男一人で福井(東尋坊、芦原温泉)に旅行してきた

国内旅行・観光

「石川県の金沢市」、「福井県」の男一人旅。

今回は、福井県に入りまして、東尋坊芦原温泉などの旅行記となります。

前回の旅行記 ⇒ 男一人で金沢に旅行してきた Part2

 

早朝に金沢駅近くのホテルを出発し、電車で福井県の「東尋坊」に行きました。

東尋坊には、電車で金沢駅から芦原温泉駅に行き、そこからバスで向かいます。

 

芦原温泉駅を出たところに「ちはやふるweek in あわら」という看板がありました。

あわら市は、漫画「ちはやふる」の聖地の一部だそうです。

ちはやふるは、アニメ、実写映画にもなっていますが、私は全く見ていなかったため、ふ~ん程度でした。

 

芦原温泉駅周辺の雰囲気。

めっちゃ寂れている…

そして、周囲に特に何もない。温泉もないじゃんと思っていたら、この駅ではなく、「あわら湯のまち駅」という駅の方が温泉街になっていました。

ただ、東尋坊観光の後に、あわら湯のまち駅の方にも行きましたが、そちらも有名な温泉街と比べたら、温泉以外は特に何もない場所です。

特急料金を払って特急の電車に乗って行けば、それに合わせたバス出発時刻になっているらしいため、待ち時間がなかったのですが、私はケチって鈍行で行ったため、バス待ちをすることに。

東尋坊へのバス待ち時間に、温泉街をぶらつこうと思っていたのですが、温泉街でもなく、何もなかったため、バスの待合室で観光パンフレットを読んで時間を潰していました。

 

東尋坊のバス停に到着し、観光スポットの東尋坊の岩の方へ向かって歩きます。

そこに行くまでの道は、上記写真のように商店街があります。

 

海産物のお店など色々あります。

 

「東尋坊」です。

観光客がたくさんいて、賑わっています。

この海岸の手前(商店街の先)には、「IWABA CAFE」というお洒落なカフェもあります。

あれ?東尋坊って自殺の名所ではなかったっけ?と思い、「東尋坊 自殺」というキーワードでググってしまいました。

そう思うほどの賑やかさ、観光スポットならではの明るさがあり、全く暗い雰囲気がありませんでした。

ネット上の記事によると、お洒落なカフェを作るなどして、雰囲気を良くしようとしているそうです。

 

ただ、崖の先の方まで行き、写真撮影をする観光客が多いため、自殺ではなく、誤って崖から落ちてしまわないかとすごく心配になりました。

転落防止用の柵などは一切ありません。

ポケモンGOをしながら歩かないようにとネット上に書かれていました。行ってみるとわかりますが、本当に危ないです。

 

柱がいくつも重なったような面白い奇岩になっています。

このような岩を「柱状節理」というそうです。

ここから飛び降りたら、このでこぼこした岩にぶつかって落ちて行くので、命はないと言っていましたが、逆に、途中途中で岩にぶつかり、落下スピードが減速するため、上手く飛び降りないと、中途半端に生きてしまいそうな気もしました。

 

岩の上はこのようになっています。面白い。

 

観光遊覧船に乗りました。

この船の乗る場所によっては、写真撮影しにくくなるのではと思って乗船したら、既に、お客さんでいっぱいで、席を選べなかったため、案の定、写真撮影がしづらい微妙な位置に。次の出航まで待っても良かったです。

 

東尋坊の近くにある島「雄島」に架かっている橋です。

 

雄島の「板状節理」と呼ばれている岩です。

 

雄島の「ハチの巣岩」と呼ばれている崖。

 

薄茶色の地層部分に小さい穴がちらほら開いています。

 

東尋坊を海の方から見た景色。

 

東尋坊の崖を下から眺めた写真です。

この後、もうちょい遊覧してライオン岩などを見て、遊覧終了です。

 

商店街のお店でお昼を食べようと色々お店を見ていたら、「東尋坊プリクラ」を発見。

「日本でココだけ!超限定!!」とのこと。かなりマニアックなプリントシールになりそうです。

 

芸能人の来店写真を飾っていたりして目立っていた「やまに水産」というお店で昼食をとりました。

ただ、店員さんがめっちゃ忙しそうな上に、頼りなさそうな店員もちょくちょくいて、統率もいまいちとれていない感じで、どこの席に座っていいのかわからず、店員さんに聞いても、「どこか空いているかな~、あそこ辺りで良いかな~」と頼りない対応をされましたw

なんとか席に座り、注文。

 

刺身定食。

前日に、金沢で海鮮丼を食べたので、丼はやめました。

値段の割には、しょぼい感じ。観光地あるある観光客ぼったくり料金でしょう。

これ以外に、「かにみそ玉子」という見たことがない料理があったので、注文してみました。

 

しかし、なかなか来ない。

刺身定食と同時に注文したのに、刺身定食を食べ終わっても来ない。

店員さんに、「注文通っていますか?」と聞いたら、確認しに行ったのかわからないですが、戻って来ず、注文が通っているのかわからず。

まぁ、とりあえずもうちょい待つかと思い待っていたら、私の隣の席に、若い女性1人客が来ました。

ただ、その女性客は、どのように注文したら良いのかわからず、周囲をキョロキョロして、戸惑っている様子でした。

料理をここで食べたいのか、料理をお持ち帰りしたいのかわからず、しばらく様子見していたら、料理を食べたそうな雰囲気だったので、とりあえず「メニュー見ますか?」と私の席にあったメニューを渡しました。

その女性は、メニューをほんのちょっと見た後、また周囲をキョロキョロしたり、お店の奥に行ったりして、戸惑っている様子でした。

注文したいのか、お店の奥に行ったときに注文できたのかわからず、またしばらく様子見していたら、周囲の店員さんに声を掛けだしました。

しかし、声が小さくて届いていないのか、店員さんはスルー。

やっと、女性は料理を注文したいのだと確証を得ることができたので、私が店員さんに声を掛けてあげて、女性は注文することができました。

最初から女性の目的がわかっていたら、さっさと店員さんに声を掛けてあげていたのですが、目的がわからず、また、相手が若い女性なので、下手に声を掛けたらマズいだろう、変態だと思われるだろうと思い、その結果、すごい長い時間様子見をしてしまいました。

ついでに、私の「かにみそ玉子」についても注文を通っているのか聞きました(先ほど注文が通っているか聞いた店員さんとは別の店員さんです)。

しかし、その店員さんも、かにみそ玉子の注文が通っているのか返答しに来ることがありませんでした。ぬおぃ!

 

まぁ、隣の席に若い女性が来たので、この空間、時間を楽しむかと待ちました。

「水いりますか?」とコップと水を女性に渡しつつ(何も聞かれないので、水が欲しいのかもわからず、これまたしばらく様子見していた)、「1人で観光ですか?」などとナンパ、もとい、紳士的なお声掛けをしました。

面白いほど我ながらすっごいぎこちなく話しているうちに、相手が理系の院生だと知り、私と共通点があったので親近感がわきました。

しばらくすると女性に料理が来ました。

しかし、私の「かにみそ玉子」は来ず。

三度目の正直で、さらに別の店員さん、しかも、雰囲気からしてしっかりしていそうなお兄さん店員さんに

「おれのかにみそ玉子!おれのかにみそ玉子おぉぉぉーーー!!!」

と聞いたら(普通に聞きました)、ちゃんと確認してから戻ってきて「今調理中です」と返答してくれました。

さすが、雰囲気からしてしっかりしている。

人は見た目で選ぶなと言われますが、飲食店の店員さんに限っては、見た目で選んだ方が確率的には正解な気がするとそのときに思いました。

 

待ちに待った「かにみそ玉子」

かにみそ、おいしいんご!!

 

隣の席の女性とは「この後、どこを観光するのですか?」と聞いたりしていました。

ちなみに、私と同じく金沢・福井旅行でした。旅行期間も同じ。

さらには、家が関東。

色々共通点があったので、これは知り合いになっておきたいと思い、連絡先として、最初LINEを聞こうと思いました。

しかし、さすがに何のイベントでもない初対面の女性にLINEを聞くのはツッコミ過ぎかなと思い、「Facebookやっていますか?」と聞き、幸いにも相手がFacebookのアカウントを持っていたので、Facebookで友達同士になりました。

 

男1人旅で、ナンパ、もとい、今後に繋がる可能性がある異性との出会いがありました。

今回の旅、1番の成果です。このための旅であったと言っても良いでしょう。

こんなこともあるので、相手を探している独身の男女は、1人旅をすると良いでしょう。

といっても、滅多にこのような出会いはありませんが。

 

それにしても、このお店が色々とダメだったおかげで、逆に、良い結果になったので、このお店を批判するべきか、褒めるべきか非常に悩ましいですね。

もし、このお店に5段階評価の星をつけるとしたら、5にするか、1にするかでしょう。

もしかしたら、店員さんは、これらのことを全て計算していた可能性すらあります(高確率でないですが)。

もし、このお店に今後行く人は、サービスが悪いと思っても、それも運命だと思って、心穏やかに過ごしましょう。

 

それと、「かにみそ玉子」の重要アイテムっぷり。

これを注文していなかったら、今回の出会いはありませんでした。

テレビの星座占いなどのラッキーアイテムで、すごい変なのが出てくることがありますが、

ラッキーアイテム「かにみそ玉子」

もあり得るんだな、変なラッキーアイテムだったとしても侮れないなと思いました。

ちなみに、私は占いは信じない派です。

もし私が有名人だったら、このブログ記事によって、このお店の「かにみそ玉子」が出会い運を上げるラッキーアイテムとして有名になりそうです。

 

出会いがあったのは良いのですが、自殺の名所「東尋坊」での出会い、しかも、東尋坊の由来の話に「恋愛でいざこざがあった」とあるので、異性との出会いの場所としては微妙ですw

ただ、だからこそ、その逆の想いに繋がる場所な気がしないでもないです(ポジティブ変換)。

 

女性が食事を食べ終わるのを待つのもいやらしいですし、迷惑な気がしたので、ラッキーかにみそ玉子を食した私は、「会話に付き合って頂きありがとうございました、デュフフ」と女性に言い、先にお店を出ました。

 

昼食後は、「東尋坊タワー」にのぼりました。

 

東尋坊タワーからの海方面の景色。

 

陸地方面の景色。

東尋坊タワーには観光客が数人しかいませんでした。

この後、バスに乗り、芦原温泉に向かいました。

 

「あわら湯のまち駅」

 

駅前の「藤野厳九郎記念館」の前にあった像と建物。

 

こちらも駅前にある「芦湯(あしゆ)」。足湯と掛けた名前になっています。

建物の中で足湯をしている人がたくさんいました。

 

観光案内所の人に教えてもらった「芦原荘」の温泉に入りに来ました。

建物内は、地味な感じでした。

ただ、混んでいなかったので良かったです。

 

色々温泉を楽しもうとお次は「セントピアあわら」へ。

こちらは混んでいました。

町中を歩いていても、何も観光スポット的なものがない雰囲気だったので、お風呂を出た後に、セントピアあわらの施設のおばちゃんスタッフに、見どころ観光スポットを聞きました。

そしたら、

「見どころはないよ。私が見どころ、アヒャヒャ。」

と笑われながら言われました。

芦原のおばちゃん恐るべし…

 

とりあえず、舟津温泉公園という場所に薬師堂があるので、そこに行きましたら、「杉田鶉山先生像」というのがありました。

薬師堂は、普通の薬師堂でした。

 

本日3つ目の温泉「大江戸温泉物語 あわら温泉 あわら」です。

泊まりらしきお客さんがたくさんいました。

温泉につかった後に、駅前にある「湯けむり横丁」という屋台が並んでいる所で夜ご飯を食べようと思っていたのですが、行ってみたら、私が想像していたのとは違く、しょぼい感じだったので、温泉後は、そのまま本日泊まるホテルがある福井駅に向かいました。

 

福井駅のベンチでは「恐竜博士」の像がお出迎え。

 

「福井駅」の外観。

恐竜が描かれています。

 

駅前には「ハピリン」というビルがあり、プラネタリウムも付いています。

 

なんとびっくり、駅前に恐竜のモニュメントがあります。

さすが、「恐竜王国福井」

 

リアルに作られています。

 

福井県公式恐竜ブランド「Juratic(ジュラチック)」のキャラクターもいます。

緑色が「ラプト」、黄色が「サウタン」、ピンク色が「ティッチー」という名前です。

 

福井県は「越前おろしそば」が有名ということなので、観光案内所のスタッフに教えてもらった「あみだそば」というそば屋に来ました。

先ほどの写真のビルのハピリンにお店が入っていました。

 

「おろしそば三昧」を注文。

おろし、わさび、とろろの3種類のだしがあります。

どのだしもおいしかったですが、暑い日には、おろしが1番だと思いました。

この大根おろしの辛さが良いです。ただ、辛過ぎて、苦手な人もいるそうです。

 

荷物を置きにホテルに向かいます。

途中、福井城の跡地をチラ見。

現在、福井城は、城郭の一部が現存するのみで、跡地には、福井県庁などがあります(上記写真)。

城の跡地に市の施設の建てるとは面白いです。

 

ホテルの近くにあった「錦輝」という居酒屋です。

ホテルに荷物を置いた後にこのお店に来たのですが、満席だったため、いったんホテルに戻り、ホテル内に入っている「やきとりの名門 秋吉」というお店で、軽く焼き鳥を食べたり、ビールを飲んだりして、その後、部屋で少し休んでから再度来ました。

他の飲み屋もいくつか見て回りましたが、有名なお店は混んでいました。

街中を歩いていても、人があまりいないのに、飲み屋は賑わっていて不思議でした。

 

福井の珍味五点盛りと刺身です。

珍味は、右から「越前塩うに」「鴨のなんちゃら(忘れた)」「福の子」「鮎のうるか」「(三年子)花らっきょう」です。

鴨のなんちゃらは、本当は「鯖のへしこ」だったのですが、それが品切れだったための替わりです。なので、これだけは普通の食べ物だと思います。

 

福井名物「竹田の油揚げ」です。

昨日は、金沢の飲み屋で色々盛り上がったのですが、今日は特に絡んでくるお客さんもいなかったため、1人でもくもくとスマホでTwitterなどをしながら食べていました。

 

最初テーブル席で食べていて、途中で空いたカウンター席に移動したのですが、私の右側の席のお客さんグループは「女・男・女」という組み合わせで、両側の女性がすごい勢いでしゃべりっぱなしで、その間におっとりしていそうな太めの男性が座っていて、その光景が面白かったです。

いったいどんな間柄なんだろう。男性が女性に挟まれハーレムなような気もしましたが、女性の勢いがすごくて大変そうでした。

 

私の左側の席のお客さんは、女性2人組グループで、「婚活にでも行かないとヤバい!」と話していて、ちょうど数日前に私が婚活に行ってきたばかりだったので、ちょい話したくなりましたが、自重しました。

「婚活に行かないとヤバい!」と言っている女性の隣に、同じ考えで婚活に行っている男性(私)がいるというのも奇妙な光景です。

出会いっていったい何なんだろうと思ってしまいます。

なぜか、世間の女性からは、「ナンパは悪だ!」と言われることがことが多いですが、こんな謎の状況になっていたら、「ナンパは正義だ!」と価値観を変えるべきだよなぁとつくづく思います。

 

以上、福井観光1日目でした。

次の日の旅行最終日も福井観光です。

旅行記の続きです ⇒ 男一人で福井県立恐竜博物館に行ってきた

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