「孤独死」、それは、私とは縁がないものだと思っていました。
そう、一人暮らしの部屋で失神するまでは。
よく高齢者の孤独死問題が話題になりますが、私の今の年齢では、健康ですし、大丈夫だろうと油断していましたが、逝くときは、逝くんだなぁと思いました。
いったいどうやって失神したかというと、Webで調べたところによると「排尿失神」というものらしいです(別名:排尿時失神、排尿後失神、排尿性失神、血管迷走神経失神など)。
では、そのときの状況を述べていきます。
家で一人でお酒を飲むことがあります。特に、金曜日や土曜日の夜は、次の日が休みなので、多めにお酒を飲んで、良い気分に酔うのが習慣化しています。
今日もそんな変哲のない次の日が休日の夜。
テレビで「海街diary」を観て、長澤まさみと夏帆の役柄がいいわぁ~と思いながら、ビールを飲んでいました。
500mlのビールを2本飲んだところで、尿意を催し、海街diaryもCMに入ったので、立ってトイレに向かいました。
トイレで、おしっこをじゃんじゃんしていると急激に頭が痛くなってきました。
ただ、普段お酒をまあまあ飲んだ後に、立ったときやトイレで用を足しているときに頭が痛くなることがよくありますが、まぁ死にも倒れもしなかったので、今回は缶ビールは2本だし、家ですぐ布団に入れるしと思って、思い切っておしっこを出しまくりました。
で、ほんわかした気分で夢みたいなのを見て、そのままほんわかした気分で目を開けたら、目の前が床!
「えっ!なにこれ?何が起こったの??お酒を飲んでそのまま良い気分で寝てしまい、朝になったのかな?寝ぼけた状態かな?」と混乱しつつ、横を見ると、「テレビの位置が普段寝ている場所からの眺めでない!あれ、ここトイレの前やん!!」と気づきました。
そして、自分がトイレで気を失って、倒れたことを認識しました。
それを認識した後に、「やべぇ!失神ってあるんや!こえぇ!!」と変に興奮していたら、顔の左頬骨、左腰骨、左足の小指が痛いのを感じ、「あぁ、身体の左側からそのまま床に倒れたんだな」と思いました。
昔、お酒飲んだ後にお風呂に入って倒れかけたことや小学生の頃、体育で運動した後に座った状態から急に立ったら、倒れそうになったことはありますが、見事に気を失っての失神は、今回が人生初です。
気を失っていた時間は、起きてもまだ海街diaryのCM中&夢の長さから15秒~30秒ぐらいだったと推測します。
この体験をして、「いや~孤独死って普通にあるわ~」と思いました。
ちなみに、おしっこを出し切ったまでの記憶はありませんでしたが、あそこはパンツの中にしまわれていましたし、おしっこがトイレに飛び散っていなかったので、出し切ってパンツにあそこをしまった直後に倒れたのかと思います。
失神と同時におしっこを出すのが止まって、倒れた衝撃であそこがパンツの中に入った可能性もありますが。
このまま死んでいたら、パンツ出したままですし、テクノブレイクで死に至ったと思われていたかもしれません。
もともとアルコールに弱い体質ではありますが、お昼出掛けて歩き回って肉体的に疲労があった、かつ、おしっこを思いっきり出し過ぎたといったことなどが重なって、今まで倒れたことありませんでしたが、今回は倒れてしまったのかなと思います。
さすがに、倒れた原因を知りたい、また、同じような経験をしたことある人がいるかなと気になり、ググったら、すぐに「排尿失神」が引っ掛かりました。
倒れた原因は、血圧が急に下がって、脳に血がいかなくなっての失神です。一般的な失神の部類だと思われます。
今回の失神を引き起こしたと思われる要因として、以下のようなことがWeb上に書かれていました。
- 膀胱内に尿が溜まると末梢血管が収縮して血圧が上昇し、尿を排出すると急に血圧が下がる(ということは、勢い良く尿を出した方がヤバそう?)。
- 尿を出すときの息をこらえにより、胸腔内圧が上がり心臓に戻ってくる血液が減り、結果的に、血圧が下がる。
- 急に立ち上がることによっての血圧低下。「起立性低血圧」(たちくらみ)。
- 夜は、血圧が低くなる傾向がある。
- 飲酒。
- 疲労。
以上のようなことなどが書かれており、立っておしっこをする男性は、女性と比較し、排尿失神になりやすいと書かれていました。
今度から、座っておしっこをするようにした方が良いですね。
そっちの方が、おしっこが飛び散るからといって妻に「立っておしっこをするな!便座に座って、おしっこをしろ!!」と怒られなくて済みますし、失神予防ができて一石二鳥です。
妻いませんけどね!
孤独死の可能性を感じ、怖いと思ったのと同時に、深刻な病気になって病闘生活等で苦しんだり、恐怖で死を待つよりかは、お酒を飲んで酔っ払った良い気分で、死ぬとは思わず、突然気絶して、あっさり死んだ方がある意味幸せなのかなと思いました(こんなことを言ったら、怒られそうですが)。
今回は、トイレの周囲に危険な物がなかったので、失神して倒れても大事に至りませんでしたが、もし何か物があったら、それに意識を失ったまま直撃して大怪我になっていたかもしれません。そしたら、それこそ病闘生活になっていた可能性もあったので、そう思うと、やっぱり怖かったなぁと思います。
今後は油断せず、気をつけたいと思います。
あと、トイレの周囲には、物は置かず、クッション材を置いていた方がよいかもしれませんね。
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