗司夫のような男性を好きになる女性は、クラッシャられる男性と同じ境遇という例で書かれているだけです。

まず、著者が実際に相手にしたクラッシャられるような男性が何人か登場するのですが、その男性らは、大企業勤め、理系、研究職、エンジニアといった経歴が記されており、よく2chでレスされているような女性批判の言動をした例がいくつか書かれています。

2chノリで冗談半分でそういう言動をしているのでは?そこまで酷い男性は、私はリアル世界で見たことがなかったため、著者は理系に恨みでもあるのかと思ってしまいました。または、話を盛っているのか。

ただ、本を読み進めていくと、クラッシャられる男性は同性の友達すらいないと書かれていたため、私が知らないだけで、実在するのかもしれません。

男友達すらいないのにサークルに入っているというのが摩訶不思議ですが。大学生時代、サークルに入っていなかった私には、その状況がよくわからなかったです。

著者がクラッシュられる男性を分析しているのですが、「3ヶ月間、母親とコンビニ店員以外の女性と話していない」等、私に当てはまることがちょくちょくあって、読んでいて「あぁ…」となりました。

また、恋愛経験がない男性とありますが、単に精神年齢が低いだけのように思いました。理系出身に私の周囲には恋愛経験がない人がたくさんいますが、少なくとも私が接している限りでは、この本に登場するようなクラッシャられ男性はいないので。

逆に、女性に対しての言葉の汚さだけを見ると(2chノリは除く)、恋愛経験がある男性の方が酷いことを言っている傾向が私の知る限りではあります。

類は友を呼ぶ、または、よっぽど変わった環境に属していたので、著者の周囲の男性は異様だったのではと推測します。

私もキモオタなので、自分のことを棚に上げて述べますが、街中で挙動が異様なオタク集団を見掛けたりするので、そういうコミュニティに属していると、著者が体験したようなことが起きるのかなと。

ちなみに、私もオタクの友達とモモーイTシャツを着て渋谷を歩いて、モモーイのライブでハッスルしていたりするので、世間から見たら私の挙動も異常です。

クラッシャられる男性は、リスクヘッジをする、コスパ重視、受け身とありましたが、これは私もそうなので同意です。

超受け身な私も一時期がんばっていた時期もあったのですが、疲れ果て、結局、受け身に戻りました。

また、プログラミングをしているせいなのか、論理的に動かないものが嫌いなため、感情論バリバリの恋愛の世界だとどうしてもついていけなくなります。

よく会社の同僚と飲みに行って「異性と結婚する必要なくない?相手の中身を見ているなら、相性が合う同性と結婚した方が真の愛なんじゃないか。」「論理的なロボットと結婚したい」「将来、医療技術が発展したらロボットと結婚して、子どもを産む世界になるのでは」と話したりして、超こじらせています。

話が脱線しましたが、リスクヘッジ、コスパ重視するのは、人間活動的に無駄をなくし効率を求めるという点では、正しい選択であるため、問題があるわけではないと思います。

この本を読んでいて、なんかモヤモヤしたものが心に残ったのは、医学レベルでの人間の行動原理について書かれていなく、著者の体験談から「~~は、~~だ!」と書かれていたからかな(著書としては、それが悪いわけではありません)。

あと、私がいる環境とは、著者は全く異なる環境にいたことからもしっくりこなかったと思います。もし、私がこの本と同じ構成で文章を書いたら、著者の鶉まどかさんは、何か違うぞとなっているかと。

で、結局、岡田斗司夫のような、サークラのようなテクを使えば、モテるかというと、おそらくモテるでしょう。

ただ、そのテクを意識的に使ってでもモテたいのかという話になります。

著書は最後に、「モテ」のための技術が必要なのではなく、相手を愛する姿勢が必要と書いています。

それはそうなのですが、結局、人は表面でしか相手を判断する材料がないため、相手を愛する姿勢があるだけでは、相手と結ばれにくいと考えます。

愛した相手にすごい洞察力と寛大な心があるなら別ですが、そうでないことが多いため、「相手と(表面的に)結ばれる」という目的なら、「モテ」の技術を駆使した方が断然に効率が良いです。

女性から誠実と言われモテているけど、裏では浮気しているような男性をリアルで見てきているので、理想的な清純な考えだけでは、なかなか上手くいかないなぁと残念ながら思ってしまいます。

このモテの技術は、宗教やネットワークビジネスの勧誘者の手口と似ていて(実際に何回か関係者から勧誘にあったことがあるが、方法論が似てる)、その技術を使った方が相手を動かせること(洗脳)ができて、結果的に目的を達成できてしまうのです。

愛するだけなら、AKBなどのアイドルグループや声優ファンは、よっぽど相手を愛しています(あの熱意は尊敬するレベル)。ただ、それだけでは、う~んといった感じで、世間から、ましてやその愛している相手から叩かれてしまっています。

ちなみに、ちょうど友達関係の飲み会があったので、この本のようなモテ技術も考え方次第では必要だよねと述べたら、男性からも女性からも、「そんなの健全ではない」「そうなっちゃダメ」と言われました。

結局、どうやってモテたら良いのやら…

そんな間にも、モテ技術がある同性に異性を持って行かれてしまっている。

難しいです。

また、受け身を批判するような書き方でしたが、それならナンパをしても良い風潮にして欲しいです。

ほんと身内とコンビニ店員さん以外の女性と話す機会がないので、ナンパOKにしてくれないと異性と話すことすら難しいです。

昔はナンパが緩かったのですが、なぜか最近は、「今の男性は受け身」と批判しておきながら、ナンパしたら、その男性も批判。

以前、イケイケな女性とちょっと話す機会があったのですが、その女性は海に行くとよく男性にナンパされるけど、ナンパしてくるような男性は興味ないからスルーしていると言っていました。

なぜそんなよくわからない状況に日本はなってしまったのかというと、時代背景的なものがあると考察しているのですが、その話はまたさて置き、なんか色々難しい世の中だよなぁとげんなりしてしまいます。

言い訳に聞こえるかもしれませんが、受け身な男性が増えるのも自然な流れだと考えます。

そんな色々こじらせている私は、効率的な出会いや素敵な恋愛に導けるシステムをどうにか開発できないかと日々考えています。

国が本当に少子化対策する気があったら、マイナンバーとも連携させて、国のお墨付きの安心安全出会い系サービスを提供すれば良いのにと悶々と考えていると、政治家になったり、マスメディアを牛耳ったりして、日本の恋愛、結婚市場を素晴らしいものにしたいと突拍子もないことを考えてしまいます。

サークルクラッシャーの女性と出会えないかな。クラッシュしたい!!

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