本記事の内容は、女心を読み取るのが下手な私のただの妄想です。そのため、本記事の内容を投資判断に利用しないでください。また、投資勧誘を目的としたものではありません。
本記事は、2017年11月5日時点の公開情報を基に妄想して執筆しています。
ラクオリア創薬のパイプラインのカリウムイオン競合型アシッドブロッカー「tegoprazan(テゴプラザン)」の導出先である韓国の「CJヘルスケア」に売却の可能性が急浮上しました。
2017年11月3日に韓国のニュースサイトが一斉に記事として取り上げました。
CJヘルスケアは、韓国のCJグループ企業です。
元々、2016年にIPOをして上場する計画があったのですが、韓国市場が不安定などの理由で、その計画が先延ばしされていました。
最近は、CJヘルスケアの上場関連ニュースもなくなり、いつ上場するのかなと思っていたら、まさかの売却も視野というニュース。
これはラクオリアにとっては、好材料なのか?それとも、悪材料なのか?とラクオリア株主の私は色々妄想にふけることになりました。
もんもん妄想をして、色々なパターンを考えたのですが、現状の公開情報だけでは、また、ニュース記事の内容もどこまで真実か不明なため(企業のM&Aの話は嘘もよく飛び交うので)、想定される前提条件が多くなり、妄想パターンが膨れ上がりました。
その妄想パターン全てをこのブログに綺麗にまとめるのは大変なため、私が今回のニュースをきっかけに気になった点を論理構成、文章構成を整理せず、適当に書いていきたいと思います。
と書きましたが、この売却に関するニュース記事が多過ぎて、また、記事によって書いている内容が微妙に違っていたり、書いている最中に新情報出てきたりして、適当に書くのすら困難になってきたので、とりあえず、関連ニュースをいくつも切り貼りしていきます。
翻訳文章は、Google翻訳です。そのため、翻訳が間違っている可能性もあります。また、私の間違った翻訳が入ることで間違った意図を伝えてしまう可能性があるため、明らかにおかしい文章も訂正せず、Google翻訳をそのまま載せています。正確な情報を知りたい方は、元のソースをお読みください。
CJはヘルスケア売却のための主幹事にモルガンスタンレーを選定した。
来年初めの売却を完了するつもりだ。
CJはが制約事業に手をテリョことは主力事業である食品、流通?物流、エンターテイメントにより集中するための戦略と思われる。
会長は来る2030年までに36兆ウォンを投資して、3つ以上の業種でグローバル1位に上がりというビジョンを提示している。
目標を達成するには、買収合併(M&A)などのような大規模な投資が必要に応じて、CJはヘルスケアを売却して実弾を確保するという考えとみられる。
30年以上の製薬事業に投資したが、期待ほどの成果を出せなかったということも制約事業撤退を選択の理由挙げられる。
CJはヘルスケアは、製薬分野で国内10位生え際に留まっている。
金融投資業界では、CJはヘルスケアの時価総額を約1兆ウォン規模で評価しており、今回の売却に行っても1兆ウォン以上になると推定される。
CJ関係者は「引受が出た状況ではなく、すべての可能性を開いている」と述べた。
今回の売却は、イ・ジェヒョン会長復帰後CJグループは、グローバル競争力を備えた部門に集中するために事業を再編する過程とみられる。
財界関係者は、「製薬産業よりも上手にできる4大事業部門に集中するために売却を推進することだ」と述べた。
3日CJグループとCJヘルスケアによると、カン・ソクヒCJヘルスケア社長はこの日の朝、会社の売却を進めていることを従業員会議で公開して、「従業員が動揺しないようにしてくれ」と頼んだ。
モルガン・スタンレーは、来週の主要な投資家に投資マニュアル(IM)を発送する予定だ。
グローバルプライベート・エクイティと国内の大型製薬会社が買収候補群に選ばれる状況である。
CJヘルスケア関係者は「すべての可能性は開いているが、今年のデューデリジェンスを終えて、来年初めに売却を完了することが目標という話を聞いた」と付け加えた。
CJヘルスケアの昨年の売上高5208億ウォン、営業利益679億ウォン、当期純利益469億ウォンだった。会社の価値は1兆ウォン以上と推定される。
上記食道逆流症の治療薬(CJ-12420)を2015年10月、中国の消火器の専門製薬会社に1000億ウォンに技術輸出するなど、新薬の研究開発(R&D)にも成果を出している。
一般には、二日酔い解消飲料の1位コンディションとホトゲ車広く知られている。
CJヘルスケアは、昨年NH投資証券の新韓金融投資を主幹事として株式公開(上場)の手続きを推進したが、韓米薬品の技術移転終了波長によるバイオ業種の市況悪化とイ・ジェヒョン会長復帰後の事業再編に上場が不発になった。
売却の理由は、非主力事業の整理の性格が強い。
他の系列会社に比べて見た目が小さいうえに、市場内のランキングが遅れてイ・ジェヒョン会長が強調する「ワールドベストCJ」(2030年までに3つ以上の業種でグローバル1位)経営ビジョンに沿った海外事業の成果も出しにくい構造との指摘が多かった。
このため、2014年物的分割当時から上場または売却が検討されたという裏話だ。
「市場の反応を先に見てみなし条件に合わ場合上場に切り替えることもできる」と述べた。
財界関係者は「CJが制約事業を長期間営むた国内市場の限界と投資財源の限界に対応する分野1位成長させる難しいと判断したようだ」とし「サムスンやLGがバイオ医薬分野に進出して事業拡大に熱を上げることと対照される動き」と述べた。
年末にデューデリジェンスを経た後、来年初めまでに売却を完了する予定であることが分かった。
業界では、CJグループがCJヘルスケア噴射後の売却や上場を通じて早期に資金を回収しようとするものではないかという観測が着実に提起された。
昨年初めには、上場のためにNH投資証券の新韓投資証券を主幹事に選定したが、この会場の拘束による経営空白が長期化し、これもブレーキがかかった。
「売却は検討段階で確定されたことはない」とし「一度市場価値はいくらなのかを確認してみて、相手があれば売却しようという方針である。ダメなら上場をしても、他のプランに行くだろう」と明らかにした。
「どこまで売らまだ具体的に決まったことはない。売却でも、上場でもすべての可能性を開いている状況」とし「CJグループとCJヘルスケアがウィンウィンする方案を模索している」と説明した。
製薬業界のある関係者は、「CJグループが製薬から手を離すという話は昔から出てきた」とし「現在の買収候補群には、多国籍製薬会社であるベーリンガーインゲルハイム、バクスターと国内製薬会社保寧製薬などが言及されている”と言った。
引数候補として、外資系私募ファンドと国内外の製薬会社など7〜8所が挙げられていることが分かった。
CJグループの関係者は「今後、コア事業に選択と集中をするという戦略」と「売却資金で投資余力を確保して、M&Aと研究・開発(R&D)などに投資する」と述べた。
CJヘルスケアが売却手順に突入しながらバイオ製薬事業に進出した国内の大手企業は、サムスン、LG、SK、コーロン、KT&Gだけが残るた。
前ロッテ制約が2011年、ロッテ製菓の合併され、市場から撤退した2013年には、ハンファ(ドリームパーマ)が制約事業から手を引いた。
翌年には、アモーレパシフィック(太平洋製薬)も制約事業を完全に諦めた。
新薬開発に天文学的な費用と時間がかかる製薬産業の特性上、短期間で成果を出す難しく、既存の製薬会社が構築した営業網を新たに開拓することも少なくないというのが最大の理由だ。
業界では、CJヘルスケアの企業価値を1兆ウォン以上で見込んでいる。開発中の新薬候補群が少なくないうえ、体調”ホトゲこと」などの消費財市場でも強みを見せているからだ。
グローバルプライベート・エクイティと多国籍製薬会社が有力な買収候補群に数えられるが、国内製薬会社が買収に出れば、一気に国内製薬市場の支配権が逆になる可能性もある。
しかし、大企業の系列の製薬会社にもグローバル新薬のR&D競争力が落ちるということは、限界に指摘される。
国内10大製薬会社に成長したが、海外進出と新薬開発の成果は、微弱た。
長い業力をもとに、営業基盤を備えた伝統的な製薬会社との競争でも押さ都合である。
有限洋行、緑十字、米薬品、鍾根堂、大熊製薬などの伝統的な製薬会社が上位に上がって、市場をリードしている。
業界関係者は、「CJは継続的にCJヘルスケアの売却を推進した。
昨年からコストを削減するなど、経営指標の改善に気を使ってきた」とし「某グローバル製薬会社と売却契約直前まで行っ会長の拘束に停止されたことがある。
また、今回の件で、他の記事と比較して、なぜかやたらネガティブに書かれている記事が以下です。
製品のR&Dのラインアップを計算見たとき、成長の可能性が高くないと判断したとみられる。
CJヘルスケアは、これまでの実績は良好だったが、R&D革新性部門は、優れない限界が多いとの指摘が多かった。
限界が明確ジェネリック(後発医薬品)中心の事業構造を持っているからだ。
リーディング項目は、2014年に出した高血圧配合剤「Xワン」程度を挙げることができるが、年間200億ウォン水準に過ぎない。
改良新薬が発売されているが国内向けにとどまる可能性が高い。
実績のためには営業力に依存するしかない構造だ。
未来の食べ物であるR&Dパイプラインは、複数の稼働中だが、革新的なではない。
上記食道逆流症治療剤「CJ-12420」、慢性便秘・過敏性腸症候群治療剤「CJ-14199」、関節リウマチ治療剤「JAK Inhibitor」などが代表的であるが、すでに市場に代替する薬(グローバル製薬)が多い。
代替薬が市場は、技術革新新薬がなければ生き残るのが難しい。
CJ-12420などはアストラゼネカネキシウムなどが関連市場をしっかりつかんでいる。代表のR&D候補物質であるCJ-12420の場合のような機序(P-CAB)薬がすでに日本武田製薬で開発され発売された状態だ。
業績好調などでCJヘルスケア身代金がある程度形成されたほどの売却資金を他の事業に投資するという意図だ。
CJヘルスケア市場価値は1兆ウォン程度と推算される。
ただし、R&Dパイプラインが高得点を取得しない場合、意外に身代金は低くなることができる。
他にも、「上記記事には載っていない売却先候補企業が書かれた記事」や「売却額が1兆ウォンを基準にしている理由が以前算出したIPO時の想定額」といったことが書かれた記事があった気がします(記憶の間違いの可能性もあるため信じないでください)。
上記のニュース記事から言えるだろう重要な内容は以下です。
- 売却を選択肢の1つとした。
- 必ずしも売却するとは限らず、交渉状況などによってはIPOに切り替える可能性がある。
- 2014年から売却と上場を考えており、過去には、グローバル製薬会社への売却直前まで行ったこともある。
- 2016年中にデューデリジェンスを終え、2017年初めまでに売却完了目標。
- 売却に関する主幹事は、モルガン・スタンレー。
- 売却先候補は、グローバルプライベート・エクイティと国内外の大手製薬会社。
- 売却額は1兆ウォン以上を想定(ただ、おそらく以前のIPO計画時に算出した数字をそのまま使っているだけ)。
- パイプラインの話も書かれていたり、売却額の設定理由に「開発中の新薬候補群が少なくない上」と書かれていたりするため、売却想定額1兆ウォンは、tegoprazanなどの評価も含まれていると考えられる。また、最後のネガティブ記事に関しては、パイプラインがしょぼいと判断された場合は、売却額が低くなる可能性があるとも書かれているため。
- CJグループが「2030年までに3つ以上の業種でグローバル1位」のビジョンを実現するために、その1位の実現が困難そうなCJヘルスケアを効率化のためにも売却。
- 革新的な新薬ではなく、代替薬(tegoprazan含む)だけでは、営業力頼みになり、また、国内市場の限界で、これ以上売上を伸ばすのが難しい。
- 売却益は、ビジョン実現を目指せる可能性があるCJグループの主要事業への投資に回す。
また、この記事を書いている最中に以下のような記事を発見しました。
来月までデューデリジェンスを終えた後、来年3月頃手順を終える計画だ」と、3日午後発表した。
今回の売却作業で飲料事業部門は除外することが分かった。
来年発売する上食道逆流症の治療薬「だろうプラ杯」も開発に成功するまで10年以上がかかったが、グローバル進出のためには、海外臨床などの手続きが残っている。
今回の売却の話で一番気になるのが、売却交渉時にtegoprazanの日欧米導出の件が含まれるかどうかです。
CJヘルスケアは、tegoprazanに関して「韓国、中国、台湾、東南アジア」のみの権利を保有しており、日欧米へはまだラクオリアはどこの企業にも導出していません。
ラクオリアがいつどこの企業に日欧米の権利を導出するのか、そもそも導出できるのかどうかが、ラクオリアの株価へ大きく影響すると考えられます。
通常ですと、今回の売却の件に日欧米の導出の話は関係しないのですが、いくつか気になる点があります。
ラクオリアは、tegoprazanの他国での治験に関して、ブリッジング試験を考えていると以前から述べています。
つまり、CJヘルスケアが行ったtegoprazanの治験データを利用して、他国での治験の一部を省略するということです。
また、今年7月に行われたラクオリアのセミナーでは、「CJヘルスケアに導出するのが手っ取り早いのでは」といったような参加者の質問に対して、以下のように社長が述べていました。
参考:一生一緒にラクオリア創薬のIRセミナーに行ってきた ‐ 2017年7月1日
「CJさんがここまでデータを作って来られたので。先週もCJさんのトップが来られまして、今後、導出活動について、色々協力しましょうねということをゴルフをやりながら一緒に話し合っていた。」
「CJさんと一心同体になりながら導出活動を展開する。」
「CJさんがここまでデータを作って来られたので」という言葉でいったん区切られ、「CJヘルスケアがデータを作って来たから、だから何?その続きなによおおおぉぉぉーーー!」とツッコミを心の中で入れてしまう言葉の濁され方をされました。
また、「CJヘルスケアと一心同体で導出活動を展開」といったことを述べており、tegoprazanの日欧米への導出活動にCJヘルスケアが関わってくることを社長自ら発言しています。
さらには、今年、韓国のtegoprazanに関する記事において、CJヘルスケアがtegoprazanの欧米進出をすると匂わす文章がありました。
「その記事についてラクオリアのIRに問い合わせたら、向こうが勝手に書いた記事であり、CJヘルスケアに日欧米の権利は与えてはいないと返答があった」というようなことがWeb上の掲示板に書かれていました。
しかし、またもや上記で紹介した売却に関する記事において、
来年発売する上食道逆流症の治療薬「だろうプラ杯」も開発に成功するまで10年以上がかかったが、グローバル進出のためには、海外臨床などの手続きが残っている。
という海外進出を匂わすような文章があります。
私は製薬業界の人ではないので、ブリッジング試験に関するビジネス関係について全く知らないのですが、CJヘルスケアが行った治験のデータを利用するのならば、普通に考えて、CJヘルスケアは金銭的メリットが欲しいはずです。
「おれ(CJヘルスケア)のデータを使いたいなら、お金をたんまりよこせ。おれとラクオリアと導出先とで、提携か何かしらの契約をして一時金をよこせ。金銭的な見返りがなければデータは使わせない。」といったような感じです。
んでもって、CJヘルスケアのtegoprazanの海外進出を匂わす記事が出てくるからして、CJヘルスケアがかなりグイグイきている感じがします。
ラクオリアの社長までも「CJヘルスケアと一心同体で導出活動」と述べているので、日欧米の導出活動に関して、CJヘルスケアが大きく関与してくる可能性が高いです。
私はこれがずっと気掛かりでした。
ラクオリアが導出活動をしているときに、CJヘルスケアからの横やりがあり、スムーズに導出活動が進まないのではと。
CJヘルスケアが逆に障壁になる可能性もあるのでは。
と思っていたら、今回の売却の話。
もしも、CJヘルスケアがtegoprazanの日欧米導出に大きく関与したい、または、一心同体と述べているラクオリアもそれを承知済みの場合は、世界的大手製薬会社にCJヘルスケアを売却した際には、CJヘルスケア、または、その売却先企業にtegoprazanの日欧米権利を導出する意向が裏にあるのではと。
そしたら、上記で書いたようなtegoprazanの導出に関するいざこざの心配が全てすっきりおさまります。
よって、今回の売却の話において、tegoprazanの導出の件が交渉内容に含まれるのかどうか、非常に気になります。
そもそも、tegoprazanの件を交渉内容に入れずに売却しちゃったら、一心同体の導出活動はどうするの?売却先の企業によっては、一心同体の導出活動ができなくなってしまうのでは?という話にもなります。
その場合は、ラクオリアも今回の件は、寝耳に水かもしれません。
売却ネタ浮上のタイミングがまた何ともいえません。
以前のCJヘルスケアのIPOの記事では、IPOをして、その資金をtegoprazanの上市開発費用に充てるいうように書かれていたものがあった記憶があります(記憶間違いの可能性もあるので、信用してないでください)。
そして、売却に関しては、上記で紹介した記事では、2017年3月に終える計画と書かれています。
tegoprazanの発売予定が2017年末のため、「もしも」それをターゲットにするならば、2017年3月辺りが資金確保のタイムリミットなのでは考えられます。
その計画に間に合う範囲で良い相手が見当たらなかったら、IPOに切り替えるのでは?と考えることもできます。
ただ、tegoprazan関係なく、何かしらの理由で、CJグループが来年3月までにまとまった資金が欲しいだけの可能性もあります。
ここまで来て、突如売却の話が浮上した背景の可能性の1つに、tegoprazanのフェーズ3の治験が1つ終了したからというのも考えられます。
本当は昨年IPOをさっさとする予定だったけど、色々あってズルズル先延ばししていたら、tegoprazanの治験終了の時期まで来てしまい、承認申請までしたので、tegoprazanの治験が成功するかどうかの不確定要素が1つなくなり、CJヘルスケアの価値を評価しやすくなり、売却をしやすくなったので、売却でも良いかとなった可能性があります。
また、もしもIPOの計画のリミットが来年3月だった場合、上記で紹介した記事に書いていたように「一度市場価値はいくらなのかを確認してみて、相手があれば売却しようという方針」というノリで、最もCJグループにとってうまみがあるのはどれかなーという流れで売却の話を出してきた可能性があります。
はたまた、治験が終わり、ラクオリアと一心同体で日欧米の導出活動をしていたら、手を挙げた企業が複数出てきて、相手の決定(CJヘルスケアからしたらデータを渡す相手)や契約金額がよくわからなくなったので、売却の話を出して、相場を確かめようと思った可能性も…
売却先がどのぐらい定まっているのかも気になります。
具体的な交渉は進んでいないとは書いているものの、候補企業が7~8件と書かれており、その候補企業はいったいどこから出てきたのかと謎です。
既に裏では交渉が進んでいての今回のニュースなのかどうかでも、CJ側の戦略予想の妄想が変わってきます。
もしも、今回の売却の話が7月以前に既にあった場合は、ラクオリアの7月のセミナーでの社長の発言が深くなってきます。
少なくとも、CJヘルスケアがどこかしらの製薬会社に売却され、その売却先企業が突然tegoprazanの発売を取りやめますと言わない限りは、その売却先の製薬会社の営業網も使えるようになるわけなので、tegoprazanの売上はその分多くなり、ラクオリアにとって好材料といえると思います。
製薬会社ではなく、ファンドに売却した場合は、どうなるのかさっぱりです。
しかし、これらはtegoprazanの治験が全て順調という前提の話です。
今回の件で考えられる株主にとって非常に恐ろしいストーリーは、tegoprazanの残りのフェーズ3の治験の結果がうんこっぽくなりそうなので、CJヘルスケアの価値がうんこにならない今のうちに高い値段でどこかの企業に売却してしまおうという背景があることです。
うんこを世界的大企業に買わせようとするそんなうんこが存在するの?と思うでしょうが、日本の大企業の中にも海外のうんこ企業を買って、うんこになってしまっている企業があるので、なきにしもあらずの展開です。
あぁ、恐ろしい。
もしも、今回の売却の件に、tegoprazanの日欧米の導出の話が関わっているのならば、ラクオリア自体を買収してしまえば良いじゃん?と思う人もいるかもしれませんが、CJヘルスケアは自ら自身を売却したいわけなので、話が違います。
ラクオリアの経営陣が買収されたいと思っていないのならば、他企業は敵対的買収をする必要が出てきて、買収するのが大変です。
また、CJヘルスケアは黒字ですが、ラクオリアは赤字のままなので、tegoprazan以外のパイプラインや技術を他社が高評価しないと買収しないでしょう。
今回のCJヘルスケアの売却報道によって考えられる可能性の話は他にも色々ありますが、書いているときりがないのでこの辺りで終わりにします。
それとは別に、最近ラクオリアの株価の動きで気になることがあります。
最近、ラクオリアの株価で気になっているのは、板に出る指値の売りと買いの数量が以前と比較して大きいように感じ、またそれなのに出来高が少ないことです。
気のせいだとは思いますが、なんか売買が怪しいと思っていたら、このニュースが飛び込んできたので、変に疑ってしまいます。
他にも気になることがあります。
今年4月にラクオリアがストックオプションを発表してから、株価がうなぎのぼり。
しかも、ラクオリアの(元)大株主が保有株を売却していったのに、その株がどこかに吸収されて、2017年11月2日時点で株価は1000円以上を維持しています。
また、ラクオリアが説明資料に、株価が回復してきたと今までの株価の推移を載せてきました。
今後、株価が下がる可能性もあるのに、大株主が株を売却して、前より浮動株が多くなったはずなのに、説明資料に自信満々に株価の推移を載せるでしょうか。
もし、今後株価が下がってしまったら、「結局、株価が下がりました。すみません。てへぺろ(・ω<)」ということになって、恥をかき、市場からの信用も失います。
と考えると、何かがある。
株を吸収した何者かをラクオリアは認知しているのではと怪しく思ってしまいます。
株主だから単に妄想しやすいだけかもしれませんが、色々何かあるのではと疑ってしまいます。
それにしても、黒字化に向けた相場が来るまで、ラクオリアは放置プレイする気持ちでいたので、今回の報道によって、売却完了計画の2017年3月までも楽しめるネタが出てきて良かったです。
CJヘルスケアの売却が特に何もラクオリアに関係しないかもしれませんし、関係したとしても、ラクオリアにとって好材料か悪材料どちらになるのかも現時点ではわからないですが、色々妄想を楽しめそうです。
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