タイ男一人旅、今回は「エラワンミュージアム」観光についてです。
前回の旅行記 ⇒ 男一人でゴーゴーボーイに行ってきた ‐ タイ旅行 Part8
タイ旅行3日目は、「エラワンミュージアム(エラワン美術館)」の観光です。
エラワンミュージアムは、巨大な象が乗っているデザインの建物があり、その建物の中にとても綺麗なステンドグラスの天井があります。
そのため、「インスタ映え」、「フォトジェニック(写真映え)」スポットとして人気になり始めている観光スポットです。
私が2019年に購入した観光本には、エラワンミュージアムのことは書いておらず、タイ観光のオプショナルツアーをネットで検索している時に見つけて、その存在を知りました。
私がタイ旅行をした2019年時点では、エラワンミュージアムはそこまでメジャーな観光スポットではないでしょうが、今後は人気が出てくるかもしれません。
朝起きて、いざ、エラワンミュージアムに行こう!となるはずだったのですが、その前に悲劇が起こりました。
朝5時頃にお腹がとても気持ち悪くなり目が覚めました。
何かお腹が気持ち悪い、なんだこれは?気のせいか?としばらく起き上がらずに横になっていましたが、明らかにお腹がおかしいとなり、トイレに入りました。
そしたら、下痢ピーぷしゃあー!
水系の下痢ピーでした。
そして、そこからお腹が痛くなり、ひたすら下痢ピーぷしゃー!下痢ピーぷしゃー!でトイレから離れられなくなりました。
私は「ゲリピッピ」になったのです。
これは、旅行前から恐れていた海外旅行中のお腹下し。
案の定のお腹やらかしきたわぁ~、モロッコ旅行に引き続き2連続かよ…
しかし、今回は違う!
この対策として、日本から整腸剤&下痢止め薬を持って来ていたのです。
菌等による食中毒の場合は、外に菌等を排出しないといけないため、下痢止め薬を飲むのはよろしくないのですが、せっかく旅先に来て観光をできないというのは非常にもったいないため飲みました。
「整腸剤+下痢止め薬」でなんとかなるだろうと楽観視していました。
Twitterでゲリピッピになったことをツイートしたら、タイで食あたりになったときのための三種の神器と呼ばれている薬を紹介されました(三種の神器の薬と世間一般的に言われているわけではなく、ブログでそのように書いている人がいます)。
しかし、その三種の神器の中には、日本では販売されていない超強力で、強力過ぎて危険と書かれている下痢止め薬の「イモディウム(Imodium)」や日本では医師の処方がないと手に入らない抗生物質の「サノフロックス(Sanorflox・ノルフロキサシン)」が書かれていました。
副作用が怖く、また、日本から持ってきた「整腸剤+下痢止め薬」だけでも、回復してきた気がしたため、三種の神器は買わずとも、大丈夫だろうと考えていました。
今日は、宿泊するホテルを変える日だったため、エラワンミュージアムに行く前に、まずは新しく泊まるホテルにチェックインし、部屋にはまだ入れないので荷物だけホテルに預けて、そのままエラワンミュージアムに行くことにしました。
新しく泊まるホテルは「ホテル クローバー アソーク (HOTEL CLOVER ASOKE)」です。
私が今まで泊まっていた「ガレリア 10 スクンビット バンコク」から徒歩15分ほどの場所にあります。
後から部屋の様子を写真付きで述べますが、女性が喜びそうな内装の女性向けっぽい感じのホテルです。
そこに男一人で泊まりました…
ホテルの入り口です。
壁が紫色で独特なデザインをしています。
ロビーの様子。
ロビーにあるソファ。
カラフルな感じのオシャレデザインです。
チェックインを済ませ、荷物を預けたので、エラワンミュージアムに行こうと駅に向かいました。
改札に入ろうとした手前で、下痢ピーが出そうな感じになり、こりゃあかん脱糞するとなって、急いで駅横のショッピングモール(ターミナル21)のトイレに駆け込みました。
下痢止め薬飲んだのに、なぜ効かない…
普段下痢止め薬を飲まないため、効き目がわからなかったのですが、あまり効き目がないのでしょうか。
Twitterで三種の神器の薬を教えてくれた人は、日本の下痢止め薬くらいでは効果がない、トイレから離れられなくなるよと述べていて、さすがにそんなことはないだろ~と私は思っていたのですが、そんなことはありました。
駅の改札にすら入れそうにないくらいにトイレから離れられない状態になりました。
Twitterでリプライしてくれた人の言うことは、大げさだな~と思っていたのですが、信用するべきでした。
ただ、三種の神器の薬は副作用が強いため、手順としては、緊急性が低い症状に対しては副作用が少ない薬から飲んで対応したことは、身体の健康の観点からして正しい手順かと。
で、結局、日本から持ち込んだ「整腸剤+下痢止め薬」は効果を感じられず、このままではホテルの部屋に入れる時間になるまでずっとショッピングモールのトイレに閉じこもっていることになりそうだったため、三種の神器を購入しに行くことにしました。
教えてもらった三種の神器の薬は以下です。
- イモディウム(Imodium):下痢止め薬
- サノフロックス(Sanorflox・ノルフロキサシン):抗生物質
- ORS(経口補水液)
ORSは、体に水分を吸収しやすくした液体であり(粉末状のものを水に溶かして飲んだりする)、おそらく種類がいくつかありますが、種類はあまり気にしなくて良いだろうと思います。
「ELECTROHOF」という商品名のORSを紹介しているブログ記事もありますが、私が購入したものは「DELYTE ORS」という商品名でした。
Googleマップでドラッグストアを検索して近くの適当な小さいお店に行きました。
タイ語を話せないため、ネット上にある薬のパッケージの写真を見せた方が早いと思い、写真を店員に見せました。
そしたら、3種類全ては売っておらず、また、イモディウムかサノフロックスのどちらだったかは忘れましたが、「同意がないと売れないけど同意で良い?」と聞かれ(おそらく副作用が強いからでしょう)、3種類全て手に入らないし、同意うんぬんがちょっと気掛かりなので、別のお店に行くことにしました。
そして、次に来たお店が「ブレズ薬局(BLEZ PHARMACY)」です。
日本人常駐薬局マジでー!
宇宙人の言語のような全く解読不能なタイ語の中で、日本語を見たときの安心感はハンパありません。
日本人店員いてくれー!と願いながら、店内に入りました。
すると、日本人店員の男性がいました!
その人が神に見えました。
言語が通じない環境で、しかも、超絶体調が悪い中で、薬の知識がある言語が通じる人がいるというありがたさ。
普段当たり前になっていることのありがたみを思い知らされました。
日本人店員がいるからといって、結局やることはあまり変わらず、症状を伝え、「ネットでこれが良いと聞いたのでこれくれませんか?」と薬の写真を見せて、使い方等を教えてもらったくらいです。
ただ、薬の知識がある人と意思疎通ができ購入できたということだけでも、飲んでも大丈夫な薬だろうという安心感が出ます。
ということで、無事に三種の神器の薬をゲット!
ちなみに、購入の際に同意うんぬんの話はありませんでした。
この後、旅行中に薬が切れて、別の薬局でも同様の薬を買いましたが、そのときも同意の話はなかったため、最初に行ったお店がしっかりしていたのだろうと思います。
抗生物質のサノフロックスを飲んでから、それでも下痢が治らなかったら、最終手段として下痢止め薬のイモディウムを飲んでとブログ記事に書かれており、また店員さんにも言われました。
しかし、記憶が不確かですが、私はサノフロックスとイモディウムを同時に飲んだと思います。
というのも、日本から持ってきた「整腸剤+下痢止め薬」が全く効果がなく、これから35分くらい電車に乗る必要があり、電車内で脱糞するわけにはいかなかったからです。
さすがに、効き過ぎてヤバい、肛門がしまったような状態になり、できるなら飲むなと言われているイモディウムを飲めば下痢はおさまるだろうと思い、今度こそいざ、エラワンミュージアムへ。
恐る恐る改札に入り、恐る恐る電車に乗り、恐る恐るイスに座り、ひたすら無心を保とうとがんばりました。
下痢止め薬以前に、既に下痢を出しまくったというのもあるのか、お腹が緩い感じがしますが、なんとかいけそうな気配がしました。
そして、なんとか無事に脱糞事件を起こさずに、目的のBTSの駅の「チャーンエラワン駅(Chang Erawan)」に到着。
チャーンエラワン駅からエラワンミュージアムまでは道沿いに真っすぐ歩いて行って約10分で着きます。
しかし、私が行った時は、Googleマップで経路検索すると横道に入る明らかに大きく遠回りだろうと思われる経路が出てきました(このブログを執筆中に再度検索してみたら、最短距離が出ました)。
直線上に行くと道が途中で途切れているのだろうかと不思議に思いながら、とりあえずGoogleマップを信じて進みました。
向かっている途中に野良犬が横たわって寝ていました。
この日はとても暑く、歩いていると熱中症になりそうなくらいでした。
というか、暑さに加え、下痢ピー体調不良のせいで熱中症の気分だった可能性があります。
そして、Googleマップが示した経路の横道が出てきたのでその道に入りました。
見渡す限り本当にこっちで良いの?と思うほどの田舎道でした。
少し進んだ後に、この道では辿り着けるのかと不安になり、また、下痢ピーのため迷って時間を消費したら危険と考え、Googleマップの経路を無視して、元の道に戻り、とりあえず最短距離で行ける所まで行ってみようと思いました。
すると、エラワンミュージアムの巨大な象が出現!
何も問題なく到着。
あのGoogleマップの経路検索の結果は何だったのだろうか。
自分を信じて正解でした。
それにしても大きい象の像です。
迫力があります。
この写真の所に入り口らしき場所があったため入ってみたら、おっさんが出てきて、ミュージアム内を通って「あっちの方だ」と言われました。
事前に見たネット記事では、ここでチケットが買えると書かれていたのですが、今日はこのチケット売り場が閉まっていたのか、おっさんは別のチケット売り場の方を示したんだろうと思いました。
とりあえず、示された方に行ってみると、お土産等の売店はあってもチケット売り場らしきものは見当たらず、さらに向こうの方に進んでみたら、入り口らしき所があったので、そっちに向かいました。
おそらくこの入り口が正門なのでしょう。その入り口付近にチケット売り場っぽい場所があったため、そこに入ったら無事にチケットを購入できました。
さっきのおっさん案内雑過ぎるやろ。案内雑過ぎて、チケットを買いそびれる所でした。
ただ、私が行った時は、チケットをチェックされる場所もなかったため、チケットを買わなくても何もなく終わった可能性もあります。
しかし、海外はこういうのを隠れてスタッフがチェックしていて、不本意にチケットを持っていない人にも罰金というパターンがあるため、ちゃんとチケットは買いましょう。
ぱお~ん。
可愛いゾウさんの置物。
大きい象の下には、円状の土台があります。
観光する前に売店でポカリスエットを買って水分補給。
「JAPAN QUALITY」と書かれていました。
「JAPAN」と書くだけで品質が良いというイメージがあり、宣伝になるのはすごいですね。
象さんの顔がよく見えます。
3つの頭を持っています。
象のケルベロスバージョンみたいです。
Wikipediaによるとこの象さんは、インドラのヴァーハナ(神の乗り物)と書かれていました(エラワンではなく、エーラーワンと表記されていた)。
「時には33の頭を持ち」とも書かれていましたが、33個も頭があったら見た目がヤバそうです。
このピンク色の土台の中に、インスタ映えスポットのステンドグラスがあります。
象の内部は空洞になっており、ピンク色の土台の中に階段があり、象の後ろ脚の方を上っていけるようになっています。
そこに仏像が祀られている空間があります。
その空間を極楽の世界、巨大象を支える建物の上階を須弥山(しゅみせん)、その下階を地獄とそれぞれ擬えて、仏教の宇宙観を表しているといわれているとのことです。
ピンク色の土台の入り口の上の部分です。
くねくね波のようになっている彫刻です。
中央天辺の動物は頭に角が生えているから牛でしょうか?
インスタ映えキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ばえ~!
芸術品です。
このようなステンドグラスのデザインのタイプは初めて見ます。
欧州の教会にあるようなステンドグラスとは雰囲気が異なります。
ステンドグラスには何が描かれているのかよくわかりませんが、世界地図っぽいものや人っぽい絵柄があります。
天井のステンドグラスだけではなく、下の部分の階段もデザインがとても美しく、インスタ映えします。
よくこんなすごい彫刻、デザインの階段を作ったなぁ~と感動。
アジア系っぽい観光客がちらほらいて(女性観光客が大半)、皆がんばってインスタ映え写真撮影をしていたため、ちょっと粘りましたが、階段部分は人が写らないように写真撮影することはできませんでした。
階段中央には社のような建物があります。
社の中の像です。
写真の天井の方の壁の彫刻も緻密です。芸が細かい。
社の両脇には、風神雷神ではないですが、楽器を持った2体の像があります。
花の首飾りのようなものをしていて、チャラい雰囲気がありますw
階段の装飾がとても緻密で美しく、美術鑑賞としてじっくり見ていられます。
こんなクネクネ~とした階段を作れるもんなんですね。
階段を支える柱が思ったほどなく、強度は大丈夫なのだろうかと気になりました。
日本の建築基準法でも建てられるのでしょうか。
階段の上の方から撮影した天井のステンドグラス。
階段の上には、ライオンのような謎の動物がいて、口の中に紙幣が置かれていました。
この場所からさらに上に上がっていける階段があります。
このように螺旋階段になっています。
おそらく巨大な象の後ろ脚の部分に位置すると思います。
螺旋階段の壁には絵が描かれており、上半身裸のおっぱい丸出しの天女っぽい女性が描かれています。
螺旋階段の真上の照明です。
花のようなデザインになっていて可愛いです。
一番上まで行くと、仏像が祀られている部屋が出てきます。
ここが極楽の世界です。
中央には、棺のようなものが置かれています。
私が行った時は、この空間に私しか観光客がいなくて、静まり返っており、また、冷房が入っているのか涼しくて、神聖な雰囲気が出ていました。
中央の仏像の上の方の建物がお城のようなデザインになっていて面白いです。
部屋の両脇にも像が複数祀られていたので、その前に行って写真撮影しようとしたら、「ノーフォト」と聞こえてきて驚きました。
いつの間に私以外の人がいたんだ?気配が全くなかったのでビビりました。
どうやら両脇の像をメインに写真撮影するのは禁止のようです。
中央の仏像(どこまで近づいて撮影して良いかは不明)と部屋全体を撮るような感じにした場合と天井は写真撮影OKです(私が行った時点)。
天井のデザインも面白く、楕円の形をした天井になっており、そこには星座や太陽のようなものが描かれています。
極楽の世界から下りてきて、装飾を鑑賞しました。
龍のような生き物の鱗が綺麗です。
先程の龍と思わしき生き物の頭。
口の中の上の部分に何か模様があります。
ナーガの彫刻。
色々な彫刻があるので、これらを見るのも楽しめます。
象。
光具合がイイ感じで美しい。
「仏教の宇宙観」というより「芸術の世界」にいるようです。
ある意味、見た人にこう思わせられるということは、宇宙のような異質な世界にいるとも捉えることができ、この建物を作った人の考え通りになっているともいえます。
そもそも、私が仏教をよく知らないので、「仏教の宇宙観」と言われても、それとこの建物を照らし合わすことができません。
この後は、外に出て建物の周囲にある庭園をぐるりと回りました。
しかし、実はこの建物には地下があります。
その情報を知らず、また、地下の入り口もわかりづらい場所にあるため、全く気づきませんでした(このブログを書く際に調べていて知りました)。
ネット情報によると地下には、陶器などの美術品などが展示されているとのことです。
地下への入り口は、ピンク色の土台の外に出た所の土台沿いにあります。
ドアがあり、扉が閉まっているそうなので、自分で開ける必要があるそうです。
ネット上にそのドアの写真がありましたが、知らないと物置部屋か何かと思ってスルーしてしまうようなドアでした。
地下に行きたい人はネットで調べて、入り口の写真を見ておくと、スムーズに地下に入れると思います。
巨大な象の手前には、白色の象や馬の置物があり、ここでお祈りをしている人らがいました。
鼻から水を出している噴水象が巨大象の周りを囲っています。
庭園には、川のように長細い池があります。
池には石像がちらほら立っています。
この日はとても暑かったですが、木陰になっており、庭園を歩いている間は涼しかったです。
何かのモニュメント。
象がたくさんw
これが面白いのは、この象の下をくぐるとセンサが反応して、「ぱおーん」と象が鳴きますw
2枚目の写真の象の後ろ脚の土台の中央辺りに写っている四角い所にセンサがあります。
前脚の土台の方には、反射パネルのようなものがついていました。
たくさん象がいるため、この象の下を歩いて行くと「ぱおーん、ぱおーん、ぱおーん、…」と鳴き続けますw
周囲に人は全然いませんでしたが、鳴き声が滑稽で、この下を歩くのが恥ずかしくなり、途中で横にそれました。
別のブログを見たら、「グォォー!」と音が出るとも書いていたので、全部通って、どんな鳴き声の種類があるのか確認してみると面白いかもしれません(ランダムの可能性もあるかも)。
なぜこのようなものを作ろうと思ったのか、これを作ろうと思った経緯が知りたいです。
すごいジャングル感。
「三神一体亭」。
巨大象のお尻。
池で遊ぶゾウさん(ブログ記事を見たら、「Elephant Fish」という名前がついていました)。
色々な石像があります。
仏塔。
観光し終わったので帰ろうと思いましたが、体調が悪く、下痢も出そうだったので、また売店でポカリスエットを買って、売店の所にあったイスに座って休憩しました。
観光中はなんとか持った下痢ですが、結局、売店横にあったトイレに入り、水系のピシャーとした下痢をしました。
しかも、下痢は止まる様子がなく、トイレに行っては売店のイスに戻り、トイレに行っては売店のイスに戻りを繰り返しました。
泣く子も黙る、もとい、泣く肛門も黙る最強の下痢止め薬「イモディウム」を飲んでも下痢が出続けるって何だよ。
副作用で便秘になるからヤバいともいわれていて、シャーシャー下痢が出るって何だよ。
もはや「ゲリピッピ」ではなく、イモディウムさんでも逆らうことができない「ゲリピクシー」へと進化してしまっているよ。
「下痢の妖精」だよ。
数十分休憩したら帰ろうと思っていましたが、歩ける状態にない体調の悪さでなかなか出発できず。
さらにポカリスエットを購入した気がしますが、脱水症状も起こしていたかもしれません。
結局、1時間弱も休憩して、ようやく帰れそうなくらいに体調が回復したので、ホテルに帰りました。
宿泊した「ホテル クローバー アソーク」の部屋です。
クッションがとても可愛らしい。
奥にはピンク色のソファベッドのようなものがあります。
このように女性向けの内装のホテルになっています。
ここに男一人、しかも、下痢ピーの最悪な体調で宿泊。
綺麗な部屋となっています。
これで、2泊「19,266円」、1泊1万円弱なので日本のホテルと比較したら安いです。
ベッドの隣に少しスケスケガラスがありますが、その向こうはシャワールームとなっています。
彼女などの女の子と一緒に来たら、彼女がシャワーしている間は、このスケスケガラスで興奮度MAXです。
ベッドの上でおっきっき状態になってしまいます。
私は一人で来たので、そのようなお楽しみはなく、彼女もいないので、もし誰かと来たとしても、男友達と2人で泊まることになり、見たくもない男のスケスケを見ることになるでしょう。
バスルーム。
トイレ。
冷蔵庫。
私が行った時は、冷蔵庫の飲み物も上にあるスナック菓子も無料でした。
コンビニで購入した飲料水等。
一番右のリンゴジュースは、コンビニで商品を買ったら、小銭をちょっとプラスしてと店員に言われたので、よくわからないままプラスしたら、おまけでついてきました。
オレンジ色のは、朝薬局で買ったORS(経口補水液)です。
ご飯を食べられる体調でなかったので、左上のゼリー状のエネルギー、ビタミン補給食品を食べました。
ソファベッドで横たわるゲリピクシーとなった私。
インスタ映えです。
ちなみに、自撮り棒も使わずに、がんばってこの写真を自撮りしました。
この写真だけ見たら、一人ではなく、彼女と一緒に来て彼女が撮影した写真と思われるでしょう。
HISグループのエイチ・エス損保の海外旅行保険に入っていたため、帰国後に保険を適用させてもらうためと観光情報を聞くために、近くのHISの支店に行きました。
保険は結局、ここでは対応できないので、直接エイチ・エス損保に連絡してと言われました。
エイチ・エス損保の存在すらスタッフらは知らないような雰囲気でした。
また、この日の夜に行く予定だった「ロイクラトン祭り」の花火の打ち上げ場所や時間の情報について聞きましたが、あいまいな回答しか得られませんでした。
なんとなく、情報を聞いたスタッフは、ロイクラトン祭りにあまり興味がないような雰囲気でした(地元民で特別感がないからかな)。
旅行最終日に行く計画をしていた「ピンクガネーシャ」だけ見に行けるオプショナルツアーがあるのかも聞きましたが(個人で行くには交通の便が非常に不便で面倒なため)、それだけのオプショナルツアーはなかったため、申し込みませんでした。
ホテルに戻ってきて、エイチ・エス損保に電話して折り返し電話をしてもらおうとお願いしたら、海外の場合は、携帯電話の電話代が受信側も掛かるため、ホテルの電話を経由して部屋に電話を通してもらうようにホテル側にお願いしてくださいと言われました。
フロントに行って、それをやってもらおうと試みましたが、説明の仕方が難しく、しばらくあーだこーだとやり取りしましたが説明がスタッフに伝わらず諦めました。
結局、帰国後、保険の条件に書かれている時間内に病院に行けば保険が適用されるということで、旅行期間中に証拠を取らなくても問題なく保険金をもらえました(病院診察費&処方薬費のみで、タイの薬局で購入した薬の費用は対象外)。
電話回線ではなくて、インターネット回線でLINEなどで電話対応してくれたら、こんな面倒なことが起こらなくて済むのに、まだまだ非効率な世の中ですね。
夜に「ロイクラトン祭り」に行くために、体調を回復させようとひたすら水分を取って、下痢を出しまくって、温かくして寝てということをしていたのですが、下痢だけではなく、熱も出てきたのか身体が体感的にとても熱くなってきました。
コンビニで購入したカルピスを飲んだら、口からも吐きました。
しばらく寝て、汗もかきまくって、体調が少しは回復した気がしましたが、お腹の調子は全然治らず。
ロイクラトン祭りに行くことを楽しみにしていましたが、人混みの中で脱糞する確率が高いと判断し、残念ながら行くことを断念しました。
また、明日はオプショナルツアーの予約が入っており、早朝から出発し、夜までツアーがあるので、安静にして、なんとしても明日までに体調を回復しようと考えました。
ホテルでは、屋上のプールでロイクラトン祭りの灯篭流しを行う有料サービスをやっていました。
屋上にはこのようなバーレストランがあります。
屋上のプールです。
お祭り会場には行けませんが、ホテルの屋上のプールで灯篭流しをしている様子くらいは見ようと思って夜に屋上に行きました。
しかし、灯篭は置かれていましたが、流している人はおらず、いつ流すのか不明だったため、流している所を見ずに部屋に撤退し、ひたすら寝ていました。
結局、下痢の原因は何だったのか。
昨日のお昼過ぎに食事をした直後に1発目の下痢が来たので、タイミング的には以下の2つのどちらかが下痢の原因の可能性が高いです。
- ガパオライス
- カフェオレ
ガパオライスは、一応は火は通っており、備え付けの生の野菜は食べませんでした。
火を通しても当たるのだろうかと疑問でしたが、知り合いが火を通した海外の鶏肉にも当たると言っていました。
また、カフェオレには氷がたくさん入っていたので、それも気になります。
さらに気になったのは、乳製品です。
帰国時の空港で、タイバーツを消費するためにスタバで温かいラテを飲んだのですが、その直後におさまっていた下痢が突如として出ました(危うく漏らす寸前だった)。
また、カルピスを飲んだ直後に吐いたので、タイの乳製品に私の身体に合わない成分が入っているのか、他が原因でお腹がおかしくなっている所に乳製品が過敏に反応するようになっていた可能性があります。
昨日のお昼過ぎにお腹が緩くなった後に整腸剤を飲んだら復活したので、そこで持ち直したけど、その後の夜に食べた超劇辛トムヤムクンで追い打ちをかけた可能性もあります。
観光1日目の夜に食べたカオマンガイのお店も食器類が不潔そうだったため、それが時間差できた可能性もあります。
はたまた、ホテルの水道水が原因の可能性も考えられるため、歯磨き等はペットボトルの水でするように切り替えました。
結局、原因はわからず、次に海外旅行に行く機会があった時に対策のしようがあまりなく、悩ましいです。
夜になっても全然下痢ピーがおさまらないので、明日のオプショナルツアーをキャンセルしようか迷いましたが、明日の朝の体調回復に賭けることにして、キャンセルはせずに、腸内洗浄やー!と思って、水分を取って下痢を出しまくるということをひたすら繰り返しました。
タイ旅行3日目は、エラワンミュージアムと行けなかったロイクラトン祭り以外にもいくつか観光予定を組んでいましたが、下痢ピーでその予定が潰れてしまいました。
はてさて、私は明日無事にオプショナルツアーに行けるのでしょうか。
旅行記の続き ⇒ 男一人でメークロン線路市場に行ってきた ‐ タイ旅行 Part10
コメント
肝心の下痢写真がないのですが…
シチュエーションだけでシコれる中学生じゃないので(^_^;)
>> 4579太郎さん
想像力を鍛えましょう!