2024年株式運用実績

2024年の株式運用実績を報告します。

参考:2023年株式運用実績

 

株式運用実績の計算方法は以下です。

[2024年の証券口座の資産額 - 2023年の証券口座の資産額 ± 2024年に証券口座に入出金した資金]

NISAの「つみたて投資枠」の投資信託の分は上記に含みません。

日本株、米国株ともに2024年12月30日の大納会の大引け時の株価で計算しています。

 

2024年の株式運用実績は、

約 -7,000,000円

でした。

 

2023年の株式運用実績は、約-9,300,000円だったことから、なんと2年で、

約 -16,300,000円

の大損です。

 

運用していたメインの保有株が「ラクオリア創薬」であり、その株価は、

2022年12月30日:1,232円

2023年12月29日:688円

2024年12月30日:384円

となっており、2022年から2年続で、約半額ずつになっています。

 

2023年末の688円の時点で、株価は底辺りだと思っていましたので、そこからさらに約1/2になるとは思ってもいませんでした。

 

ラクオリアの時価総額は、100億円を割って、約80億円になっています。

しかし、売上高は創業以来の最高額で30億円を超える計画です。

その上、薬の「tegoprazan」の世界展開が今後も進み、韓国の一部ニュース記事によるとtegoprazanのピーク売上は2030年以降の予想のため、ラクオリアの売上は今後もしばらく右肩上がり傾向と予想できます。

ラクオリアに対する一部の批判では、純利益が赤字だったり少ないと指摘がありますが、研究開発費などにどのくらい回すか次第で利益は大きく左右されるため、tegoprazanのピーク売上が2030年以降の予想なら、現時点で研究開発費に許容できる範囲内でお金を回し、純利益が少なくなることはネガティブなことではありません。

研究開発費にお金を回した分、画期的新薬が出たりする確率も上がるため、事業の状況などを考えた上で現時点においては、利益よりも売上が伸びていることが重要と考えられます。

といっても日本の投資家は、売上よりも利益優先の投資家が多いため、短期視点では、研究開発費に大金を回し利益を少なくすることは株価が上がりづらくなることにも繋がりやすいため、経営者はそこの戦略をどうするか考える必要があります。

 

一方、大赤字でも時価総額が1000億円を超えている企業はいくつもあります。

それは成長戦略への先行投資が投資家から評価されているからです。

そのため、売上が右肩上がりで成長中、かつ、その売上成長が5年以上続く予想がある場合においては、成長戦略の先行投資によって利益が一時的に減ることは、そこまでネガティブな材料ではなく、売上が伸び続けていることが重要であり、それが評価されるべきものです。

もちろん、最終的には先行投資した分が成果に繋がる必要があります。

成果が出るかどうかは、この先を見てみないとわからず、結果論です。

ただ、今のラクオリアは、5年以上続く右肩上がりのロイヤルティ収入の予想ができ(韓国のニュース記事を基にした私の予想)、その大きなお金を研究開発費に回せるため、様々な要因を無視し、先行投資額だけを見れば、他社の小さいバイオベンチャー企業よりも大きな成果を出す確率が高い状況と考えられます。

その観点に注目し、かつ、先行投資の資金が有効活用されているだろうと期待している人は、今の株価(時価総額)なら、ラクオリア株を買いと考えていると思います。

 

こんな状況下でも、ラクオリアの株価が時価総額100億円割れまで下がった理由は、今まで色々あり会社、経営陣への信用が低下したこと、悪材料が続いたこと、IR活動が下手で、すべてネガティブな方への逆効果になってしまっているからだと推測しています。

創薬・製薬業界、グロース市場の企業の株価が全体的に低迷傾向のため、市場から資金が抜けてラクオリアの株価が下がっている分もあると思いますが、それでも今のラクオリアの業績や事業の状況を考えたら、時価総額100億円割れまで株価が下がるのは行き過ぎだろうと私は考えます。

そのため、新たな悪材料が出なければ、会社の信用を取り戻す活動、マーケティングをするだけでも、株価はある程度は上がると思っています。

 

 

他に投資している先で、期待している企業に、SAF(持続可能な航空燃料)の製造事業をしている「GEVO」という米国企業があります。

ただ、GEVOの株は、以前Zoomの株で儲けた分だけしか買っていないため、仮に株価が現時点から10倍になっても数百万円くらいしかプラスになりません。

当初の計画では、ラクオリアの株で稼いだお金で、その時にGEVOの事業が上手く行きそう、かつ、株価が低ければ、GEVO株を買って、テンバガー(10倍)を狙おうとしていました。

以前、GEVOの株価が1ドル以下になったら買い増そうと考えていたのですが、その後、実際に1ドル以下になり、今は約3ドルまで上がっているので、当初の計画通りに行けたら、現時点でも約3倍稼げていました。

しかし、ラクオリアの株価がまさかのまさか状態で、この調子だと、GEVOの事業が今後順調に行けば、ラクオリアで稼ぐ前に、先にGEVOがテンバガーする可能性が出てきてしまいました(とはいっても、GEVOも事業成功のために乗り越えないといけない試練があります)。

ただ、ラクオリアも今の時価総額なら、テンバガーしても時価総額1000億円にすら届かないので、材料次第では、ラクオリアも現時点からテンバガーする可能性があります。

ラクオリアとGEVOのどちらが先に今の株価からテンバガーするのか、それともテンバガーしないのか、乞うご期待です。

 

 

2024年から初めてリスクヘッジのための貯金代わりに、毎月数万円だけ、NISAの「つみたて投資枠」で投資信託を買い始めました。

何も考えずに適当に有名な投資信託を買って放置していますが、プラスです。

貯金代わりに長期で買っていて、平均取得単価を下げたいので、一時的にもインデックス系は大暴落して欲しいのですが、どんどん上がってしまい、嬉しいのやら悲しいのやら。

色々考えて個別銘柄を売買するより、何も考えずにインデックス系を買っていた方が儲かる状況になっており、「投資」って何なんだろうと思ってきてしまいます。

結局、世界各国がお金をジャンジャンばら撒きまくって、そのお金が有名な市場や有名な銘柄に流れていっているので、何も考えずに、有名な場所にお金を回しておけば勝手に上がっていく状態です。

投資戦略もあったものではありません。

会社の事業や将来性など考えずに「世界中の皆が好きなものに投資するだけ」です。

お金をジャンジャンばら撒きまくる世界になる前では、色々考えて銘柄を選定して株を買う必要がありましたが、インフレ&一極集中の流れになっているので、何も考えない方が儲かる時代になっています。

インフレになって通貨の価値がどんどん下がっていっているので、世界中の皆が大好きな人気なものを買うことが1番リスク低く儲かる確率が高くなっています。

ただ、このままインフレが続くのかはわかりません。インフレが続く間は、その手法が良いでしょう。

 

 

株以外には、仮想通貨の「ビットコイン」と「リップル(XRP)」を持っており、買値から8倍くらいになっていますが、こちらも数十万円くらいしか買っていなかったため、今でも数百万円くらいにしかなっていません。

ここから100倍くらいになってもらわないと面白みがありません。

仮想通貨は「0になるか、または、円やドルの価値がなくなって仮想通貨の価値が超すごいことになる世界が来るか」のどちらかとして保険も考えて買ったものなので、1億円を超えないと売るつもりは現時点ではありません。

 

 

2年で約-1630万円になってしまったので、もう今年の目標金額を書くのもバカらしくなってしまいました。

とりあえず、今年末には爆益の結果になっていることを期待しています。

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