秋葉原でメイドさんと一緒にAndroidアプリを開発してきた

日本Androidの会 秋葉原支部・コスプレ理系女子普及部 第36回定例会「メイドさんと一緒に学ぶAndroidアプリ開発者セミナー」

に参加してきましたので、私個人の感想を含め報告します。

 

はじめに

日本Androidの会(日本アンドロイドの会)

日本でのAndroidの普及と発展を図るコミュニティです。NPO法人です。日本各地に支部があります。

● 日本Androidの会 秋葉原支部

日本Androidの会の秋葉原支部です。コスプレ理系女子普及部というのがあり、秋葉原ならではって感じがします。

日本Androidの会 秋葉原支部・コスプレ普及部(イベント予定URL)

1ヶ月に1回ぐらいのペースで定例会をしています。

<部の目的>

日本の産業空洞化や若者の理系離れに危機感を持ち、属人的でない楽しい向学・向上心を国内に力強く広める。

国内Android普及活動を、アキバ活性化のシンボルたる女子に浸透させ、老若男女に快適な学習環境の構築を目指す。

<メッセージ>

日本Androidの会秋葉原支部「理系女子普及部」は、楽しい学びの哲学を考察し実践する実在の超知的コミュニティです。 何も知らないに等しい現役のメイドさんをアプリ開発セミナの先生に育てるという斬新な取り組みを通して、実はサポーターたちこそ勉強になってしまうのです。 教えることは教わること、教わることは教えること!

[定例会の様子記事]

アプリ開発者はメイドさん!? アキバで噂のコスプレ理系女子普及部の謎に迫る。

メイドさんと一緒にAndroidアプリ開発を学んでみませんか

 

参加した経緯の序章

最近休日は、気分転換にIT勉強会やもくもく会に参加しています。

外の勉強会に行くと優秀な人や面白い人など様々な人がいて、非常に刺激になって良いです。

そんな中、友人と話していたら「秋葉原のメイド喫茶でPC作業すると良いとネットに書いていたよ」と言われ、気になったので、秋葉原行くの久しぶりだし試しに行ってみるかと、一人ぶらっと行ってきました。

参考:メイドカフェがプログラマーのノマド作業に最高な理由

昼過ぎ頃、数年振り(?)に秋葉原に降り立ったのですが、以前と比べ、だいぶすっきりしたなぁという感想でした。

ラジオ館も建て替えられていてさっぱり感が、さらに、歩いている人らも気のせいか濃い人が減ったように思えました。

ただ、ちょっと裏に行くと、リフレやら新感覚マッサージやら怪しいお店がたくさんあり、これは以前より危ない感じになったのでは?と思いました。慣れていないと歌舞伎町よりも危ない場所なんじゃないかと「リフレ」「新感覚マッサージ」という響きから思ってしまいます。

「今までにない新しいマッサージです!」というキャッチの女の子の声に非常に気になりつつ、「どんな新しいマッサージだよ!試して検証しないと!!」という理系の探究心を抑えつつ、上記のノマドお薦めメイド喫茶を参考に、まずは「女中酒場幻橙館」を目指しました。

ただ、実際に辿り着いたのは、その姉妹店である「橙幻郷」。お店の名前が少し違う、あれ?となりました。見るサイトを間違えたようです。

橙幻郷の場所がこれまた路地裏入ったところで人があまり通らない場所なので、入るのが不安でしたが、とりあえず「女中酒場幻橙館」の場所をメイドさんに聞いてみようと思って入ったら、これまた「あれ?おれが知っているメイド喫茶じゃない!雰囲気普通の喫茶店やん!!メイドさんどこ?奥にいる??」と4,5年前に観光として行ったメイド喫茶とは様子が全然違っていて驚きました。

驚きつつ、お店の奥のカウンターにいたメイドさんに「女中酒場幻橙館」の場所を聞いたら、親切に住所が書かれたチラシをくれて教えてくれました。

萌え萌えキュンとするようなメイドさんとは違ったけれど、ありがとうと言い残し、「女中酒場幻橙館」に向かいました。

近くにあるかと思いきや意外に場所が離れている。しかも、目的地に向かうにつれてメイド喫茶がなさそうな場所へ。

目的地ビルの真横の道で道路工事していてビルの地下へ入りづらく、これやっている雰囲気なさそうだけどと不安に思いつつ、お店があるビルの地下へ。

「準備中」。

「案の定やってないじゃん!はうあ!!」と思いつつ、もしやと思ってチラシを見たら営業時間が夕方からでした。

さっきのメイドさん…親切なようで、あと一歩!と思いつつ、別のメイド喫茶「JAM Akihabara」に行きました。

今度こそ無事に辿り着き、コンセント席を確保でき、やっとPC作業に至りました。

このお店も萌え萌えキュンという雰囲気ではなく、普通の喫茶店っぽかったです。会計と注文ぐらいしかメイドさんと話しませんでした(メイドさん「ご主人様、何作っているんですか?アプリ?すごーい!」イチャイチャという展開を少し期待していましたが、ありませんでした)。

 

そして

次の週、今週の休日は何のITイベントに行こうかなと調べていたら、「メイドさんと一緒に学ぶAndroidアプリ開発者セミナー」という非常に怪しいイベントを発見。

しかも、後半の部の場所がまさかの「橙幻郷 or 女中酒場幻橙館」。

これは縁だと思って参加登録。

それプラス、職場が男ばかり、IT勉強会等に行っても男ばかり、普段女性と接する機会がないので、もしかしたらメイドさんと萌え萌えキャッキャウフフできて癒されるかなぁと期待もありました。

さらに、部の目的が私の想いとも合っていたということもあります。その想いの5割ぐらいが下心ですが。

理系出身の男性は思うことがあるだろう「大学女性いない!」「職場女性いない!」「リケジョって何だよ!ウホウホだよ!!」「理系男子モテブームとかあったけど、実際全くモテない!文系男子の方がモテモテだよ!!」というのもあり、また本当にエンジニアの人をもっと増やしたい、日本におけるエンジニアの地位を上げたい(モテたい!)等々の熱い想いでメイドさん目的で参加しました。

あと、Androidアプリ開発の知識も増やしたかったので。

 

行ってみたら

やっと本題。

まず、前半の部の会場の「アキバNET館」の場所で迷いました。

目的地のビルはわかったのですが、エレベーターが1階のお店の入ったところにあるとは知らず、目的地の6階まで外の階段から上って行こうとしましたが、行き止まりで、その後ビル周辺をぐるぐるして、結局わからなかったので、そのビルのお店の人に聞こうと入って行ったら、エレベーター発見。

無事到着し、フィーリングで適当に席に座ってと言われたので、適当に席に座りました。私のときは、参加者が15人ぐらいだったので、4,5人グループごとにテーブルが3つ+1つ(イベント企画関係者)に分かれていました。

また、参加費として4,300円回収されます(この中に懇親会代も含まれる)。

隣の席にメイドさんが来るかなぁとワクワクドキドキ待っていましたら、隣は男性、前も男性、いつものパターンかと思っていたら、斜め前の席に可愛いメイドさんが来ました!

メイドさんのお名前は、“れんか”ちゃんです。初参加とのこと。

少しテンション上がりつつ、メイドさんをチラ見し過ぎてバレるのもあれかなと思いつつ、チラ見せずひたすら今作っているスマホアプリを実装。

各グループにメイドさん1人という構図でした(全体で3人のメイドさんが参加)。

中学生の男の子や年配の方も来ていて、老若男女いていい感じでした。世代の壁を越えて一緒に共通の目的で“協力”して勉強できるって素晴らしい。

それとなんと、上記のノマドのメイド喫茶記事を書いた人もいました。こうやって繋がって行くんですね。

始まりの時間が来て、早速プログラミングをして行くかと思いきや、この会の取りまとめの小暮さんの会の説明や注意事項(メイドさんに少しでもお触りしたらアウト!等)、自己紹介、小暮さんの近況で(彼女がどうとか、ライザップがどうとか)だいぶ時間が過ぎ、その後各自の軽い自己紹介。

小暮さんの話は面白かったし、各自の自己紹介もどんな人がいるのか知ることができ良かったのですが、バリバリプログラミングするかと思っていたので、こういう会かぁと思いました。

 

やっとメインの話になり、今日は「アプリでNFCを読み書きする」というお題に(前回の会からの続き)。

そこで、「byte」の話が出てきて、byteとは何ぞやとメイドさんにわかるように、事前に説明資料を用意していた数人の人がそれぞれ各自の視点で説明。

「byte ⇒ bit ⇒ 2進数」という流れで説明。退屈になるかなと思っていましたが、意外に自分でも忘れていることがあったり、2進数の計算で混乱したりして、なまっている頭の体操になりました。

また、教え方も各自で異なるので、各教え方を見ているとへぇ~と勉強になります(これも部の目的である)。

 

やっとやっとコーディング開始。

説明スライドに書かれたコードをAndroid Studioを使って書き込んで、実機で動作テスト。

私としては、そのコードの説明が欲しかったのですが、ありませんでした(前回説明あったのかな?)。

ここまで一切、私はメイドさんと話していません。

隣の男性と会話したのと、Android Studioで用意されたプログラムファイルをインポートしようとしたらエラーが出たので、そのサポートを他の男性にしてもらったぐらいです。

行き詰ったりしたら、お互い協力してサポートする雰囲気ですので、初心者でも参加は安心です。

メイドさんの隣の席だと話しやすいかと思います。実際、私がメイドさんの隣の席になっても、恥ずかしくてなかなか自ら話しかけられませんが。

 

いくつかコードをカキカキ、実機テストをしたら、今度はグループごとに「NFCを使ったアプリを考え、仕様書を作ろう!」となりました。

私のグループは、メイドさんが仕様書を紙に書くことになりましたが、ペンを誰も持っていなかったので、私が貸しました。

「おれのペンをメイドさんが!」と2ch脳みたいなことを思いつつ、ちょっとぎこちない感じで、お互いに意見したりして、簡単なアプリ仕様書を書き終え、それを各グループのメイドさんがプレゼン。

メイドさん、もとい、れんかちゃんが「ペンありがとうございました(ハート)」と可愛らしい笑顔で返してくれて、癒されつつ、メイドさんをいったん見送った後に(メイドさんは、この後の懇親会の準備)、残った参加者で今日の感想を各自話しました。

今回はコーディングが少な目な会でしたが、会によってコーディング量や進行は大きく変わるかと思います。事前に説明されていましたが、特に今回は、実験的に進行を試行錯誤していた部分もありましたので。

また、思っていた以上に普通の会でした。メイドさんと萌え萌えキュンとかなく、キャッキャウフフとかなく、坦々としていました。ただ、小暮さんのプレゼンやそれに対する外からのツッコミなど所々面白い感じです。

 

懇親会

橙幻郷に移動して懇親会をしました。

メイドさんの手作り料理 & 飲み放題です。

カクテルを頼むとメイドさんがカクテルを作ってくれます。メイドさんによっては、素敵な珍しいドロドロした色のカクテルを作ってくれます!

ちなみに、メイドさんはあくまで店員としての役割で、手が空いたときに、ちょくちょく横から会話に加わる感じです。

そして、なんと初参加特典としてメイドさんとチェキが撮れました!

一瞬、ラッキーと思いましたが、よくよく考えたら、というかよくよく考えなくても、普通にメイド喫茶に行ってお金払えばチェキ撮れるじゃん!と思いつつ、まあそれでもメイドさんとチェキを撮るのは4,5年前に観光でメイド喫茶行った時以来の人生2度目だったので、ウキウキ楽しみでした。

先日、1人ディズニーランドしてきましたが、1人メイド喫茶チェキをする勇気はないです。

「ぜひ、れんかちゃんと撮影したい!」と思いましたが、「誰とチェキしたい?」と聞いてきたメイドさん(女中酒場幻橙館店長の“きり”さん)は、れんかちゃんではなく、ここでその聞いてきたメイドさん以外を指名しても良いのかと自意識過剰な無駄なことを考えつつ、私の前の席にいた参加者はさらに別のメイドさんを指名したらと言ってくるしで、どうしようかと考えていたら、お酒を飲んで酔っていましたが、閃いて「今日同じグループだったメイドさんで」と素晴らしい返答ができました。

チェキ撮影時は、少し酔っていて変なテンションだったのもあり、「女の子ちょー近い!れんかちゃん可愛い!!」とドキドキでアワアワで、めっちゃテンパりました。

撮影して頂いたきりさんに「離れ過ぎ!」と注意されるぐらいに、この年齢で女性慣れしていない自分。やっぱり、理系女子をもっと増やして、女慣れできる環境を!、いや、理系モノ作り国家を!と改めて思います。

お互いの片手を合わせてハートマークを作っての撮影。

「指が触れ合っているじゃん!これお触りじゃね?部のルール破ってね??でも、普通にメイド喫茶でチェキ撮ったら、お決まりのポーズなのかな。それなら問題ないのかなぁ。」と無駄なことを考えつつ、鼻血が出そうになりながら撮影が終わり(チェキの電池がなかったのか2回撮影失敗。つまり、計3回れんかちゃんとハートマークを作ることに。また電池交換中の手持無沙汰でテンパっていた私はさらにアワアワに。ただ、そのおかげでほんのちょっとれんかちゃんと会話ができました。チェキ撮影の“きり”さんナイス!さすが「店長」兼「Androidの会秋葉原支部支部長」!!わかっていらっしゃる。)、その後しばらくして、皆で全体写真を撮影して帰宅しました。

それにしても、チェキで10歳ぐらい若返った気分になるとは。青春を感じました。

アイドルの握手会等にハマる人の気持ちが非常によく理解できました。今回、プログラミングに限らず色々勉強になりました!

 

結論

まだ1回しかこのイベントに参加していないので、何とも言えないですが、

● フレンドリーな感じでまったり楽しみたいならありです!

● プログラミング初心者はありです!

● ひたすらバリバリプログラミングしたい人は、もくもく会とかの方が良いかもです!

● メイドさん目的2割、その他プログラミングや教え方の勉強、暇つぶし8割ならありです!

● メイドさん目的なら、メイド喫茶に行った方が良いかもです!

といった感想です。

ちなみに、私はまた参加したいと思いました。

ただ来月のイベント日は、「BattleHack」というハッカソンに出る予定なので参加できませんが、再来月とか都合が合うときに、また参加してみようと思っています。

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