男一人で、九州の「別府(大分県)」と「博多・柳川・大宰府(福岡県)」に旅行してきました。
別府に1泊、博多に1泊で2泊3日の旅行です。
別府は、そう、「別府温泉」です。
温泉好きな私は、一度、別府温泉に行ってみたかった、また、九州にも行ったことがなかったので、一度九州に上陸してみたくて、今回の旅行を思い立ちました。
今回の記事は、その九州旅行で観光した別府温泉観光で有名な「地獄めぐり」について書きます。
旅行日の1週間前ぐらいに行くことを決め、最初、飛行機を軽く調べたのですが、高いのや成田発のしか出てこなく、新幹線で行こうと考えましたが、知り合いに「飛行機の方が良くない?」と言われ、再度しっかり調べたら、往復合計で飛行機の方が数千円ぐらい安いチケットが取れると知り、飛行機で行きました。
行きは、羽田空港から「ソラシドエア」で大分空港、帰りは、福岡空港から「スカイマーク」で羽田空港という経路です。
最近は、海外旅行でしか飛行機を使っていなかったので、(日本)国内線の乗り方を覚えていなく(昔、沖縄旅行したときに乗っただけ)、少し不安でしたが、いざ乗ってみると、搭乗手続きがすごい楽で、気軽に乗れました。
ソラシドエアの飛行機内では、飲み物が無料で飲めるのですが、「アゴユズスープ」というアゴ(トビウオ)とユズを使用したドリンクがあったので、それを頼んで飲んだら、とてもおいしかったです。
また、飛行機の各席にディスプレイがないため、非常時救命用具の扱い方をスタッフが実演していて、驚きました(帰りのスカイマークも同様)。実演してまでも必ず非常時救命の説明をする必要があるんですね。
無事に、大分空港に到着し、空港バスで「亀川駅」に向かいました。
なぜ別府駅ではなく亀川駅に行ったのかというと、まずは、「地獄めぐり共通券」で行ける7つの地獄を制覇しようと亀川駅に近い2つの地獄「龍巻地獄」と「血の池地獄」に行って、その後、5つの地獄が密集している「鉄輪」に行こうとしたからです。
飛行機でも女性優先トイレがあり、空港バスでも女性優先席があり、どこもかしこも女性優先で、逆に男性不遇の差別じゃね?と思い、女性になりたいと思いました。
まずは、龍巻地獄へ徒歩で向かいました。
亀川駅から龍巻地獄へ向かう途中には、特に何もありませんでした。
「龍巻地獄」。
てっきり、温泉があるのかと思いましたら、龍巻地獄は、「間欠泉」から噴出する熱湯と噴気が見どころでした。
祝日でしたが、朝早かったためか、観光客は全然いませんでした(噴出直前にツアー客が10人ぐらい来ました)。
噴出の様子です。
私のと同じぐらいの勢いです。間違いました、昔の私のと同じぐらいの勢いです。
ごぽっごぽっと出始めてきて、一気にプシャー!
写真をよく見て頂きますと、虹がかかっているのがわかると思います。
到着して、5~10分ぐらいで噴出しました。
一定の間隔で噴出するらしく、面白い現象です。
次は、血の池地獄へGO!
血の池地獄は、龍巻地獄のすぐ隣です。
地獄の入口…
子孫を残さず、普段、エロ動画ばかりを見て性欲を発散させ、画面外にいる女性から逃避しているため(というか逃避されているため)、その罪を地獄で償いに来ました。
今よくよく上記写真を見ましたら、「地獄・入口」の文字の上に「極楽気分も味わえる地獄」と書いていました。
どんな地獄やねん。美少女がたくさんいて、ハーレム極楽気分でも味わえるんか?子孫が残せないのは、おれが悪いのではなく、おれに見向きもしない女性が悪くて、おれのことをかわいそうと思った閻魔さんが地獄でおれを美少女とイチャイチャさせてくれるパターン??
という冗談はさて置き、
「血の池地獄」。
美少女なんていませんでした。
龍巻地獄にいたツアー客と他の観光客5人ぐらいしかいませんでした。
湯が赤いため、これぞ地獄ってイメージで、地獄めぐりに来たって感じがしました。
足湯もありました(写真奥の屋根がある所)。
血の池軟膏屋(ここから産出する赤い粘土で作られているらしい)があり、ツアー客の老人が「痔にも効くんか?」と言っていました。
鉄輪にある地獄までは、距離があるため、龍巻地獄、血の池地獄前のバス停からバスで鉄輪まで向かいました。
「白池地獄」。
白い湯の池です。
白池地獄には、すごい微妙な小さい熱帯魚館もありました。
ピラルクもいまいした。
白池地獄から出て歩いていたら、「もろみソフト」というものが売っていたので、買ってパクパク。おいしかったです。
そして、謎のいかにも怪しい成田山不動院とやらのパワースポット。
自らパワースポットとでかでかと書いていたり、無限のご利益とか書いていて、ブラック企業が「安心・安全・安定・信頼企業」と自ら言うのと似た匂いがしました。
入口に、「入るだけで運気が上昇します」と書いていたので、恐る恐る入ってみましたら、恵比寿様の置物が何体もあったり、とにかく色々なモノが置きまくっていました。
とにかく神などに関係するものを集めて置いているので、パワーがあるでしょう的な感じでした。
これで、運気が上がって、今年中に株で5億円稼げるかな。あと1ヵ月半で、保有株の株価が100倍以上になる必要がありますが。
「鬼山地獄」。
湯がめっちゃぐつぐつしていました。
すごく熱そう。
鬼山地獄で飼育されているワニ。
事前に、ワニがいるという情報を得ていましたが、まさかここまで多くのワニがいるとは思わず、迫力があり、感動しました。
こんなに密集していて、ワニが他のワニの上に乗っかいるような状況でも、ワニらは全然動かず、この体勢で置物のように止まっていて、面白かったです。
「かまど地獄」。
入口に「かまど」がありました。本当に、ご飯を炊くかまどが由来なんですね。
昔、大祭に地獄の噴気で御供飯を炊いた習わしがあったことから名付けられたそうです。
ツアーバスが何台も止まっていて、施設の中は、韓国人だらけで、すごい混雑していました。
韓国人のツアーのガイドさんやかまど地獄のスタッフらしき人(韓国語ペラペラ)が口に含んだタバコの煙を湯の池に吹いていたのですが、いったい何が起こっているのかよく見えませんでした。
今ググって調べてみましたら、「タバコの煙の粒子を核として周りに水蒸気がくっつき煙が雲のように見える」という実演でした。
最初から、もくもく湯気が出ていたので、タバコによる煙なのか、湯気なのかわかりづらかったです。誰かがYouTubeにアップした実演の様子の動画を今見ましたが、それは非常にわかりやすかったです。
「かまど地獄 一丁目」。
泥の地獄。
かまど地獄は、一丁目~六丁目の湯の池があり、それぞれ種類が異なります。
「かまど地獄 二丁目」。
湯の池があるわけでなく、岩の間から蒸気がもくもくしています。
「かまど地獄 三丁目」。
綺麗な澄み切った青色。
なんかおいしそうな気がしました。
「かまど地獄 四丁目」。
粘土がぼこぼこ沸騰していました。
「かまど地獄 五丁目」。
ここの湯は、年に数回、池の色が突然変わるらしいです。
「かまど地獄 六丁目」。
赤色です。
他に、足湯コーナーもありました。
次に、鬼石坊主地獄に向かっていたのですが、その途中で、ポケモンGOで、個体値MAXの「アーボ」をゲットしました。
たまーに、個体値MAXポケモンが出るため、個体値MAX以外のポケモンを強化するのをためらってしまいます。
「鬼石坊主地獄」。
灰色の熱泥が球状をなして沸騰する様が坊主頭に似ているため、この地獄名が付いたそうです。
色が灰色というこもあって、スタイリッシュ感が出たアートのような地獄でした。
意図に反してハゲている人は、来づらい地獄です。
私も育毛しないとヤバいです。
「海地獄」。
綺麗な青色です。
写真右にぶら下がっているのは、おそらく「温泉たまご」です。
海地獄の施設に入ってすぐに、大きな池があります。
「大鬼蓮」のコーナーもあります。
写真右の蓮の上に乗っかっている白い物体は、人形(ぬいぐるみ)です。
オタクっぽい見た目の男性が、人形を蓮の上に乗せて、1人ニヤニヤ写真撮影していました。
なんの人形か気になって近くに寄って見たのですが、動物系の人形で、それ以上は、わかりませんでした。
アリア社長の人形だったら、横を通り過ぎながら、「ぷいにゅ~」と言ったのですが。
足湯もありました。
見た目がDQN系のリア充そうな男性5人ぐらいのグループに写真撮影を頼まれ、写真撮影してあげました。
これで地獄めぐり制覇です。
子孫が残せていないという罪の償いもしたので、この後は、晴れやかな気持ちで、温泉入りめぐりを楽しみました。
旅行記の続きです ⇒ 「男一人で別府温泉に旅行してきた」
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