男一人での九州旅行、前回の「男一人で別府温泉に旅行してきた」の記事に引き続き、今回からは、福岡旅行記です。
別府温泉で癒され、昼頃に、博多に移動し、その日は、博多観光をして、博多で1泊しました。
次の日に、博多の観光案内所のお姉さんに教えてもらった柳川、大宰府の観光、残りの時間を再度、博多観光にあてました。
今回は、「柳川」を観光した話を書きます。
日本の歴史や観光情報に疎い私は、柳川の存在を知らず、柳川&大宰府に行く予定は全くありませんでしたが、博多の観光案内所のお姉さんに言われ、「へぇ~」と思い、行くことにしました。
観光案内所のお姉さんに聞くまで、リニューアル中で閉まっているとは知らず、水族館の「マリンワールド海の中道」に行こうとしていたため、お姉さんナイスでした。
西鉄福岡駅の改札前で「柳川・大宰府までの電車往復乗車券+柳川の川下り乗船券」がセットになった便利なチケットを購入し、電車でGO!
西鉄柳川駅に到着したら、川下りの舟の乗車場所までの専用シャトルバスが待っていたので、それに乗って、舟の乗車場所まで行きました。
舟の乗車場所です。
ちなみに、この川下りの舟には、色々な業者がいて、乗り場も色々あります。ヴェネツィアのゴンドラみたいですね。
それと、川下りならぬ、川上りもあります。
レンタルの「ばっちょ笠」がありました。
団体ツアーで、ツアー客に写真撮影してもらえる状況ならまだしも、さすがに、単独1人で、全く見ず知らずのお客さんがいる場で、ばっちょ笠をかぶる勇気はありませんでした。
舟に乗って川下り出発!
船頭のおっちゃんです。
腕時計だけ何か近代っぽくて不釣り合い感が出ていました。
ちなみに、女性の船頭さんもいて、1人見かけました。
船頭さんが持っているものは、棒で、おそらくその棒で川底をついて舟を進めていました。
川下り中に橋がいくつも出てきて、その下をくぐっていきます。
舟は、他のお客さんと乗り合わせなのですが、乗り合わせたお客さんに外国人もいました。
団体さんの貸切っぽい舟も見かけました。ネットで検索したら、貸切料金が書いていました。
水質はこんな感じで、見た目からして何か汚そうです。
途中、茶色の液体浮遊物が漂っていたりもしました。
「柳川を綺麗にしよう!」みたいなことが書かれた標語もいくつか見かけたので、おそらく現状、綺麗ではないのでしょう。
舟上での私の席が船頭さんの前で、しかも、船頭さんが川底をつく棒側だったので、この汚いと思われる川水が私に飛び跳ねまくっていました。
最初に舟に乗ったとき、まあまあ好位置だと思いましたが、残念位置でした。
周囲にマンションなどがあり、現代っぽさがありますが、それを除けば、まあまあ良い眺め。
柳川城堀水門。
この水門をくぐっていきます。狭いです。
アオサギです。大きい鳥です。
前日の夜、博多でもアオサギと出会いました。九州は、アオサギが多いんですかね。
なまこ壁が川の水面に反射。
花も水面に反射。
途中、川下りしている様子を記念写真撮影されます。
この小屋の中にカメラマンが潜んでいます。
写真撮影されたのは良いのですが、結局、その撮られた写真は、どこで入手できたのか不明でした(言っていた気もしますが、買う気がなかったのでスルーしていたかも)。
乗船記念看板です。
川上りしている結婚式の花嫁舟の登場です。
雰囲気が良い。
観光客に写真を撮られまくります。写真撮影されまくりはちょっとあれかもですが、見ず知らずの観光客らに「おめでとう」と言われたり、拍手されて祝福をしてもらえるので、それは、嬉しいかもしれません。
出発地点付近のマンション風景とは違い、それっぽい風情がある眺めです。
「柳川」って響きが合います。これぞ、柳川って感じです。
川下り中間地点の目印となる歩道橋です。
なんと川下りは、約70分間もあります。
てっきり、20分~30分ぐらいかと思っていました。
私の前に座っていた子どもが「まだ終わらないの~」と何回も言っていました。
ヴェネツィアのゴンドラとは異なり、景色が単調なため、これ以上は飽きて来て、この子どもの気持ちがわかりました。
川下りが飽きて来たときに、何か登場!
お姉さん(だったかな?)が立っている!!
看板には、「一期一會」と書いています。
舟版のドライブスルーです。
これは面白い。
お酒やソフトクリームなど色々売っています。
めんたいちくわを買いました。
おいしかったです。ただ、結構辛かったです。
ビールも飲みたかったのですが、川下り中におしっこしたくなる恐れがある、かつ、誰もお酒を頼んでいなかったので、やめました。
再び柳川で川下りすることはなさそうなので、まさに「一期一會(一期一会)」ですね。
のどかです。
船頭さんがちょくちょく冗談を言うのですが、乗客がその冗談に全然反応しなくて、なんかいたたまれなくなりました。
また、芸能人の妻夫木聡は柳川出身、この学校は誰々の母校などという芸能うんちくも船頭さんが話していました。柳川出身の有名人って、多いんですね。
すごい狭い橋。
すっごい狭い穴を舟で通る、カプリ島の青の洞窟に入るときを思い出しました。
網で魚を捕る仕掛け装置です。
再び、アオサギ。
船頭さんが何回か歌を歌うのですが、それがとても味があって良かったです。
ヴェネツィアのゴンドラは、高い料金を払わないと、乗船時間は短いですし、カンツォーネを歌ってもらえませんので、そこだけを比較すれば、柳川の川下りは良心的なお値段です。
福岡観光を満喫した感が出ました。
舟から降りてすぐに、「立花氏庭園(柳川藩主立花邸 御花)」があります。
この建物がどういう経緯で有名なのかはわかりませんが、とりあえず、入場料を払って建物内を見学。
一部、工事中で、本来どこまで見られるのかわかりませんでした。
また、この建物で、結婚式(披露宴?)をやっているっぽかったです。
琴奨菊と祐未夫人のパネルもありました。
琴奨菊は、柳川出身です。
庭園の「松濤園」です。
先ほどの建物の入場チケットで、「立花家史料館」にも入れました。
小さい史料館で、じっくり見なければ、10分ほどで、すぐ見て回れます。
柄デザインが西洋ブランドっぽい、派手な大名駕籠があると思いきや「女乗物」というらしいです。
身分が高い女性が乗る乗り物です。
昔から女性は、こういうブランドっぽいのが好きだったんですね。
「御所人形」。
見た目がシュール。
昔の人は、こういうフィギュアを見て、癒されたり、興奮したりしていたんでしょうか。
お次は、少し歩き、「北原白秋生家 北原白秋記念館」。
北原白秋は、詩人・童謡作家で、「この道」、「あめふり」など有名な作品があり、日本国民は、北原白秋作品の音楽を何かしら1度は、聴いたことがあると思います。
家の中は、こんな感じ。
隣にも建物があり、北原白秋にまつわるものが色々展示されていました。
木造漁船までもありました。
お庭は、こんな感じ。
この後、柳川散策もかねて、川下りした分を徒歩で歩いて、柳川駅に向かいました。
柳川は鰻で有名なので、うな重でも食べようと思いましたが、Tinderアプリでマッチングした福岡出身の方とチャットをしていたら、柳川のうな重より博多の「吉塚うなぎ屋」のうな重を食べて欲しいと言われたので、そっちでうな重を食べることにしました。
しかし、歩いていたら、「うなむす」と書かれた宣伝の旗が立っており、おいしそうだったので、購入。
出来立てホヤホヤのが出てくるかと思いきや、まさかの作り置きでパッケージングされたものが出てきました。
ふわっとおにぎりを想像していましたが、かっちりおにぎりでした。
これに海苔を自分で巻いて食べます。
味は、普通でした。作り置きではなく、出来立てホヤホヤで、ふわっと感があったら、もっとおいしかったと思います。
「オノ・ヨーコの祖父の屋敷跡」です。
屋敷跡といっても、この門しか残っていません。この門の裏は、さら地です。
「日吉神社」。
この日吉神社には、ニワトリ小屋とウサギ小屋がありました。
神社に人が私一人しかいない中、この小屋に近づいたら、ニワトリが一斉にめっちゃ鳴き出して、なんかニワトリが私に小屋から開放してくれと助けを求めているような不気味さを感じ、怖かったです。
「三柱神社」です。
川下りしていたときにすれ違った、花嫁舟に乗っていた新郎新婦でしょうか。
お参りしている姿をカメラマンが写真撮影していました。
この新郎新婦は、長い時間、何を願ったのだろうと思いつつ、新郎新婦のお参りの後に、私は、「今年度中に5億円儲かりますように」と願っておきました。
以上、柳川観光でした。
観光案内所のお姉さんに聞くまで、柳川の存在を知らなく、教えてくれたおかげで、柳川の川下り体験ができたので、本当に観光案内所のお姉さんナイスプレイでした。
できれば、お姉さんと一緒にプレイもしたかったです。
観光案内所も行く予定がなかったのですが、Googleマップで位置を確認していたら、近くにあったので、観光マップでももらいにふらっと寄ったのが正解でした。
私の中の観光案内所の株が上がりました。結婚相談所も行ってみたら、良かった!となるかもしれませんね。
柳川観光を満喫したこの後、大宰府に向かいました。
旅行記の続きです ⇒ 「男一人で学問の神様がいる大宰府にお参りしてきた」
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