「SIGGRAPH Asia 2015(シーグラフアジア2015)」というACM主催の国際学会の展示会に私用があったので、男一人、2泊3日(日曜~火曜[文化の日])で神戸に行ってきました。
SIGGRAPH Asiaの私用は火曜日だけでしたが、せっかく神戸に行くということで、観光もしようと前々日に神戸に行きました。
まずは、「姫路城」へ
事前に、とりえあず新神戸までの新幹線のチケットを購入していたのですが、どこを観光しようか神戸に行く前日の夜まで考えておらず、そう言えば姫路城に行ったことないなと思い立ち、急遽当日、姫路までの追加の新幹線代を払い、朝一で世界文化遺産の「姫路城」に行きました。
神戸には、幾度か行ったことあったので、まだ行ったことないところから攻めようと思ったわけです。
姫路駅に着き、姫路城まで歩いて行きました。駅から姫路城までは一直線の道なので、非常にわかりやすいです。
姫路城に到着。
さすが、世界文化遺産、姫路城は素晴らしいとよく聞くだけはあり、外観が非常に綺麗で「おぉ…」と感動しました。
当たり前ですが、「まさに城!」「これぞ城!」という感じがし、神々しい白い輝きが胸を打ちました。
開城時間は9時で、私は9時15分頃に着いたのですが、既に天守閣に入る行列ができていました。朝一でこの行列、未だにこんなに人気があることに驚きました。外国人観光客が増加しているという理由もあるかもです。
ちなみに、チケットは姫路城・好古園共通券を購入しました。
天守閣に入るまで30分ぐらい、頂上に登るのに、さらに30分ぐらい掛かったかと思います。天守閣の頂上から降りるのは混んでいなく、ささっと降りられました。
降りた後は、百間廊下など城壁内を一通り回りました。お姫様がいたらナンパしようと思いましたが、さすがにいませんでした。
るろうに剣心のロケ地「好古園」へ
姫路城を出て、隣にある「好古園」。姫路城に入るときに購入した共通チケットで入園。
ここは、実写映画「るろうに剣心」のロケ地にも使われたそうです。
池などがあり、綺麗でした。
色が綺麗な大きい鯉もたくさん優雅に泳いでいました。
庭園に入って最初の道の茂みの中にたくさん猫がいて、じゃれあっていました。癒されます。
好古園を出たら、お昼時だったので、周囲を散策。姫路城の前にある大手前公園で「全国陶器市」をやっていました。
陶器市をぐるっと回った後に、その公園の隣にあるお土産屋や飲食店が集まっている所で、穴子釜飯を食べました。
有馬温泉
次は、前々から行ってみたかった、有馬温泉に行きました。
神戸の三宮まで電車で行き、三宮から有馬温泉までバスで行きました。
有馬サイダー「てっぽう水」やメンチカツを買って食べ歩きしていたら、「昔、美人がこの泉源の前を通ると嫉妬してお湯が噴き出したことからこの名がつけられたといわれています。」と説明書きがされた「妬泉源」という泉源がありました。
すごい泉源!逆に、美人に興奮してお湯が噴き出た可能性もあるのではと思いました。温泉汁ぶしゃー!!
「太閤の湯」という様々な湯が楽しめる温泉施設で温泉に入りました。
有馬温泉で有名な「金泉」「銀泉」どちらの湯も楽しめます。
無料の岩盤浴もあったので、初の岩盤浴体験もしました。
男女混合の岩盤浴のため、汗だく姿の若い女性もちらほらいて、その女性が隣に寝転がって来たりするので、何かモワモワは気分になりました。さきほどの「妬泉源」は、やはり嫉妬ではなく、男性が女性に欲情して湯が噴出したのだと改めて思いました。
岩盤浴はエロい、もとい、気持ち良くゆったりできるものだと知ることができました。
有馬温泉から出ている六甲山までのロープウェイの最終出発時刻まで、ぎりぎり時間があったので、ロープウェイ乗り場まで徒歩で行きました。
徒歩15分ぐらいと書いていた気がしたのですが、歩いてみたらどう見ても遠い、しかも、山道の登りで、普通の徒歩スピードでは間に合わない。ちょくちょく走りながら、なんとか出発時刻までに辿り着きました。
しかし、オルゴールミュージアム等、六甲山の上の施設は時間的にもう閉まっており、六甲山からの夜景も以前観たことあるので、明日、六甲山に行こうとロープウェイに乗るのはやめ、ここに来る途中に気になった「滝見茶屋」という怪しい小さい看板があったところに行くことにしました。
もう空は暗くなっており、周囲に誰もいなく、そのカフェに行くまでに細い山道があり、こえぇと思いながら突き進んで行ったら、滝を発見!
幽霊が出そう。
「滝見茶屋」は、普通の喫茶店みたいなのがあると思ったら、オープンな場所に、屋根がついた小さい建物があるだけでした。
お店の方か、数人おっちゃんらがいました。おっちゃんらがいたからまだ怖くありませんでしたが、誰もいなかったら怖過ぎて、滝に近づけなかったかもです。
閉店というのもあり、そもそもこんな暗い、寒い中でお茶する気もなかったので、温泉街まで戻りました。
温泉街まで戻った後、三宮までのバスが来るまで時間があったので、有馬ビールを飲みながら、きくらげ天を食べたりして待っていました。幸せ。
夕飯前に、いったん泊まるホテルに荷物を置こうとホテルに向かったのですが、本当は神戸駅近くのホテルなのに、新神戸駅と間違えて、新神戸駅に行って彷徨ったのはさて置き、無事ホテルに着き、いざ夕飯。
せっかくなので、神戸牛が食べたいと思い、ググってすぐ出てきた、モザイクにある「神戸ハーバーランド 三田屋」に行きました。
神戸牛サーロイン100gのコースで、12,500円。
本日入荷したばかりでおススメということで、それにしました。
写真は、一切れ食べた後です。ビールも2杯飲み、合計13,600円の食事。ちょっと優雅なディナーです。
おっちゃんが、ピアノを弾きながら歌っていました。
メガネ拭きもくれました。
ビールを買って、ホテルに戻り、一人飲み。話し相手が欲しくなり、ホテルに話し相手サービスがあったら良いなぁと思いながら、幸せ気分で眠りにつきました。
雨の中「六甲山」へ
翌日は、小雨が降っていましたが、午後には止むという天気予報だったので、そのうち止むだろうと六甲ケーブルに乗って六甲山に行きました。
六甲山に登ったら、小雨というか霧で真っ白!これはこれで面白いと思いながら、回ることにしました。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015」というイベントをやっており、そのイベント用の色んな施設に入れる共通チケットが売っていたので買いました。このイベントは、アート作品が六甲山の施設の色んな場所に点在しているので、それを見ながら芸術お散歩鑑賞するというものです。
まずは、六甲オルゴールミュージアムに行きました。
中に池があるのですが、霧の影響で、すごい幻想的な雰囲気になっていました。まさに、モネなどが描いた絵画の中に入ったかのような体験ができました。
このようなアート作品が点在しています。
ミュージアムの建物内は、様々な面白いオルゴールがあり、また実際にオルゴールを生で用いた動画作品の上映会も行っていました。
六甲オルゴールミュージアムの隣の六甲高山植物園には、小便小僧がいました(今回のイベントの作品ではない)。まだ子どもなのに、血尿が出ているとは、子どもながらして、苦労しているのでしょう。
お昼は、女子力が高い、おしゃれなランチ。
廃墟と化したホテルの敷地内にもアート作品があったり(このホテル内には入れません)、
うさぎがいたり、
六甲山カンツリーハウスには、ボードで行ったら戻って来れなさそうな霧の池があったり、
芝生の坂道の途中にもアート作品があったり、
前が霧で何も見えなかったり、
六甲枝垂れという施設がいつの間にかできていたり(2010年オープン)、
六甲ガーデンテラスでは、木などがクリスマス仕様になっていたりしました。
もちろん霧で、六甲山の上から神戸の街を見渡すことはできませんでした。展示されていたアート作品は、全部観ました。
六甲山から降りた後は、酒造見物でもしようと酒造の資料館に行きましたが、もう夕方で閉まっていました。
「神戸ポートタワー」へ
神戸ポートタワーに行ったことなかったので、登ってみようと向かいました。
神戸ポートタワーに向かう途中に中華街「南京町」にちょっと寄り、中華と関係なく、神戸コロッケのおいしそうなコロッケが売っていたので、買って食べました。
神戸ポートタワーの展望室頂上からの眺めは、こんな感じです。
お客さんは、カップルばかりでした。
展望室は、カップル仕様。ちゅっちゅしようとしている写真は、天井にあるプロジェクタ(?)から床に向かって映し出されていました。
東京スカイツリーもそうですが、何でこういう夜景を見られる場所は、カップル仕様になるんですかね。おっさん仕様になってもいいじゃないか!
と思っていたら、展望室から降りる途中に、おっさん仕様のものがありました。
「神戸市公安 9課 神戸市×攻殻機動隊 新劇場版」の宣伝です。
神戸ポートタワーを降りた後は、周辺をぶらぶらして、昨日と同様モザイクで、「神戸元町ドリア」で晩飯を食べて、その後、ビールを買って、ホテルに戻り、一人飲みしました。
「UCCコーヒー博物館」へ
旅行最終日は、SIGGRAPH Asiaで私用を済ませた後、会場の近くにあった「UCCコーヒー博物館」に行きました。
入場チケットにコーヒーの飲み比べチケットもついてきて、コーヒーを飲めました。
そして、帰宅。
姫路城、神戸旅行は、思う存分楽しめました。これぞ「ぼっち充」ライフ!
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