男一人でオールドカイロ観光してきた in エジプト

海外旅行・観光

エジプト一人旅(団体ツアー)、今回は、主に、「オールドカイロ観光」について書いていきます。

前回の旅行記 ⇒ 男一人でエジプト考古学博物館を観覧してきた in エジプト

 

今回の「男一人でエジプト旅行」の最後の旅行記となります。

エジプト観光最終日の午後は、「オールドカイロ」「コプト教会」を観て回ります。

コプト教は、エジプトで発展したキリスト教の一派です。そのコプト教の教会などがオールドカイロという地区に集まっています。

旅行後、数週間後に、カイロのコプト教会でイスラム国による爆弾テロがあったので、観光した教会とはテロ現場は、別でしたが、危険だったなぁと思いました。

キリスト教系の場所は、イスラム国のテロの標的になりやすそうです。

 

エジプト考古学博物館を出て、コプト教会を観光する前に、カルトゥーシュ店に立ち寄り、その後、昼食をとります。

上記写真は、カルトゥーシュ店に向かっている途中に通ったナイル川に架かっている橋です。

写真を見て気づきましたが、バスのボディにちゃんと「HIS」と書かれていました。レンタルやバス会社経由ではなく(そもそもエジプトに大型バス会社が存在するのかどうか)、エジプトでは、HIS専用バスが用意されているんですね。

 

ナイル川です。

 

「MERIT CENTER ELBAZAAR」という店名のカルトゥーシュ屋です。

バスの揺れやバスの臭いで酔ったのか、突然、気分がすごく悪くなって、立っているのもきつくなり、店内を一通り見た後は、店の外のイスに座って、休憩していました。

「座りたい…」とボソッとつぶやいたら、それを聞いていた添乗員さんが気を利かせ、バスを開けてくれました。ただ、外の空気を吸いたかったので、外のイスで休んでいました。

すると、ツアー客のおばちゃんが何人か来て、イスが足りなくなったので、でも、私も体調不良で立っていたらヤバめだったので、外国人さんらが座っている向こう側のイスが空くすきを狙って、さりげなく立って移動していたら、わざわざおばちゃんがお礼を言いに来てくれました。

日本での電車の席の譲り合いなどで、自分優位の傲慢なおかしい高齢者がたくさんいますが、世の中、先ほどのお礼を言ってくれたような人ばかりだったら、揉め事なくスムーズにみんな幸せに生活できるのになぁと思いました。

と考えていると、同じ価値観の人同士を集めた宗教、国家を作るしかない!という話に最近いつも行きついてしまいますw

 

座って外の空気を吸っていたら、気持ち悪い気分は、なくなりました。

 

「Souq El Fustat」というショップがいくつか入っている施設の中にあるレストランで昼食を食べました。

 

店内の様子。

 

「コシャリ」「コフタ」です。

コシャリは、写真を見てわかるように、米やマカロニ、豆などいろいろミックスした料理です。

酢系のソースをかけて食べます。一口食べたときは、まあまあ行けると思いましたが、結構酸っぱくて、食べ切る頃には、ちょっと酢の味がキツく感じました。

 

果物のデザートです。

種は食べられそうになかったので、取って食べました。

 

昼食が終わり、オールドカイロでコプト教会観光です。

 

コプト教会の「アブー・セルガ教会(聖セルギウス教会)」に入ります。

教会内での写真撮影は、現地ガイドさんが教会の管理人に確認したらOKだったので、写真撮影しました。

ネット情報だと写真撮影NGと書いている人もいます。基本的にNGだけど、教会の管理人の許可次第っぽいです(ミサなどの時間帯にもよるかも)。そもそも誰か管理人がわからないので、現地ガイドさんがいないと素人が許可を得るのは難しそうです。

 

教会には、ガラス張りになっている床があり、その下に部屋がありました。

なんとこの空間は、逃げてきた幼い頃の「イエス・キリスト」が隠れていた部屋だそうです。

その上に、建てられた教会となっています。

キリスト教を詳しく知らない私は、この地下空間を見て、神秘的な対象物として考えていたキリストに現実感が出て、不思議な気分になりました。

 

教会の風景です。

レンガの模様が綺麗です。

右の方にある扉から奥に行けて、そこに地下室へ降りられる階段があるのですが、最近までその地下室へは降りれなかったのに、降りれるようになっていて、現地ガイドさんも「初めて地下に降りる。地下に何があるのか私もわからない」と驚いて興奮していました。

そこの写真撮影は禁止だったのかな(私のスマホに写真が保存されていなかったので)、地下の写真はありませんが、特に何もない地下空間でした。ここもキリストが逃げ隠れていた空間だったのかな?

 

また、ガイドさんの説明はなかったのですが、何かシミのような跡がある柱があり、説明書きがありました。

優秀なツアー客の人がその英語の説明書きを読む限り、「この柱から血が流れ出てきて、止まらなかったが、偉い人が触ったら、その血が止まった」と書いているらしかったです。

胡散臭いと言ったら行けないんでしょうが、こういうのがあるので、宗教は胡散臭く感じてしまいます。昔は(現代もかもですが)、神秘的な現象がたくさん起こり、また魔法使いもたくさんいたのでしょう。

どうせなら「童貞が触ったら血が止まった」とか「童貞の偉い人は神の力でなんちゃら」と書いていてくれたら、現代の非モテの地位も高かったのに。そしたら、私も入信していたことでしょう。

 

「聖ジョージ教会」です。

中には、入っていません。

 

電車の駅です。

 

要塞「バビロン城」の跡です。

 

「ハンギング教会」です。

 

ガイドさんは、模様とかが良いので、この教会が好きと言っていました。

確かに、綺麗な模様、デザインです。

 

中の様子です。

 

このケースの中にあるのは、おそらく、骨壺のようなもので、遺骨が入っています(骨壺がどうとか説明していたので、たぶんこれのことかと)。

これがいくつも並んでいて、信者は、これにキスして回っていました。

 

綺麗なデザイン。

 

なぜ、「ハンギング教会」という名のかというと、建物が、ぶら下がっているような構造になっているかららしいです。

上記の写真は、床にあけられていた穴で、そのぶら下がっている構造がわかるようになっています。と言っていましたが、いまいちぶら下がっているという構造が想像つかず。大きな柱の上に板を並べて、建てていそうというのは、上記写真の場所を見て思いました。

 

ステンドグラスです。

 

なんとなく撮影。アヒル?

 

オールドカイロ観光は終わり、「ALI BABA(アリババ)」という香水屋(香水瓶店)に向かいました。

日本の国旗があります。1日目か2日目にバスでこのお店の前を通り、「日本の国旗があるけど、なんだろう」と思っていたら、まさかのツアーで立ち寄るコースになっていたお店でした。

 

様々な種類の香水が並んでいます。

上記写真の右下の紙に、「相武紗季」も来店したとこのお店で撮影した相武紗季の写真付きで宣伝されていました。

 

可愛い香水瓶も売っています。

可愛らしいお土産としては、ありかもです。

このラクダの香水瓶に砂漠の砂を入れると良さげな感じになると言っていました。

 

こちらは、香水瓶ではなく、コンパクトな水タバコ瓶です。

本当なのか冗談なのかわかりませんが、日本に住んでいたという私より日本語ペラペラの店員のおっちゃんが、日本用に手で隠せる大きさにしたと言っていました。

 

香水屋に入って最初に、日本語ペラペラの店員のおっちゃんの売り込みトークを聞くのですが、このプレゼンが超上手くて感動しました。

途中で、クイズが入るのですが、誰も答えようとしないので、「もしかして日本語ではない方が良いの?」とジョークを言ったり、下ネタも言ったりしていました。さすがに、全然、誰も答えないので、正解の解答をして、私の頭の良さを周囲にアピールしておきました。

 

女性ツアー客がいる中での下ネタは、何ともいえない空気を作り、すごい緊張しました。

「男性が好きな女性の身体の箇所(秘部)につけると男性を誘惑でき、興奮させることができる香水」「女性が好きな男性の身体の箇所(秘部)につけると女性を誘惑でき、興奮させることができる香水」というバイアグラのような効果がある香水があり、その身体の箇所とはどこでしょう?というクイズがありました。

女性の身体につける箇所の解答は、ノリが良さげな男性ツアー客が指名され、「胸とあそこ(つまり、おっぱいと性器)」と答え、ほ~んのちょっと笑いを無事に得ることができました。よくよく考えたら、答えとしてはハズれですが、うなじと言っていたら、良かったのではと後から思いました。

どうみても解答に性器を答えさせようとしていたので、頭にその解答しか思い浮かんでいませんでした。

 

男性の身体につける箇所の解答(答えは、”おちんちん”です)は、下ネタに厳しそうな女性ツアー客が指名され、その女性客は、めっちゃ不機嫌オーラを放ちながら(または、感情が表面に出ないようにがんばって隠していたか)、「どこでしょうね」と述べ、すごいピリピリした空気になっていまいた。

日本だとセクハラ認定される発言だったので、それで、ノリ良く笑っても地雷を踏みますし、男性の私の方が緊張してしまいました。

いっそのこと女性客が指名される前に、私が大きな声で「おちんちん!」と叫べば、その場が幸せになったかもしれません。

もしこのツアーに参加して、このクイズの解答者に指名されてしまった女性は、元気良く「おちんぽこ!」と言うか、逃げたかったら、「たくましい胸」とか他の部位を言うと良いと思います。

 

それはさて置き、本当に女性を性的に虜にさせる力がこの香水にあるのかと、買おうかどうか結構迷いました。結局、買いませんでしたが。

この香水を買って”おちんちん”につけていたら、エジプト旅行後、1ヵ月以上、女性と話していないという現状に陥っていなく、漫画「終末のハーレム」のように、女性がたくさん襲い掛かってきてくれていたかもしれません。買っておけば良かった…

ちなみに、男性用が「Ali Baba(アリババ)」、女性用が「Secret of the Desert(砂漠の秘密)」という香水名だったと思います。

 

ファンタオレンジの香りの香水もありました。

花粉症の人などの鼻が通るという香水も嗅がされ、ツアー客のみんなは、すごい鼻に来たと嗅いで即反応していましたが、鼻がちょうど詰まっていた私は、思いっきりめっちゃ吸いましたが、そもそも詰まっていて、香りが鼻の奥に届かず、効果がありませんでした。私のように超しつこい鼻炎の持ち主には、効果がないようです。

また、このお店の香水は、アルコールが入っていない香油となっています。

 

「COFFEESHOP COMPANY」というお店で夕食です。

 

店内の様子。

 

スープ。

 

コーヒー。カプチーノだったかな。

 

「タジン」という料理です。

 

デザート。バナナとオレンジ。

この出し方の適当さ加減が面白いです。

 

最後に「サンシティモール(SUNCITY MALL)」というショッピングモールに寄りました。

 

まさかのショッピングモール内には、スケート場(スケートリンク)がありました。

 

アザラシ?この補助道具を持って滑っている人らがいました。

 

スーパーマーケットとして「カルフール」が入っていました。

お土産として、お菓子を買って、上手いこと金額を調整して、見事に、エジプトポンドをぴったり使い切りました。

ここに来た頃から、水か何かに当たったのか、お腹が緩くなり始め、帰国後も数日、お腹がちょっと緩かったです。

また、ショッピングモールには、スターバックスも入っていて、ハスの花やピラミッドが描かれたエジプト限定のご当地マグカップが売っています。

 

この後、すぐ近くのカイロ国際空港から帰国しました。

中継地のドーハの空港に、どうみても頭があれな日本人の老害がいて、空港スタッフに「あんた日本語通じないでしょ」とか言ったりして、ずっとスタッフにキレてぶつぶつ文句を言っていて、日本の老害よ、他の国でも迷惑をかけるのやめてくれ…と思いました。

カタール航空の救命道具等の説明動画に、サッカーチームのバルセロナの選手ら(メッシなど)が登場するのですが、みんなドヤっている感じの動画になっていて、行きも帰りもその動画を繰り返し観ていたら、そのドヤ顔がしつこく感じ、イライラしてきましたw

 

HISが用意したアンケートを書かされたのですが、1人客には、1人客用のアンケート用紙が別途渡され、1人客用の質問項目になっていました。イタリアに行ったときは、なかったアンケートでした。今回のエジプトは、1人客が多いからかな。

そのアンケートに、やってほしい企画の要望欄があったので、「ホテルの部屋で、女性添乗員さんと話せるサービスが欲しい」と書きたかったけど書かず、「夜、ツアー客同士で集まって飲み会みたいな交流ができる場が欲しい」と書いておきました。

1人旅行の夜は、いつも寂しくなりますからね。

 

無事に、エジプトから帰国(生還)できました。

上記写真は、スーパーマーケットで購入した「Molto(モルト)」というブランド?のパン系(クロワッサン)のお菓子です。

中身のジャムなどが異なる色んな種類が売っていました。

実際の見た目も、パッケージの画像とほぼ同じです(ここまでジャムは、てんこ盛りではありませんが)。

味は、普通においしかったです。

値段は、なんと1つ数十円です。エジプトは、物価が安いです。

 

こちらは、「ハラワ(Halawa)」というお菓子です。

他の国では、「ハルヴァ」と呼ばれているものかな?

こちらも色んな種類の味が売っていました。

 

中はこんな感じです。

ちょっと”つんつん”した後なので、見た目が悪いですが、質感は、ボロボロ砕け、パッサパサです。

砂糖の塊のようなお菓子で、ピーナッツバターのような味で、これ単独で食べるには、甘過ぎでした。

ネット情報だと、人によっては、パンなどにつけるらしいのですが、パンにつけるとちょうど良い感じだと思いました。

 

今回のエジプト旅行は、非常に有意義な旅行で、とても楽しめました。

テロはちょっと怖いですが、それさえなければ、お値段的にも日数的にもお手軽に行けるので、非常にお薦めです。

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