男一人での九州旅行、前回の「男一人で学問の神様がいる大宰府にお参りしてきた」の記事に引き続き、博多観光について書いていきます。
今回の旅行記の最終話です。
別府駅から特急「ソニック」に乗り、博多駅に到着。
写真は、博多駅の駅ビル「JR博多シティ」です。
お店が色々入っています。
まずは、「櫛田神社」。
お賽銭を入れて、お参り。
大きい鈴をが付いていて、紐で揺さぶることができるのですが、どんだけがんばって揺らしても鈴がカランコロンと鳴らず、紐と鈴、または、建物の設置部分が擦れているっぽいギシギシという音が鳴るだけ。
このギシギシの音が正解なのか?と他の参拝者もみんな困惑していました。
この後、観光案内所に行ったとき、スタッフのお姉さんも、「あれギシギシしか鳴らないですよね~笑」と言っていました。
これが正解なら良いのですが、そうでないなら、ちゃんと鈴の音が鳴るように交換しないのだろうか…
それにしても、旅行で、あちこちお参りしているような。
これだけお参りしていたら、そろそろ大富豪になれても良い気がします。
神社には、「山笠」も飾られています。
「キャナルシティ博多」。
大きいショッピングモールです。
私が行ったときは、あまりお客さんがいませんでした。
天神駅辺りにいた小さい馬?
乗馬クラブか何かの宣伝ですね。
確か、このすぐ近くに観光案内所があったのですが、その観光案内所の前で、エステ会社か何かのお姉さんに、身だしなみに関する路上アンケートをされました。
一瞬、女性からナンパされたのかと思ったのに、残念でした。
普段から身だしなみがいい加減で、ボサボサ髪の毛&眉毛、ボロボロ服装の私に身だしなみのアンケートをしても外れ値でしょう。理想の男性を聞かれ、返答に困り、適当に、福山雅治と回答しておきました。
ちなみに、福岡は、女性不足で、男性が女性からモテやすいという噂です。
観光案内所のお姉さんに博多の観光スポットを聞いても特にこれといった情報は聞けず(なので、博多から離れた柳川や大宰府を勧められた)。
そのため、博多の食を楽しむことにし、お姉さんに、お勧めの明太子屋ともつ鍋屋を聞きました。
ネットでも調べましたが、博多自体には、そんな観光スポットがたくさんあるわけではないんですね。
天神辺りの新天町商店街にあるからくり時計「メルヘンチャイム」です。
この時計の下で、ブラスバンド部っぽい学生らが、楽器演奏とダンスをしていました。
「元祖博多めんたい重」。
「めんたい重」というものがあるんですね。
面白そうだったので、それなりのお値段でしたが、入りました。
店内は、薄暗く、和ではなく、洋スタイルのお洒落な雰囲気でした。
レジ横のお土産ショップに、芸能人の色紙がたくさん飾ってありました。
「めんたい重のたれ」というものがあり、自分でいくらでもかけられます。確か、たれは、甘い味だった気がします。
で、めんたい重の味ですが、申し訳ないですが、明太子大好きな私からしたら、邪道さを感じました。
一口食べて思ったのは、海苔の味がしつこい。明太子の味が、小さくなってしまっている。
ひつまぶしの感じなのでしょうが、素材そのものを楽しみたい私としては、海苔や薬味、たれが逆に邪魔でした。つまり、私向きの料理ではなかったです。
とにかく、「おいしい明太子」と「おいしい白いごはん(これ重要)」だけあれば良いと改めて思いました。
お次は、もつ鍋を食べに「やま中」赤坂店に向かいました。
金曜日の夜だったので、満員の可能性が高いと思い、行く前に電話を何度もかけたのですが、なぜか繋がらず。仕方ないので、直行。
15分待ちぐらいで、席に座れました。しかし、1時間制と言われました。人気店で、予約していなかったので、まぁ、仕方なし。
写真は、店内にあったイスです。
良い意味で小汚い感じのお店を想像していたら、ロビーが高級店っぽい感じになっていて、驚きました。
通された席は、1つだけちょうど隔離された感じのテーブルで、1人でも周囲の目を気にせず、食事ができました。
もつ鍋と明太子(一切れ食べた後)と白いご飯とビール。
もつ鍋は、2人前からしか頼めなかったので、さきほどめんたい重を食べたので、食べ切れるか心配でしたが、2人前を注文。
さらに、明太子と白いご飯も注文。
めんたい重のリベンジで、明太子だけと白いご飯。
明太子の味は、普段から安い明太子の味に慣れてしまっているのか、すごいおいしいとは思いませんでした。そもそも、明太子にそんな大きな味の違いは出るのかどうか。
引き締まっていて、密度が高く重い感じの明太子でした。味は、スーパーで買う明太子とは、違いましたが、だからといって、すごいおいしいというわけでなく、こういう明太子なんだなぁという感じ。
明太子の味に文句はなかったのですが、残念だったのがごはん。もつ鍋屋に、ごはんの味を追求したらいけないのでしょうが、ごはんがおいしかったらもっと明太子の味を相乗効果で楽しめたと思います。
私の中の博多の食の株が低空飛行の状態で、いざ、もつ鍋へ。
もつ鍋なんて、どこで食べても同じっしょ~からの、何これ、うまい!
もつ鍋ってこんなにおいしいものだったの?と私の中のおいしい料理ランキングのもつ鍋のランクが一気に上がりました。
もつ鍋は、最高でした。
ただ、2人前は、量がきつい。
でも、もったいないので、なんとか全て食しました。
けど、ここからさらに、せっかくなので、もつ鍋の汁で締めの雑炊。
ゴマたくさん。
雑炊は最初に頼んだのですが、席が1時間までなのに、雑炊が出てきたのは、45分後ぐらい。
お腹が超満腹の状態で、残り15分で食べ切るの無理じゃね?というか、お腹満腹でなくても、一般人の場合、この量は、15分じゃ無理じゃね?と思いながら、しかも、アツアツで食べるのが大変でしたが、なんとか食べる。
けど、さすがにお腹が限界で、吐きそうなレベルだったので、半分ぐらい残しました。
席に座ってから、1時間経っても、お腹が満腹で動けそうになかったので、しばらく座っていましたが、店員に出て行けと言われませんでした。
結局、他の席もちょくちょく空いていたので、1時間で出す必要がなくなったのでしょう。こうなるんだったら、もっとゆっくり食べたかったです。
余談ですが、私の席の前に個室があり、合コンか男女らが入っていき、めっちゃ大騒ぎしていて、女性陣が楽しそうに「いやらしー」とか言って、キャッキャしていて、うらやましかったです。
お腹いっぱいで歩くのもつらい中、やっぱり博多観光として物足りなかったので、「大濠公園」に、食べた分のカロリー消化ついでに、徒歩で向かいました。
大濠公園に到着し、ポケモンGOをやっていたら、リアルポケモン「アオサギ」ちゃんを発見。
この大きな鳥は、人を見ても全然警戒せず、近づいても、全く逃げずに、優雅にとことこ歩いていました。おもしろ可愛いです。
夜の公園ということで、誰もいなく、不気味な感じかなぁと思っていましたら、公園でランニングしている人がちらほらいました。
ジョギングコースがあり、非常にジョギングしやすい環境でした。1周2kmだそうです。
公園にお洒落な建物があり、照明がついていて、入口が開いていたので、何だろうと恐る恐る入口を覗いたら、ちょうどその建物のスタッフのお姉さんと鉢合わせ。
驚いて、そのまま立ち去ろうとしたら、お姉さんから「どうしましたか?」と言われたので、「観光で来ていて、何の建物かなと思って」と返答したら、「フランス料理屋」と言われました。今、検索したら、「レストラン 花の木」というお店でした。
閉店後のお店に、夜遅く伺うって、強盗かそのお姉さんのストーカーにでも疑われますね。いっそのこと、「お姉さんをナンパしに来ました!」と言えば良かったかな。
公園には、大きな池があります。真っ暗で、景色が全然わからないです。
公園の池の真ん中には、島があり、橋で繋がっていたので、渡ってみました。
「浮見堂」。
島には、誰も人がいないかなと思ったら、釣りをしている人が数人、また、外国人らが酒盛り(?)をしていました。
そして、今日泊まるホテルに行くことにしましたが、大濠公園の隣には、「福岡城跡」があり、そこも見ようかなと向かったのですが、さすがに夜遅くて、行く途中に人がいない。
城の跡ということもあり、心霊的なものがありそうで怖くなり、福岡城跡には結局行かず、その横の陸上競技場、鴻臚館広場の方を通って、ホテルに向かいました。
しかし、そっちの方も人が全然いなく、とても怖かったです。途中、サラリーマン1人とすれ違いました。
ホテルは、値段が安かった「ホテル エトスイン博多」に泊まりました。
特に、宿泊に問題はありませんでした。
次の日(旅行最終日)、柳川・大宰府、そして、さらに博多観光をするため、朝早くホテルを出ました。
まずは、「シーサイドももち」に向かいました。
「ももち」といえば、アイドルの「嗣永桃子」を思い浮かべますが、たぶん関係ないです。
シーサイドももちに向かう途中にあった「サザエさん発案の地」。
サザエさんの原作者は、当時、海岸線であった、ここら辺を散歩していて、サザエさんの登場人物を考案したそうです。
「福岡タワー」。
朝早過ぎたため、入れませんでした。
「Marizon(マリゾン)」。
「ウエディングアイランド マリゾン」。
結婚式場です。
この奥にある船乗り場で、アジア系の外国人に、写真撮影を頼まれ、写真撮影をしてあげたら、あなたも撮ってあげると言われたので(日本語ではない)、ついつい外国人相手に日本語で「お願いします」と言って、撮ってもらったのですが、カメラを返してもらうときにその外国人から「お願いします」と言われました。
日本語の使い方を間違って覚えてしまっていました。
絵になります。
マリゾンに隣接している「シーサイドももち海浜公園」。
奥に見えるドーム型の建物は、「ヤフオクドーム」です。
この後、柳川・大宰府に向かいました。
柳川・大宰府から戻って来て、まずは、Tinderアプリで福岡出身の女性に教えてもらった「吉塚うなぎ屋」にうな重を食べに来ました。
タモリさんがおいしいと言っているお店らしいです。
「上うな重」を注文(たぶん「上」にした気がします)。
なんと、「ごはん」と「鰻」と「タレ」が分かれて出てきます。珍しい。
タモリさんがおいしいと言っても、まぁ、そこまでだろうと思いつつ、まずは、鰻単体でちょっと食べてみました。
すると、「あれ、おいしい?ふかふかでおいしい。鰻単体でもおいしいと思えるのは、気分補正が入っているからだろう」と思いながら、タレを付けて、ごはんに乗せて、食べました。
すると、あれれ、おいしい??気分補正関係なく、おいしいかも。
がっつり、鰻をごはんの上に乗せ、タレをかけて、がっつり食べました。
これはウマい!いやー、タモリさんが言うだけはある。これはおいしいわ。王道のおいしさ。邪道感がなく、純粋においしい。王道を突き進んだおいしさ!と感動というか、ほへぇ~という純粋に感心するおいしさでした。
この年齢になって、うな重の本当のおいしさを知るなんて。
Tinderアプリが役に立ちました。Tinderアプリと教えてくれた女性に本当に感謝です。
観光案内所のお姉さんの助言もそうですが、タイミングと情報って本当に重要だなぁと改めて思いました。
明太子で低空飛行していた私の中の博多の食の株が、もつ鍋と鰻で暴騰です。
この年齢にもなっても感動する料理が次々に出てくるとは、食の奥深さは興味深いです。
「JR博多シティ」の屋上「つばめの杜ひろば」の展望テラスからの眺めです。
ちなみに、上記の2枚目の写真の通りは、博多の陥没事故があった道路です。陥没後に写真撮影していたら、陥没現場が写っていたと思います。
ちなみに、この写真を撮影した3日後に陥没事故がありました。この通りは、何回か行き来したので、恐ろしいです。まさか、こんな所が大陥没するとは。
この展望テラスで、中高生ぐらいの男女らがめっちゃべったりイチャイチャしていて、ものすっごくうらやましくて、くそおぉぉぉーーー!と思ったので、その私の怨念パワーが陥没の引き金を引いたかもしれません。
つばめの杜ひろばにあった「鉄道神社」。
私の怨念で陥没したとしても、私が櫛田神社とこの鉄道神社に訪れたおかげで、負傷者が出なくて済んだとしましょう。
中州にある屋台の列。
博多1日目に屋台でラーメンを食べようと思っていましたが、さすがに、お腹がいっぱいで食べられなかったので、リベンジです。
ちなみに、この隣には、風俗街があります。東京もそうですが、突然、街中に風俗街が出てくるので、驚きます。女性の人は、この状態を見て、なんとも思わないんでしょうかね。
ググって出てきた「呑龍」というラーメン屋に入りました。
中には、ぼったくりの屋台もあるそうなので、下調べが必要です。
「豚骨ラーメン」。
すっごいシンプルなラーメンです。
博多の豚骨ラーメンは、臭くて嫌いな人がいるという話を聞いていたのですが、本当に、ちょっと臭みがありました。
博多は、こういう味のラーメンなんですかね。
東京とか他の地域で食べる博多ラーメンは、臭くありませんが。
中州に架かる橋から眺めた「那珂川」。
屋台の列がある中州から川を挟んだ向こう側のお店から、クラブなのか、何かの2次会なのか、パリピしていて、男性の雄叫びや女性の嬉しそうなキャーという叫び、「ちんこいたーい」という声が街中に響いていて、凄まじかったです。猿と変わらないです(猿に申し訳ない)。
九州の人ヤバいです。特に、九州男児は、ヤバいらしく、別府の飲食店で別の席に座っていた本州から一時的に来ているという女性が、「九州の男性は、常識がおかしくて、普通やらないことをやったりして、驚く」と述べているのが聞こえてきました。
いったい、その九州男児は、どんなことをしたのか(もしエロい話だったら)具体的な内容が気になりました。
以上、九州(別府・福岡)旅行記でした。
色々新しい発見や新しい体験ができて、とても満足できた男1人旅でした。
次は、1人で2人前のもつ鍋を食べるのではなく、女性と一緒に2人前のもつ鍋を食べたいと思います。
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