※ 本記事は、「Gevo」について詳細な説明や分析はしておりません。
世界がCO2削減やらカーボンニュートラルと今まで以上に言い出してきているため、2021年は「カーボンニュートラル関連銘柄」を適当に買っておけば、稼げるだろうと思い、2021年に入ってカーボンニュートラル関連銘柄探しを始めました。
最初は、日本株の中からカーボンニュートラル関連銘柄を探し、とあるEV関連銘柄を買いました。
購入した銘柄は、1日の売買代金が少なく板がスカスカの銘柄のため、銘柄名は現時点では述べません。
中国が電力不足で停電というニュースが話題になり(その後、日本の電力不足も話題になった)、CO2削減と言っている中で、既に電力不足の状態だったら、今後、CO2削減に向けて社会が動き出そうにも、電力不足問題がとても大きな壁になり、その問題を解決する技術やノウハウを持つ企業へ大きな資金が流れるだろうと考えました。
そこで、以前、「那須電機鉄工(那須鉄)」の株を買ったように、水素エネルギー関連が来ると予想しました。
水素エネルギー関連の技術は、日本が世界より先行しているといった記事を以前見かけたため、米国はまだ案外、水素についてはそこまで目立っておらず、穴場の水素関連銘柄があるのではと考え、米国株の水素関連銘柄探しを始めました。
最初は、英語で「hydrogen stock(水素 株式)」などと調べていました。
すると、水素関連銘柄を紹介している英語の記事がいくつも出てきました。
だいたいどの記事も同じ銘柄をリストアップしていました。
主には以下の銘柄です。
- FuelCell Energy(FCEL)
- Plug Power(PLUG)
- Bloom Energy(BE)
- Ballard Power Systems(BLDP)
これらの企業は、燃料電池を作っている会社です。
まだ私の勉強が足りないため、燃料電池といっても水素以外の燃料のケースもあるのだろうかと思ったり、それは自動車レベルの話なのか、発電所にも使えるものなのだろうかと思ったりし、いまいちピンと来ず、どうなんだろうと思いました。
那須鉄の水素吸蔵合金の水素タンクの場合は、名前そのまんま、かつ、利用例も会社のWebサイトに載っているため、今後どのようにこの製品が世の中に広がっていくのか想像しやすいのですが、燃料電池と言われると、トヨタ自動車のFCVのイメージが大きく、それ以上の想像ができませんでした。
また、上記の銘柄は、既に多くの英語の記事で紹介されており、既に時価総額も結構高い位置にあるため、穴場感があまりありません(それでも米国株のテスラの件などもあるので、世界中の富が集まれば、さらに時価総額が何倍にも上がって行く可能性があります)。
もっとピンポイントで発電所レベルの水素関連の技術、水素エネルギー普及へのコア技術がある企業はないのか、また、それ関係で時価総額が低い企業はないのかと探しました。
しかし、英語で「水素吸蔵合金」と検索しても、日本企業の英語サイトが出てきて、やはり日本が水素関連は世界より先行しているのだろうかと思いました。
その後、もうちょいがんばって検索していたら、時価総額が低いけど、カーボンニュートラルに関連するのかどうかよくわからない上場企業が出てきて、SBI証券で注文できるか試そうとしたら、SBI証券では取り扱われていない企業でした。
そんなパターンもあるのか…
このようなケースの場合、探す労力が無駄になると考え、SBI証券で取り扱っている米国銘柄リストがあるか検索したら、企業の概要説明も載っている米国銘柄リストがありました。
それなりの量はありましたが、1ページ内に表で全ての取り扱い銘柄がリスト化されているため、企業の概要説明を流し読みしながらスクロールしていけば、1日もあれば全部見終えるだろうと思い、全件調査開始(結局、半日分くらいの時間で調査が完了した)。
とりあえず、少しでもカーボンニュートラルに関連しそうな企業を抽出し、その中から、さらに何となく光るネタがありそうな言葉が企業説明に書かれている企業の時価総額をチェックして行きました。
そこで、株を買う最終候補に残った企業が、
「Gevo」
です。
「ゲボ?」と多く日本人は最初に思うでしょうが、Yahoo!ファイナンスでは「ジーボ」と書かれていました。
Wikipediaには、Gevoの説明で以下のように書かれています(英語の文章をGoogle翻訳・一部省略)。
再生可能な化学物質と高度なバイオ燃料会社である。
同社は、バイオテクノロジーと古典的な化学の組み合わせを使用して、石油ベースの製品に代わるバイオベースの製品を開発しています。
Gevoは、再生可能な原材料をイソブタノールと再生可能な炭化水素に変換します。
Gevoは、既存の燃料および化学製品に「ドロップイン」ベースで直接統合できると考えています。
化学の知識がほとんどない私は、イソブタノール?なにそれおいしいの?状態です。
ただわかることは、バイオ燃料会社であることです。
水素が来ると考えていた私は、水素とは別のイソブタノールがなんとかのバイオ燃料のGevoの株を買うべきかどうか悩みましたが、燃料電池以外で他に水素関連のそれっぽい企業が見つからなかったため、水素のこだわりはいったん考えないようにしました。
そして、最初に気になったことは、Gevoが作っているバイオ燃料は今後世界的に使われるかどうかです。
それを詳細に調べる必要がありますが、調べるのが大変そうと思い、調べてから買うべきかどうか悩んでいました。
しかも、調べた所で、今後使われるか予想できる内容なのかどうか。
とりあえず、日本語でGevoについて書いている人がいるかなと思い検索しましたが、なかなか出てこず(Gevoを買った後に、noteにちょっと詳しく書いている人は発見しました)、TwitterやYahoo!ファイナンスの掲示板には、ちらほら書いている人がいました。
基本的に、皆ポジトークのため、ポジティブなことばかり書いていますが、その中にジェット燃料(飛行機の燃料)として航空会社と複数既に契約済みなので安心といったことを書いている人がおり、確かにGevoのニュースでも航空会社関連のニュースがいくつか出ていました。
そこで湧いた次の疑問は、ジェット燃料だけに特化しているのだろうか、それとも色々な分野で簡単に応用できるのだろうかという点です。
ただし、これも調べるのが面倒。
ということで、「もうノリやノリ、テーマ株のノリで買っておけば、米国株だし、勝手に上がって行くだろう」という考えに至りました(あまりよろしくない投資判断です)。
株を買った後に、noteでGevoについて考察していた人の記事を読んだら、生産能力などの問題もあり、とりあえず今はジェット燃料に集中しているというようなことが書かれていました(本当かどうかは知りません)。
私がGevo株を買おうとした時のGevoの時価総額は、約550億円。
先程書いた燃料電池の企業よりは時価総額が大きく低いため、時価総額的には伸びしろがあり、買うには良いかなと思いました。
ただし、とても気になる点がありました。
この5カ月間で株価が約10倍になっていることです。
10倍になる前は、何年もずっと低い株価で下がり続けていました。
業績など詳しく調査していませんが、バイオ燃料という響きだけでも先行投資額がハンパなさそうな上に、その先行投資が将来花開くか不明な状況と推測されるため、今までこのような株価になっていたのだろうと推測します。
そのため、投資するにしても、10倍になったのだから、1/10もあり得るな、下手すれば倒産もあり得るなと思いました。
ただし、手元にあった全Zoom株、数十万円分をGevo株に移すだけであり、数十万円ならギャンブルもできると思い、テーマ株を買っておけば来るだろうというノリで買うことに決めました。
今の時価総額を考えたら、10倍もいけると考えられるので。
もしも超上手く事業が成長したら、100倍もあり得ます。
というわけで、2021年1月11日に、Zoom株を全株売却して、Gevo株に乗り換えようと、SBI証券でZoom株を成行売り注文しました。
しかし、約定されず。
しかも、注文の取り消しもエラーが出てできない異常事態。
結局、SBI証券の不具合でした。
米国市場が開始して最初の方は、Gevo株は前日比±0付近でしたが、SBI証券の不具合で売買できない間に、Gevoの株価が+9%も上昇。
SBI証券マジクソうんこ!と超キレッキレです。
結局、市場が開始して1時間30分後くらいに、不具合が解消され、Zoom株の売却、Gevo株の購入ができました。
取得単価は、約4.8ドルです。
SBI証券のせいで、+9%分も損しました。
さすがに、その後、マネックス証券の外国株取引口座を開きました。
Twitterを見ていたら、SBI証券の不具合でGevoとは別銘柄で+30%も高い所で約定されたと書いている人もいました。
注文取り消しができるならまだすこ~しは許せますが、注文取り消しができず、1時間30分後に自動約定されたら、さすがにねーよと思います。
Gevo購入後、その日は、そこからさらに+5%上げました。
そして、次の日も次の次の日も暴騰して、なんと、私が買った所から3日で約+45%も株価が上がりました。
日本株全部売って、Gevoに乗り換えておけば良かったです。
ちなみに、Zoomを売った理由は、最近のZoomの株価の動きがつまらなかったからです。
Gevoからは、「Net-Zero 1 Project」という、何かすごそうな夢が広がりそうなIRが出たり、なんとバイデン政権下の科学なんちゃら(よくわからない)の科学技術諮問委員会の共同議長とやらにGevoの共同創設者の「フランシス・H・アーノルド博士(Frances H. Arnold, Ph.D.)」が任命されたりと夢が広がりングな展開が来ています。
日本の国策ならぬ、米国の国策ド本命銘柄になったら、いったい株価はどうなるのやら。
というわけで、今まで「Zoom!Zoom!」連呼していましたが、これからは「Gevo!Gevo!」と連呼します。
米国の株掲示板のGevoの掲示板では、外国人らが超ハイテンションなコメントをたくさん書いています。
現状、Gevoの1番の課題はバイオ燃料の量産化と思われますが、バイデン政権の後押しがもしもあれば、この課題も今までよりかは解決しやすくなるかもしれません。
もしもこの課題が解決された頃には、世界的に有名な大企業になっているでしょう。
Gevo信者となってしまった私は、株資産の半分をGevoに投入した方がそれなりの高い確率でめっちゃ儲けられるのではと思うようになってしまいました。
ただし、リスクもそれなりにあり、私の潤沢でない資産が半分失われると困るため、今の所、半分も投入する予定はありません。
私にもっとお金があれば。私にGevoを買うお金をくれー!
Gevoは、夢が超ある企業です。
夢物語で終わるか、それとも、夢が実現するか。
今後に期待です。
Gevo!Gevo!
コメント
次の推奨銘柄を教えてください
>> ○○○○太郎さん
私は銘柄推奨はしていませんし、しません!
買った銘柄や興味ある企業について書いているだけです。