米国株デビューはZoom株で2倍勝利

2020年2月18日に、米国株投資のデビューを飾りました。

そして、デビュー戦は、無事に大勝利をつかみました。

投資した銘柄は、今や日本の株式市場でも認知度が高い「Zoom」株です。

Zoom株を買った経緯などは以前の記事に書いています。

男一人で米国株投資デビューしてZoom株を買ってみた

 

私がZoom株を買った時は、日本の投資家でもZoomの存在を知らない人が多かったですが(世界的には有名な企業ですが)、今や、Zoom(ズーム)と同じ名前の「ズーム」という日本の上場企業の株価が、米国のZoomの株価の暴騰につられて、暴騰する事態になっています。

また、株式投資をやっていない日本人も、新型コロナウイルスの影響で、テレワークなどでWebビデオ会議システムを使うことが多くなり、それでZoomのサービスを使う人が多くなり、日本人全体でZoomの認知度が新型コロナウイルス前と比較して大きく上がっています。

 

そんなZoom株を私が2020年2月18日に購入した時は、株価は「約94ドル」でした。

買った直後は、100ドル突破の攻防戦がありました。

そして、なんとか100ドルを突破して、110ドルも突破した所で、3月初旬にZoom株を買う前から不安視していたZoomの決算発表を迎えました。

決算持ち越しはギャンブルでしたが、今売った所で大した利益も得られなく、Zoomのユーザ数も大きく伸びてきているだろうと思い、決算持ち越しすることにしました。

決算発表内容は、上出来の内容でしたが、材料出尽くしなのか、その後、また100ドル付近まで下がっていきました。

一時、120ドルを超えて、ウッハウハの私でしたが、そこから100ドル付近まで下がってきたときは、損する前に売って逃げようかとも考えました。

しかし、新型コロナウイルスによるテレワーク等の影響でZoomのユーザ数は大きく伸びていたので、ここで終わるはずがないと考え、株を持ち続けました。

 

すると、新型コロナウイルス対策による各国の外出規制の影響もあってか、160ドル付近まで上がっていきました。

私もそれには有頂天。

 

ところが、やつらは突然来ました。

3月下旬頃から、全世界的に一斉にZoomのネガティブキャンペーン記事が次から次へと出てきました。

私から見たら、明らかにZoomの評判の下げるためを第一の目的とした記事でした。

その記事の内容は、Zoomのセキュリティに関するものでしたが、他のいくつもの有名企業のサービスもやらかしているセキュリティの内容だったり、対応できている企業は世界的にほんのわずかなセキュリティ技術に関する内容だったりしました。

ネガティブキャンペーンの記事の文章も悪質で、坦々とZoomのセキュリティに関して書けば良いものの、Zoomの評判が下がるような、Zoomを悪者にするかのような文章が書かれていました。

しかも、私から見たら、いやいやその論理はおかしいだろうというのもありました。

それを、IT系メディアサイトまでもやっていたため、有名マスメディアの偏向報道の恐ろしさを知りました。

その偏向報道によって、セキュリティの知識がない人らがたくさんTwitterなどでZoomのセキュリティの批判ツイートをし始めたため、有名マスメディアを通せば、こうも簡単に人を操れるんだなぁと知りました。

Zoomのセキュリティに対して批判するのに、Zoomよりセキュリティが怪しいオンライン動画共有システムを使おうと言っている人がTwitter上に多くいて、いやいやそっちのサービスの方がセキュリティ的に危なくないか?とツッコミを入れたくなりました。

無知とは怖いものです。

 

この一連のネガティブキャンペーンは私の予想では裏工作です。

ネガティブキャンペーン記事が出回るタイミング、出回った直後にZoomのライバル企業がZoomと同じ機能を実装して発表、記事の内容が坦々とセキュリティについて指摘するものではなく、Zoomの評判を下げる余計な蛇足などをつけた文章であったこと。

この裏工作した人らが誰なのかは不明です。

Zoomのライバル企業かもしれませんし、Zoomの株価を下げることで一儲けしたいヘッジファンドかもしれませんし、その他かもしれません。

このネガティブキャンペーンのせいで、Zoomの株価は約160ドルから約110ドル辺りまで下げました。

もしも、Zoom株を160ドル付近で大量に空売りして、ネガティブキャンペーン記事を出回らせて、株価を暴落させ、そこで空売りから反転、株を大量購入していたら大儲けできています。

私はITエンジニアとして、さすがにこのネガティブキャンペーンは卑劣と思い、社会の発展を阻害するようなやつら、実力がある新規サービスを技術以外の悪質な根回しで潰すようなやつらには屈しないと考え、ネガティブキャンペーンによってZoom株が暴落しても株を売るつもりはありませんでした。

 

この窮地を脱するには、セキュリティに関して有能な人を年収1億円でも良いから雇うことだと私は考えました。

実際、1億円で済むなら破格の安さです。

ここでしくじると将来、売上が何千億円、何兆円も行く可能性の勢いがあるZoomのサービスを潰してしまう可能性があるからです。

 

そう考えていたら、Zoomが「Facebookで最高セキュリティ責任者、米Yahooで最高情報セキュリティ責任者を務めた経歴を持つAlex Stamos氏をZoomの社外セキュリティコンサルタントに就任させた」と発表しました。

さすが、Zoom。

これで流れが大きく変わるだろうと思いました。

すると、その後株価はみるみる上がって行き、約170ドルまで上昇。

 

その後、株価調整か、いったん下がる期間がありましたが、Zoomが「Keybase」の買収を発表。

Keybaseは、エンドツーエンド暗号化(E2E暗号化)技術などを持つセキュリティに強い企業です。

Keybaseの技術は、世界的に有名な名だたるWebサービスをサポートしています。

まさか、ZoomがKeybaseを買収する策略があったとは思いませんでした。

Zoom関係者に優秀な策略家がいると考えられます。

この買収によって、もはや下手にZoomのセキュリティの批判を世間はできなくなったと私は考えます。

Zoomのセキュリティを批判することは、Keybaseのセキュリティ技術を批判することになり、それは世界中のWebサービスのセキュリティを批判することに繋がるからです。

言い過ぎではありますが、わかりやすく言うと、Keybaseが世界最高峰のセキュリティ技術を保有しているため、Keybaseのセキュリティ技術でもダメなら、他の企業のWebサービスのセキュリティもダメ、かつ、さらに酷いセキュリティであると言えてしまうのです。

 

ZoomのKeybaseの買収の発表によって、私は勝ちゲームになると確信し、Zoom株は、私の目標であった買値の2倍になるだろうと自信満々に思えるようになりました。

Zoom株は乱高下しながらも、株価が上がって行くため、試しにチャートに線を引いてみようと思い、5月初旬辺りに線を引いてみました。

 

Zoom チャート 2020年5月

 

すると面白いことに、等間隔の期間で上値、下値を切り上げながら綺麗に株価が上がっていました。

意図的に株価操作されているかのようなセクシーチャートです。

この通り行くと、上図の青い丸の部分、次は5月中旬頃に200ドル弱(私の買値の2倍辺り)になると予想されます。

ただ、この時点で、値動き的に200ドル行くまでにちょっと時間が掛かりそうにも思えたため、行ったとしても5月下旬辺りかなと予想しました。

 

しかし、5月28日になっても株価は約160ドル辺りでした。

さすがに、200ドルは厳しいかぁ~と思いました。

6月2日は、Zoomの決算発表があり、既にある程度利益が出るくらい株価が上がったため、決算持ち越しギャンブルはしたくありませんでした。

ただし、目標の買値の2倍に達していない所で売るのも嫌だったため、決算持ち越しギャンブルすることに腹をくくりました。

 

すると、そこからなんと株価が急騰。

決算発表前日の6月1日に、株価が買値の2倍の「188ドル」を超えました。

決算発表は、6月2日の引け後であり、おそらくこの株価の急上昇は決算期待だろうから(米国内の黒人の暴動の影響もあったかも)、決算発表直前まで株価は上がって行くと予想しましたが、売り時を逃して後悔することが多かったため、とりあえず、保有数の大半をギリギリまで粘らずに売ることにしました。

「約197ドル」でほとんどの株を売りました。

米国株デビューは大勝利という結果になりました。

私は天才です。

天才だから女性からモテても良いのに。

「頭が良い男性が好き」という世の女性の声は嘘だったのでしょうか?

 

という話はさて置き、改めて現時点のチャートに線を引いてみました(以前のチャートに新たなチャートを重ね合わせたので、ちょっとダブっています)。

 

Zoom チャート 2020年6月

 

株価の上下の期間の間隔が、今までの等間隔の期間にならなくなりました。

しかし、200ドルを超え、決算発表も好決算で株価が急騰後、いったん調整かどうかわかりませんが、株価が下がっています。

その下がった切り返しのポイントが、上の青い線と重なっているため、この青い線の間で今後も株価が上下していく可能性もなきにしもあらずです。

ただし、永遠にこの青い線に沿って株価が動いていくことはないので、いつか線から外れるはずです。

また、Zoomの時価総額もだいぶ高くなってきているため、この後、さらに時価総額を伸ばしていくには、売上が大きく伸びるような新たな材料も必要だと考えます。

売上を伸ばす材料としては、有料サービスに付く予定のE2E暗号化がありますが、それでどこまで売上を伸ばせるかはわかりません。

200ドルを超えた後の世界は、私も全く予想がつかないです。

Zoom株を10株だけ残したままのため、新規に買いたい株が見つかったりして売るまでは、株価が上がって行ってくれるとありがたいです。

 

Zoom株を利確するときに、円決済するつもりが、焦っていてドル決済にしてしまいました。

ドルから円、円からドルに替えるとそれぞれで手数料が発生するため、新たに有望な米国株を見つけてドルで買うのが都合が良いです。

次は、何の米国株が来るでしょう。

有望株を見つけられるように、アンテナを張っておきます。

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