タイ男一人旅、今回はバンコクの「ゴーゴーボーイ」とソイ・カウボーイの「ゴーゴーバー」観光についてです。
前回の旅行記 ⇒ 男一人でバンコクのウィークエンドマーケット・ナイトマーケットに行ってきた ‐ タイ旅行 Part7
最初に書いておきますと、ゴーゴーボーイは、お店の前までしか行ってません。
理由があってお店の中には入りませんでした。
ナイトマーケットの「タラート・ロットファイ・ラチャダー」観光後は、とても気になっていたゴーゴーボーイのお店に向かいました。
ゴーゴーボーイとは、簡単に言えば、ゴーゴーバーの男性バージョンです。
ナナプラザのゴーゴーバーの記事はこちら ⇒ 男一人でナナプラザ・ゴーゴーバー、テーメーカフェに行ってきた ‐ タイ旅行 Part2
つまり、男性がお立ち台の上で裸で踊ったりしている場所です。
女性やゲイのための風俗、夜遊びの場所です。
ネット上の情報によると、ゴーゴーバーよりもショーのような感じで楽しめるとのことです。
そのため、ゲイではない男性も面白半分で行く人がいるとのことです。
タイに旅行に行く前に、タイに住んでいたことがあるTwitterのフォロワーさんにゴーゴーボーイの情報を教えてもらいました。
その情報は以下です。
- 最終的には目がテンになるようなでっかいちんこを出していた
- どうやったら、あんなに大きくなるのか今でもわからない
- さらに、そのちんこでピアノを弾くパフォーマンスを見た友人もいる
これはブログのネタ的にも人生経験的にも行くっきゃない!となり、行くことにしたわけです。
ゴーゴーボーイは、「パッポン通り」という場所に集まっています。
というわけで、ナイトマーケットの場所から電車に乗り、パッポン通りを目指しました。
ちなみに、パッポン通りは、ゴーゴーボーイだけではなく、ゴーゴーバーも集まっている夜の街です(ナナプラザやソイ・カウボーイと比較すると過疎っています)。
この通りはパッポン通りの近くの「タニヤ通り」です。
右上の紫色の看板に「ニューさいあい」と日本語が書かれています。
その看板の下(写真右下)に人が並んで座っている様子が見られます。
写真が見切れていますが、実際は、女性が10人くらい(もっといたかも)横に並んで、その列が何列かになってずらっと女性が座っています。
すごい異様な光景です。
風俗関係のお店かなと思っていましたが、このブログを書きながらネットで検索したところ、カラオケ屋とのこと。
カラオケ屋といっても、キャバクラ&風俗のようなお店で、女性を指名して一緒にカラオケをして、場合によっては、お持ち帰りゲフンゲフンだそうです。
異様な光景だったため、道路の反対側から写真を撮影しようと思ったら、お店の男性の人に「No Photo」と怒られたので、写真撮影はできませんでした。
多くの女性が並んでいて威圧がすごかったので、逆に、あのお店を利用しづらい気がしました。
パッポン通りは、この写真のように一部マーケットになっています。
パッポン通りのバー。
ライブをしています。
そして、ついにゴーゴーボーイが集まっている通りです。
「ドリームボーイ(DREAM BOY)」という名のゴーゴーボーイです。
事前にネットで調べたら、有名店の1つがドリームボーイと記載している記事があったのですが、Googleマップ上で見たら、なぜか「閉店」と書いていたので、取り締まり等があって閉店したのかなと思っていたら存在していました。
隠すためにGoogleマップ上では閉店扱いにしているのか、移転やリニューアルオープンしたのか謎です。
お店のドアが開いていたので外から覗き見しました。
そしたら、上半身裸の男性らがお立ち台の上に立って待っていました。
待っていましたと書いた理由は、お客さんが0人で、やることがなく半裸の男性が待機状態だったからです。
この通り自体、歩いているお客さんの数が少なかったです。
ここに到着したのが21時頃だったのですが、まだ時間が早かったのか、人が少ない曜日だったのか、それとも、いつもこんなに過疎っているのか。
えぇ…と思い、さすがにネタとしてもお客さんがいない状態で、私1人でゴーゴーボーイに突入するには、かなりハードルが高いです。
もしお店に入って、でっかいチンコを顔に近づけられたりしたら私は逃げることもできず、もはやネタを通り過ぎて超絶罰ゲーム状態になる可能性があったため、お店に入ろうかどうかとても迷いました。
周辺をうろちょろしてお客さんが来ていないかなと何回も店内をチラ見していた私は、変質者状態だったでしょう。
私が不審な行動をしていたので、お店のキャッチのボーイらしき人が一瞬私に声を掛けようとしましたが、察したのか声をかけるまでしませんでした。
せっかくここまで来たのに、引き下がるのはどうなのかと迷いに迷いましたが、あちこち1人旅している私もさすがに客が私1人だけの状態でゴーゴーボーイに入るのは無理と思い、入るのを断念しました。
ちょうど私がタイ旅行に行く前に、番組「バチェラー」に出演していた女性がゴーゴーボーイに行ってはしゃいでいたとネット上で炎上していたので、話題になって結構客が来ていると予想していたのですが、そんなことはなかったです。
ゴーゴーボーイがどんな所か体験レポートを書けなくて残念。
左上に「Hot male」、「熱男」と書かれている看板があります。
「熱男」という命名が何ともw
ドリームボーイでは、客がいないのに店内で半裸の男性がお立ち台の上に立っていましたが、他のお店では、店前にホモホモしい男性らが暇そうに何人も座っている所もありました。
あまり人が歩いていなくて過疎っています。
来たタイミングが悪かっただけなのかどうか。
日本の「牛角」を発見。
牛角まであるとは。
ゴーゴーボーイはバイバイして、次は、女性ではなく男性が楽しむ夜の街の「ソイ・カウボーイ」に向かいました。
「ソイ・カウボーイ」です。
ソイ・カウボーイは、ナナプラザ同様にゴーゴーバーが集まっている夜遊びスポットとして有名な歓楽街です。
ネオンの看板があちこちにあり、映画の世界のような風情があります。
この光景を見るためだけでもソイ・カウボーイに来る価値があります。
写真の左右を見ると、水着の女性がいるのを確認できます。
水着姿の女性が店先に出て、お客さんを誘ったりしています。
この道の上では、写真撮影している観光客も多く、オープンな雰囲気です。
水着姿の女性をたくさん見て、これはエロいのか?エロくないのか?とよくわからない気分になりましたが、よくよく考えたら、プールや海に行ったら、水着の女性が普通にいるので、特段にエロいというわけでもありませんでした。
普段、私はプールや海水浴に行くことがないので、水着の女性を生で見ることが少なく、「水着 = エロい」という発想になっていました。
日本語で書かれた看板もあります。
日本人客が多いということでしょうか。
水着の女性がたくさんいますが、強気そうな女性が多く、エロさがあまり感じられませんでした。
「バカラ(BACCARA)」という店名のゴーゴーバーです。
ソイ・カウボーイのゴーゴーバーのお店では、バカラが有名とネット上の記事に書かれていたため、このお店に社会勉強のために入ることにしました。
既に、ナナプラザのゴーゴーバーに入っていたため、どんな雰囲気かは入る前からある程度はわかっていたのですが、バカラは他のお店とは少し変わっています。
それは、2階建てになっており、2階の女性が踊っているステージの床が透明になっていて、1階から女性のスカートの中をチラ見できるというスケスケチラ見構造となっているのです。
その情報をTwitterのフォロワーさんから聞いていて、「1階から必死に上を見上げているおっさんを2階から見下ろすのも面白い」と聞いていたため、その様子がどんなものかと楽しみにしていました。
いざ、社会勉強だけではなく、スケスケチラ見構造の建築デザイン勉強も兼ねて入店!
ほぅ…
確かに、2階のステージが透けている。
そして、女性らがゆさゆさと体を左右に動かして踊っている。
スカートの中は…
み、みえる…?
いや、みえない?
見えないじゃねーか!
店内が暗めのため、意外に見えない。
私の目が悪かったのか、目が暗闇に慣れていなかったのか、女性がうまい具合に見えないように踊っていたのか、照明をうまい具合に配置していたのか。
スカートの中はブラックホールでした。
パンツをはいているのか、ノーパンなのかすらわかりませんでした。
(旅行中に、ブログ用のためにスマホにメモしていた感想では「バカラ尻しか見えない」と書いていたので、お尻だけ少し見えたのかどうか。記憶にありません。)
思ったほど上を見上げているお客さんもいませんでした。
そのため、2階に上ってみましたが、1階から必死に上を見上げるおっさんの姿を見ることはできませんでした。
あまり期待したものが見られず、1周ぐるっと回ってお店を出ました。
来た方とは反対側の道の端から撮影した写真です。
ネット上の記事で見た他の有名店にも入ろうとしましたが、そちらは入場料が必要だったため、入るのをやめました。
歓楽街の雰囲気を楽しんだ後は、まだ夕飯を食べていなかったため、夕飯を食べに飲食店を探すことにしました。
この時の時間は22時頃。
22時には閉まる飲食店が多く、ぶらぶら歩きましたが、良さげな開いているお店が見当たらず。
微妙そうなお店がいくつかあり、その微妙そうなお店のうちどのお店に入ろうかとメニューなどを見て、行ったり来たりしていました。
そして、バー的なお店で、料理はどうなのかと思いましたが、タイに来たら食べようと思っていた「トムヤムクン」がメニューに載っていたため、そのお店に入りました。
テレビでサッカーが流れていて、ビリヤードをやっている人らがいるバー兼飲食店です。
とりあえず店員さんにビールとトムヤムクンを注文。
すると、店員さんに何か言われました。
何だろうと思ったら、「ライスはつけないの?」とのこと。
普段、トムヤムクンを食べることがないため「ライスは普通つけるもの?」、「観光雑誌等にはトムヤムクン単品で写真を載せていることが多いけど、ライスもいるの?」と疑問に思いましたが、ライスがあった方が良いよ的な店員さんの圧を感じたので、料金安いだろうし、つけとけば良いかと思って、ライスも注文しました。
「トムヤムクン」です。
ライスの盛り方が面白い。
観光雑誌にも載っていない、路地裏っぽい場所にあったバーの料理なので、大しておいしくないだろうと思いつつ、トムヤムクンをパクリ。
ん!?んっ!?んっめぇ~!
予想外においしかったです。
普段、トムヤムクンを食べないので、このおいしさが一般的なのかどうかわかりませんが、おいしかったです。
昼に食べたショッピングモールのフードコートのガパオライスもおいしかったため、タイ・バンコクの飲食店の料理は侮れません。
偶然かもしれませんが、適当に入ったお店の料理がおいしいとは。
うまいうまいと思ってパクパク食べていたのですが、店員さんがライスをすすめた理由を途中で気づきました。
一気に辛さが来ました。
辛いってレベルじゃないほど辛い。
これはライスなくしては食べられません。
というか、ライスがあっても食べられない辛さです。
辛さで涙目になりながら、ビールでがんばって中和しながら食べていて、いつの間にか罰ゲーム状態になっていました。
私が涙目になっているのを気づいた女性店員さんが「スパイシー?」とニコニコしながら言ってきたので、私は半泣き状態で「スパイシー」と返答しました。
がんばって食べきろうと思いましたが、辛さのあまりお腹の中も燃えてきて、胃と腸がヒリヒリしてきている感じがしたので、これ以上食べたらお腹を壊すと思って、食べるのを断念しました。
タイ人は、これを普通に食べるのだろうか。
そして、ホテルに帰りました。
タイ旅行2日目は朝から夜まであちこち観光して、とても充実した日になりました。
次の日、悲劇が起きることをこの時はまだ知りませんでした。
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